健康寿命を延ばすために正しい医学を正攻法で学ぶ!

執筆者 | 21/05/20 (木) | コラム

こんにちは。中村直樹です。
昨日、今日とHRで中田さんが健康寿命についてお話されていました。
実は私も一人の専門家として世の中みんなの健康寿命の増進を目指しています。

平均寿命と健康寿命

日本の平均寿命は年々伸びており、令和元年では男性81.41歳、女性87.45歳となっています。
昭和初期は人生50年が当たり前でしたから、これはとても長いですね。
ただし、これを見て、「私もまだまだ楽しく人生を過ごせるな」と、老後の生活を夢見ている方は要注意です。
実は、これは健康ではない寝たきりの方も含めた年齢です。
65歳で定年して、男性だと16年、女性だと22年もあるわけですから、旅行やゴルフなど趣味に全力を注ぎたい気持ちは分かります。
では現実はというと、多くの方が70歳頃を境に活動が制限されてしまいます。
厚生労働白書によると「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」(健康寿命)はというと、平成25年の時点で男性71.19歳、女性74.21歳となっています。
なんと老後趣味に費やせるのは男性でたったの6年です。
それどころかその後10年以上障害を抱えて生きる必要があるのです。
もちろん障害の程度は人それぞれですので、不安な気持ちを抱く必要は全くありません。
あくまでも統計調査の結果であり平均値のお話です。

健康寿命はまだまだ延ばせる

健康寿命の増進を国が勧めだしたのはまだまだ最近のことです。
一人ひとりが気をつけて喫煙、暴飲暴食、運動不足などといった悪い習慣を辞めるだけで簡単に延ばせるはずです。
特に喫煙は絶対によくありません。
癌のリスクだけでなく、COPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクがあります。
COPDを患うと酸素ボンベを引っ張って生活することになります。
暴飲暴食に関しては中田さんのYouTube大学『空腹こそ最強のクスリ』をご覧ください。
現代人はとにかく食べ過ぎているのです。
特に炭水化物が多すぎます。
糖尿病の方は全国に1000万人います。
そしてその予備群の方も1000万人です。
合わせて2000万人、つまり6人に1人が糖尿病のリスクを抱えています。
糖尿病はそーっと近づいてきます。
症状が出てからでは遅いのです。

健康リテラシーを高める

私にできることは正しい知識をインプットし、啓発活動を行うことです。
以前に書かせて頂いた『誰でもその道のスペシャリストになれる!』で紹介したように、世界最新の医学はPubMedに掲載されています。
必ずしも最新の知見が正しいわけではありませんが、システマティックレビューやメタアナリティクスという手法により間違った知見は是正されていきます。
その後に出されるガイドラインはエビデンスレベルの高いものが紹介されています。
ガイドラインを参考にして、正しい見解をインプットし、多くの方に周知したいと考えています。

毎週金曜日20時から配信

その一環として『これが私の正拳突き!基礎医学を復習します!』という配信を毎週金曜日20時からPROGRESS【TV】で行っています。
そもそもは私が運営する非営利団体、一般社団法人アジアNOVASTストレッチ協会で会員様の教育のためにやろうとしていた企画です。
今まではメルマガとブログのみでしたが、PROGRESSに感化されて動画で一緒に学ぶ形態を取り入れました。
本当に感謝しています。
明日は3回目の配信、DNAについて簡単に学んでいこうと思います。
ご興味のある方、一緒に学んでくださる方を大募集しています。
一緒に健康寿命の増進を目指しましょう。

執筆者 | 21/05/20 (木) | コラム


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