PROGRESS【SIDE】STORY-メンバーとPROGRESSの歩み-

執筆者 | 21/05/31 (月) | コラム

PROGRESSには成長と発展の歴史がある。
それは中田さんの「挑戦と葛藤の歴史」であり、同時にメンバーとの「信頼と友情の歴史」でもあります。

PROGRESSが発展を続ける中で、イベントや制度が確立する裏に、実はたくさんのメンバーがいることをご存じでしょうか。
今回は、メンバーがきっかけとなった企画や、活躍をしたイベントなどをまとめたいと思います。

私が本コラムを通じて伝えたいことは、権威や功績ではありません。
どの制度にもその時の経緯があり、敬意をもって守り改善することが大切だと思うのです。

そして「誰にでもチャンスがあること」を知っていただきたいと思って書かせていただきます。

※本記事にお名前が登場する方には全員許可を取らせていただきました。

1.PROGRESS大学

太田隼平さん若林翼さん
メンバー交流のきっかけとなった動画投稿室。現在のIntroductionやTheaterにあたるグループです。過去のサロンメンバーインタビューという企画の際、太田隼平さんの発案がきっかけとなって生まれました。

メンバー同士で学び合える場所をコンセプトに始まったグループで、当初の名称は「PROGRESS大学」。
その後「教育実習室」へ名前を変え、中田さんもメンバーのプレゼン動画に対してコメントでアドバイスをするなど、コメントでの交流の基礎が出来上がりました。
その後様々な動画を投稿する「動画投稿室」となり、後に記述する「TV」に合わせて「MOVIE」へと変化、そして現在の「Theater」と「Introduction」に分岐しました。
なお、元のグループは現在のIntroductionに引き継がれているため、過去に遡ると既存メンバーの初々しい動画がたくさん見つかります。

中田さんがメンバーからの動画に着想を得ることも多く、若林翼さん手話の解説動画で紹介された「I Love You」の手話「:love_you_gesture:」は、PROGRESS共通のハンドサインとなっています。

参考:
PROGRESS大学発足のお知らせ(太田隼平さん)
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1293405110808401
豆知識手話「I Love You」(若林翼さん)
https://www.facebook.com/groups/282970169246035/permalink/333827877493597/

2.幸福洗脳会

幸福洗脳会は、PROGRESS発足時から続いていたオフ会の名称です。
中田さんのアパレルブランド「幸福洗脳」を着て集まることがコンセプトでした。

初回である2019年1月は15人以下のメンバーでしたが、コロナ禍になる前の2020年1月の幸福洗脳会では100人以上のメンバーが集まる大規模なオフ会に。
その運営の裏でたくさんのメンバーがスタッフとして参加し、買い出しや入場管理、飲食の提供などを行ってくださることで実現していました。

参考:
2月幸福洗脳会
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1553361398146103

3.PROGRESS RUN・FITNESS

尾藤朋美さん
健康のために運動を取り入れようと始まったPROGRESS RUN。走って健康になるだけでなく、メンバーが進行役を交代で行ったり、イベント後もXENOで遊んだりと、オフラインで強い絆を結ぶきっかけとなりました。

コロナ禍ではオンラインFITNESSに形を変え、Zoomや配信で参加しながら、自粛期間の運動不足を解消しました。最終回の参加者は定員の100人を大幅に超え、中田さんが入れなくなってしまうほど、皆に愛され、一体感を生んだイベントでした。

参考:
【第2回PROGRESS RUN ダイジェスト映像】
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1391975574284687/
3/21 PROGRESS RUN生配信
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1590398904442352/
PROGRESS FITNESS 最終回(尾藤朋美さん)
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/permalink/608360813109721/

4.ONE STEP/中田大明神MV

知世 千世さん滑川源さん北住健司さん
上新淳史さん関谷宗一郎さん

PROGRESSでは楽曲やMVの制作も行っており、メンバーが参加し活躍しています。
ONE STEP、中田大明神ともにボーカルとして活躍する知世 千世さんは、現役のアイドルであり、玉城 亮さん(Tさん)と同じく幸福洗脳の店舗スタッフでした。

楽曲はYouTube大学にも楽曲提供をしているバンドマンの滑川 源さん。編集・監修はセカンドチャンネルでもおなじみの北住健司さん。
和太鼓を叩いているのはメンバーインタビューも担当したパーカッショニストの上新淳史さん。篠笛を吹いているのは、早朝配信で異才を放つ篠笛のプロ関谷宗一郎さんです。

中田大明神のMVではさらに多くのメンバーが観客として出演しています。もし見たことが無い方はぜひ一度ご覧になってください。

参考:
【MV】ONE STEP / オンラインサロンPROGRESS
https://youtu.be/MkBDe8G4e9o
【MV】中田大明神 / 幸福洗脳BAND
https://youtu.be/gmGjxhLGeRA

5.PROGRESS生配信室

南畑義明さん
現在のPROGRESS TVの元となったのが、PROGRESS生配信室です。
誕生のきっかけは、コロナ禍でメンバー同士の交流が難しくなったこと。ホームルーム以外はオフラインイベントが中心だったPROGRESSも、コミュニケーションの方法を考えなおすタイミングに直面しました。

そこから個人間でZoom等を使用してオンラインの交流が活発になるも、「新たなメンバーが輪に入れない」という課題も発生するなど、決して万全とは言えませんでした。
そんな状況受け、南畑義明さんが生配信数珠繋ぎ「PROGRESS RADIO」の企画を立ち上げ、そこからの様々な議論の末にPROGRESS生配信室が誕生するのです。

コロナ禍で突然の隔離生活を送ることになったメンバーに、PROGRESSを開けばいつも誰かがそばにいる。オンラインシェアハウスとして、そして初めての誰もが平等なコミュニケーションとして、PROGRESS生配信室はメンバーの大きな支えになりました。

その後、1番組30分、同時配信2枠までというルールが生まれ、番組表が誕生。それはまるでテレビ番組のようで、「PROGRESS TV」へと名前が変更されました。

参考:
3/31~4/4朝の会
https://www.facebook.com/watch/live/?v=227529834969078&ref=watch_permalink
https://www.facebook.com/AtsuhikoNakata.official/videos/238805297508268
https://www.facebook.com/watch/live/?v=234417074608626&ref=watch_permalink

6.PROGRESS Zoom交流会

南畑義明さん西本勝也さん羽深将人さん方波見哲朗
生配信室と同時期、同じくコロナ禍を乗り切るべく、南畑義明さんを中心に、西本勝也さん、羽深将人さん、方波見哲朗(筆者)がグループとなり、Zoomの導入が行われました。

ZoomがPROGRESSに馴染むきっかけとなったイベントで、これまでの主流であったコメント交流から、離れていても中田さんと話せてメンバーと交流が出来ることに、驚きと感動が広がりました。

これ以降Zoomは基本ツールとして使用されており、中田さんとの交流はホームルームと授業生観覧に、メンバーの交流はクラス単位やビギナー交流会へと引き継がれました。

参考:
Zoom交流会ガイダンス(方波見哲朗)
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/permalink/626516114627524/
Zoom交流会最終回!(方波見哲朗)
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/permalink/824650084814125

7.4+1クラス/4クラス名改定

南畑義明さん坂本裕美さん伊藤郁磨さん平見愛弓さん

現在のPROGRESSのクラス制度は、メンバーの増加で交流が新たなフェーズに突入し、南畑義明さんの提案から着想を得て設立。完成までの前言撤回の嵐を皆で楽しみ、4クラスが誕生しました。

また、このころからビギナーサポートの充実が課題となり、ビギナークラスとアドバイスメンバー制度も始まります。
当初はクローズドな場でアドバイスメンバーのみでサポートする仕組みでしたが、価格改定に伴う加速度的な人数の増加に対応すべく、本体を使用したオープンなサポートに切り替わり、ビギナークラスは終了となりました。
現在もアドバイスメンバー制度は生かされており、2ヶ月1回、立候補と中田さんによる任命で選出されます。

また、時期を新たに、4つのクラスも進化を遂げます。これまでは他作品からのクラス名でしたが、オリジナル名をメンバーから募集することになったのです。
メンバーからのコンペ形式の募集はクラス名が初の試みで、坂本裕美さん、伊藤郁磨さん、平見愛弓さんらが選ばれ、今のクラス名である、ラグナリオ、ウォルクス、アリスカーナ、フラーシアが改めて誕生したのです。

参考:
CAMPの時間・特別篇(南畑義明さん)
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/permalink/586641018615034/
4/25朝の会 エリアとクラブを15個新設
https://www.facebook.com/watch/live/?v=2526696360912672&ref=watch_permalink
CAMPの時間・緊急提言:小集団作りのコツ(南畑義明さん)
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/permalink/587274401885029/
4/26朝の会【前言撤回】4クラス+1創設
https://www.facebook.com/watch/live/?v=239238384099912&ref=watch_permalink
4/27朝の会 クラス決定3STEPと移動制限
https://www.facebook.com/AtsuhikoNakata.official/videos/644128003103113/
4/29 朝の会 ビギナークラス&アドバイスメンバー制度開始
https://www.facebook.com/AtsuhikoNakata.official/videos/676183099873750/
8/6 朝の会【New】新クラス名決定!
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1715433778605530
【class】PROGRESS class名変更のお知らせ
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1715493565266218

8.価格改定

ヤギシタヨシカズさん
PROGRESS TVの盛り上がりなど、世間がコロナ禍で重たい空気の中、PROGRESSメンバーはその状況を逆手に、これまで以上に楽しむことが出来ていました。
それは素晴らしいことですが、その裏ではコロナ禍で大きなあおりを受け、サロン活動が続けられないメンバーもいた事実がありました。
ヤギシタヨシカズさんは、そんなメンバーに自身のプロカメラマンとしてのスキルを提供するとともに、サロン全体にも助け合いを呼び掛けたのです。

それを受け、中田さんはサロンの価格改定を決意しました。
当時5980円だった価格を、980円へと変更。突然の80%以上の値下げに、驚きの声も上がりました。

しかしその決断が、新たな仲間との出会いに繋がることになります。

参考:
今回の動画は、コロナの影響で困っている人に見て欲しいです。
https://www.facebook.com/groups/282970169246035/permalink/531816071028109/
4/30 朝の会「5/1からサロンの月額変更」
https://www.facebook.com/AtsuhikoNakata.official/videos/2580523612189330/

9.Online XENO

Yoshikazu Iwataさん
中田さんが開発したカードゲーム「XENO」も、コロナ禍により対面のプレイが出来なくなっていました。
Zoomを利用したオンライン対戦方法を考えるメンバーもいる中、Yoshikazu IwataさんはXENOのオンライン化に取り組みました。

機能だけでなく世界観まで膨らませたOnline XENOは、オンラインでのメンバーの交流にも一役買い、多くのメンバーがOnline XENOをきっかけに中を深めていくことができました。

参考:
【XENO】XENO onlineガイドライン&エラー報告スレッド
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1627739257374983

10.PROGRESS校歌/Re:future

広森茜さん新村拓之さん
アリスカーナメンバー

YouTube大学のEDにも使用され、「次は、あなただ」の掛け声とともにたくさんの仲間を呼んだRe:Future。現アリスカーナのメンバーを中心に作り上げた合作です。

PROGRESS校歌は、皆で歌える一体感を重視した楽曲。新村拓之さんが作曲し、広森茜さんが歌いあげました。
校歌が完成したことで、終わらない学校としての世界観がより深いものになりました。

参考:
6/19 朝の会 PROGRESS校歌完成!
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1671453016336940
【PROGRESS校歌 使用ガイドライン】
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1671655706316671
「Youtube大学新ED曲」メンバー集結!制作裏話♫
https://www.facebook.com/kazuya.ohtani.1/videos/10223328781873056/

11.24時間PROGRESS TV

飯牟礼 隆弘さん
メンバーが発案し、メンバーが盛り上げた企画と言えば24時間PROGRESS TVです。
本来の24時間テレビさながらに、PROGRESS TVの配信が隙間なくつながれ、たくさんの特番企画も配信されました。

最も驚くことは、これらの企画実行は発案者の飯牟礼 隆弘さんを中心に、全てメンバーのみで行ったということです。
海外に在住するメンバーや早朝や深夜の時間帯に活動するメンバーまで、場所も時間も異なる皆が一体となり一つの企画に取り組む姿は、後の学園際に繋がる大きなヒントを与えてくれました。

参考:
24時間PROGRESS TV
https://pgpub.space/wiki/progress-wiki/24%e6%99%82%e9%96%93%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%ac%e3%82%b9tv/

12.PROGRESS学園祭~はじまり~

全メンバー

PROGRESSで一番大きなイベントを挙げるなら、PROGRESS学園祭は外せません。

コロナ禍の情勢により途中で完全オンラインに切り替えることになるなど、決して順風満帆ではなかった道のり。

それでも、演者、技術者、裏方、そして視聴者の全員が、このお祭りを全力で楽しもうという姿勢で取り組んだことで、学園祭は見事大成功を収めました。

熱狂を作るのは他でもない自分たちであると知り、全員が参加者となり中田さんを唯一の観客とした学園祭を作り上げた、とても大切な瞬間でした。

※学園祭は書こうとするとそれだけで1冊の本になるので、別のコラムで詳しく書こうと思います。

参考:
PROGRESS学園祭~はじまり~
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1784113268404247/

13.PROGRESS修学旅行

Yuito Taguchiさん南畑義明さん
学園祭を終え、シンガポールに旅立つ準備を進める中田さん。
その一方で、中田さんとメンバーとの交流は、確実にオンラインのみになってしまうことは変えようのない事実でした。

もはやオンラインのみの交流に不安を覚えるメンバーはいなかったと思いますが、せっかくなら思い出は作りたいというのも人の性。
各々にそんな思いが募る中、Yuito Taguchiさんを中心に、南畑義明さんの経営するキャンプ場での修学旅行プロジェクトが立ち上がったのです。

修学旅行では、田口唯人さんの緻密な設計の元、PROGRESS TVやZoomといったPROGRESSで培ってきた交流の力が遺憾なく発揮され、現地メンバーとオンライン参加メンバーがともに楽しめる修学旅行となりました。

参考:
【公式】PROGRESS修学旅行 1日目配信(田口唯人さん)
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1808573669291540

14.PROGRESS PUBLIC

方波見哲朗
もうひとつ、メンバーの中で流行していた楽しみの一つが「PGグッズ物販」です。
PROGRESSのロゴを使用して、オリジナルグッズを作り販売する楽しさ。そしてそれを補完する販売所であるPROGRESS PUBLICという場所がありました。

現在はその姿を変え、案内所とコラムを掲載できるPROGRESSのポータルサイトとしても新たな楽しみ方の一つとしても、ご愛好いただいております。

参考:
PROGRESS PUBLIC ガイドライン(方波見哲朗)
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1913735395442033/

15.N Project

米倉八潮さん
中田さんが移住を終えるころ、中田さんが最も熱意を込めて挑戦していたことが、「顔出し引退」です。

最も重要なことは、今後の自身の姿となるアバターデザイン。

そんな責任重大なコンペで、見事選出されたのが米倉八潮さんの「N」のアバターです。
プロのデザイナーである米倉八潮さんのアバターは、一度見た者の心を離さない不思議な魅力がありました。

しかし、何より驚いたことは、その根幹である「顔出し引退」が、ものの数日で顔出し引退撤回。まさに「前言撤回」をしたことです。

しかし、その後の中田さんはエンジン全開、これまで以上の面白さで挑戦を繰り広げています。もちろんこれはN Projectあってこその結果でしょう。

参考:
フェイスシールド計画”N Project ” アイコン募集
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1890404107775162/
N Project”デザイン案決定
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1903176379831268

16.CARL VON LINNÉ

Kiyomi Tanakaさん村松啓一さん
そして現在も進行中のプロジェクトが、新アパレルブランド「CARL VON LINNÉ」です。
このプロジェクトは、ブランド名からロゴまでをコンペで募集、
これまで以上にメンバーが参加しやすい考えられた仕組みで、皆がプロジェクトの当事者になれたイベントでした。

Kiyomi Tanakaさんのロゴは、皆で作り上げるブランドゆえに、イメージが定まりづらいというCARL VON LINNÉの難しいオーダーを見事に表現していました。
Kiyomi Tanakaさんはパリ在住のブランディングデザイナー。その培ってきた才が、国を超えてサロンメンバーと共有されるという、PROGRESSのグローバルさを改めて感じるコンペとなりました。

そして、実際の制作を担当されるのは、村松啓一さん。
幸福洗脳ニットを始め、これまでの実績とその謙虚な姿勢から、良質な服を作ってくださることに全幅の信頼を寄せられるメンバーです。

最高のロゴに最高の服。CARL VON LINNÉのために早く冬が来てほしいと思えるほどです。

参考:
新アパレルブランド ブランドマーク最終選考
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1939251019557137/
新アパレルのロゴマークの決定
https://www.facebook.com/groups/1196386067176973/permalink/1941407676008138

17.これから

いかがだったでしょうか。

PROGRESSは才能ある方だけが活躍する場ではありません。

それはこの歴史を見れば分かります。
もちろん磨きぬいた才も評価されますが、何よりPROGRESSのことが好きで、メンバーが好きな方が活躍しているのです。

そう、これからのPROGRESSは、あなたが活躍する番かもしれません。

みんな、あなたを待ってます。

 

※本コラムにお名前を挙げさせていただいた方々だけでなく、全ての企画にはそれ以上にそのメンバーさんや企画イベントを支えてくださった方々が多くいらっしゃいます。文量の都合もあり、全ての関係者をご紹介できないことをお許しください。

 


最後に応援会員限定で、本コラムから自分自身で感じた感想などを書いていきます。


 

中田さんによるPROGRESSのストーリーの出力。
これまで体験してきた歴史と、私の入会よりさらに以前の未体験の歴史。
それらに改めて触れられることが嬉しかったです。

そして、その電子書籍は外向けにも販売をしていくとのこと。
新たな挑戦に胸が躍るとともに、一つの考えが頭に浮かびました。

ということは、人に焦点を当てた内容ではないだろうな。

外向けに販売する書籍でメンバー個人のことを書いても、流石に理解してもらうことは難しいだろう。
主人公は中田さんであって然るべきだし、私だって中田さんの葛藤と前進の歴史を読みたい。素直にそう思いました。

しかし同時に、これまでのメンバーの活動はどこに記されるのだろう、とも思ったのです。

実はPROGRESSのメンバーは、過去の活動内容を誇らしげに語らない人が多いです。
それは中田マインドの一つだと思っていて、常に前進を続けるPROGRESSにおいて、過去は過去として認識している方が多いからではないかと思います。

ですが、過去の歴史を知ることは、これからをより良くしていくためにも重要なことだと思っています。

なぜならPROGRESSは「完成されたサービス」ではないからです。
例え既にサロン先進国であっても、その歩みを止めることはありません。
先進国としての成長をし続けているのです。

そして、その成長の影には、他でもないメンバーの姿があります。

サロンオーナーも、運営スタッフも、そしてメンバーも。
皆が努力を重ね、知恵を絞り、作り上げている。

であれば、メンバーの歴史も記録として残っていてほしいと思いました。

しかし、こうした個人に焦点を当てた内容は、賞賛するものであろうがなかろうが、公的には行いづらいものだとも理解しています。

それは、地位や役職が人格を歪めてしまうことがあるように。

賞賛や実績を純粋に嬉しみ、心の支えにしてサロン活動や自身の活動の推進力にすることは非常に素晴らしいことだと思います。
私自身、Zoom交流会の運営をさせていただいたことがきっかけで、サロンメンバーの皆様とより深く交流し、様々な挑戦が出来るようになったと思っています。

しかし、自身の番組を持ったり、ホームルームでピックアップされたり、何かしらに選出されたことなどをきっかけに、自我が暴走してしまう事態も、極稀であっても心当たりがないとは言い切れません。
誰かと同じくらい努力したのに選出されなかった人の自己肯定感が爆下がりして、涙で目の前が見えなくなったまま、特大の火炎爆弾を作り出してしまうこともあるでしょう。

しかし、それらの一部の懸念のために、全力で取り組んでくれたメンバーの名が消えることは、やはり純粋にもったいないと思います。

だからこそ、公式が残せないメンバーの歴史は、メンバーが残せば良いと思ったのです。

そして、記事を書いた結果、こうしてPROGRESSの歴史を歩んできたメンバーは、みんなPROGRESSが好きで今も活躍するメンバーばかりだなと感じました。
もちろん公的なルールや制度でなくとも、PROGRESSやそのメンバーのことを思って独自に活動したり、楽しんでいる人も多いでしょう。

そうした一つ一つが、全てPROGRESSの歩みであり、歴史を作ります。

記事の冒頭にも書きましたが、「誰にでもチャンスがあること」が伝わり、今後の皆様の挑戦がさらに増えたらいいなと思い、今回記事にさせていただきました。

 

お読みいただきありがとうございました!

執筆者 | 21/05/31 (月) | コラム


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