僕と中田敦彦

執筆者 | 21/07/01 (木) | コラム

【僕と中田敦彦について】

※普段は中田さんと呼ばせてもらってますが敢えてフルネーム略称なしです。ご了承下さい。

初めての投稿です。テキストを何を書こうか、どう書こうか悩んでいたのだけれど、みんなが書く文章を見ていて猛烈に何か語りたくなってきた。

そして、今、僕は中田敦彦を語りたい。

僕の人生の分岐点にいつも、彼がいたからだった。

【出会い】

僕が中田敦彦をはじめて見たのは、2005年頃のエンタの神様だった。覚えているのは彼らがおしゃれでかっこよくて、年もさほど変わらずに瞬く間にスターになった姿だった。

一方、自分は、大学で演劇を学ぶべく通い、初歩的なミスを繰り返しては人望を失い続け、挙げ句の果ては逃げ出すという。なんとも恥ずかしい程に腐っていた。虚勢で自分自身を滅ぼしていた。

家にも帰らずに友人の家に寄生して酒を飲み、遊び、ゲーセンに通い。仲間内と細々と演劇を続けていた。

TVの中で燦々と輝くオリエンタルラジオを恨めしく思っていた。売れない芸人のやっかみとほぼ同じである。

「あぁ、俺だっていつかは売れてやる。」

「あんなん、笑いじゃねーよ」

まるでダメな奴だった。そして、ダメな奴なりの悪足掻きとして子役事務所で働きはじめた。

それでもまだ、ダメな奴から抜け出せなかった。

仕事のミス。上司との不和。ずーーーっと何にもない。中身のからっぽな奴。

ただ、演劇だけは続けてきて、多少の評価をされて、少しだけ、ほんの少しだけ自信を取り戻していた。

事態が好転するまでにもがいてもがいて2年ぐらいかかった。人生の一生分くらい色んな人に迷惑かけて怒られていたな。

過去の自分に戻れるならもっと余裕を持て!

ちゃんと成長してるぞ!

って言いたい(笑)

【パーフェクトヒューマンが来た!】

2014年、結婚して長女が誕生したのを機に転職した。

この頃、あまりオリエンタルラジオを見なくなった。そして、自分は現職へと転職した。前職の失敗から無我夢中で働いた。まるで新卒の社員のように真っ直ぐに、ただひたすら前を向いて働いた。スタートを斜に構えない、前だけ見て余計なこと考えない人生は本来、自分の持ってる性格だったことに30歳にして思い出した。

没頭するように仕事を覚えた。

するとちょっとだけ、仕事で評価してもらえるようになった。

仕事を覚えて2年ぐらいした時、YouTubeの中で中田敦彦が再び現れた。パーフェクトヒューマンだ。この時はもう見る目が変わっていた。

「もう一度、返り咲きにきたんだ!あっちゃん!行けっ!やってやれ!!!」

心の底から応援していた!僕が人生をやり直しているときにあっちゃんは再びブレイクしに来たのだ!俺のことを応援しにきたんだ!!

カラオケでは歌の上手い後輩を捕まえて、飲み会の度に中田敦彦の真似をした。先輩たちも後輩たちも爆笑だった!喜んでもらえた。嬉しかった。

あっちゃんがこれをお笑いに昇華したことにちょっとだけ近づけた気がする。

この時から僕は中田敦彦を見てた。けど、色々なことに忙殺され。また、中田敦彦への火は再び消えていた。

中田敦彦も再びTVで見る機会が減ってきていた。

【YouTube大学が始まった!】

子供の育児と仕事と毎日繰り返してきて、飲み会もそうそうは行けなくなって。しばらくして、急に中田敦彦はYouTubeに現れた。公園で何か喋ってた。何、喋ってるのかよく分からなく。

しばらくしたら世界史の話を初めていた。

結婚して自分と同じぐらいの子供がいて、何かしている。そして、自分も大好きな歴史。没頭した。新しいYouTubeが出る度に毎日見てた。楽しかった。

仕事と育児の間に教育という最高のエンターテイメントを、提供してくれていた。

通勤電車の日課になった。

見終わると妻に興奮しながら喋っていた。

妻は見てなかったから、ポカンとしたり、ときに賛同したり意見をくれたりした。

また、中田敦彦に夢中になったんだ!

そして、プログレスというオンラインサロンが目に止まった、、、、、

【PROGREESに入った】

月額5980円、、、、、高いよ。何やってるか分からないのにパパのお小遣いじゃ入れないよ。。。

でも、入りたい!

中田敦彦好きとYouTube大学を語りたい!!

そういう気持ちがどんどん高まっていってある日。月額が下がっていた。

これなら!!

と思い。僕は今ここにいる。

ここからは楽しい日々の連続だ。

何をしてるか、どんなことをしたかは割愛するがとにかく僕の人生はここから豊かさが何千倍にも、上がった!

たくさんの友人との出会い。

中田敦彦への尊敬と敬意、そして、感謝。

大丈夫!

人は何者にでもなれる!

今からでも!!

ただ、ありがとうを書くためにここまで来てしまった。

読んでくださった方は本当にありがとうございます。

こんな僕の話をさせてもらいました。


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