混沌を泳ぐに行きつくまでの顛末、そして読了後感想

執筆者 | 21/07/22 (木) | コラム

すでに混沌を泳ぐを読まれた方も、まだの方も、ご安心ください。

ネタバレをするつもりはございません。(最後の方にほんのり言及は致しますが、具体的な内容まではお伝えいたしません)

私は、ニューヨークに在住しております若生円佳(わかいきまどか)、ニックネームをまどりーなと申します。初めましての方、すでに仲良くして下さっております皆々様、どうぞよろしくお願いいたします。

今回「電子書籍」販売となった我らがあっちゃんのPROGRESSヒストリー本「混沌を泳ぐ」が出版されるにあたり、一点だけ心配しておりましたのが、「私は読めるだろうか?」でした。

実はKindle(キンドル)のアプリは以前からIphone携帯内にダウンロードしていたものの、唯一うまく保存出来て読むことができた本は、最初に無料キャンペーンで入手できた7冊のみでした。

それ以降購入しようにも、無料でもらったとしても、なぜかキンドルのページで開くことができなかったので、大変心配しておりました。

そして当日心配は現実となり、出版の一報を見てすぐに購入に向かうも、まずは「あなたの国からはこの本は買えません」と英語で警告が出ました。

ああーやっぱり無理だった!

絶望に打ちひしがれて咽び泣きそうになりましたが、私を奮い起こしたのは、「絶対に読みたい」という『執念』でした。

普段の私ならそこで諦めて、物理的な紙の本をなんとかして購入するか、読むこと自体を諦めてしまうのですが、いかんせん今回はあっちゃんの、電子書籍オンリーの、しかもPROGRESSのヒストリーとあっては絶対に諦められませんでした。

しばらくアマゾンと、キンドルのアプリ内を行ったり来たりして、見えるボタンをこねくり回しましたが、やはり買えない・・・

そして耐え切れずツイッターで「買えない・・・」とつぶやくと、「ここで買えますよ!」と、今まで見ていたページとは違った購入リンクを貼り付けてくださったメンバーさんがいらっしゃり、そのブラウザー画面から購入を押すと・・・・・・

買えた!!

でもやっぱり、キンドルのリストには現れない・・・ かろうじて、ブラウザーの注文画面からサンプルとして第三話までは読めましたが、三話より先は読み進めませんでした。

やっぱり、日本の書籍はアメリカでは読めないのか・・・

とはいえ、今回は注文番号という泣く子も黙る証拠があります。「この注文番号さえあれば、なんとか先に進める!」と、血気盛んにアマゾンのコールセンターに電話をかけました。

過去の経験から数十分、ひどいときは1時間以上かかるであろうことが予想できるので、普段は腰が重くなってしまい、数百ドル以上の損をしない限りは諦めていました。

しかし今回は値段ではなく、「絶対に読みたい本がここにある!」という強い思いから、そのヘビー級に重い腰を浮かせることとしたのです。

電話に出たのは、とってもゆったりとしたお話しの仕方をされるお姉さんで、原因が全くわからない私に大変辛抱強く付き合ってくださり、どうやら私のアプリの登録情報がアマゾンのシステムでは認識されていないようだ、ということが判明しました。

様々な情報を伝えた上で、ようやく私の登録情報がシステム上で確認できたときに、なぜか買ったはずの本が見えないこと、キンドルとの互換性が無いことが判明しました。

一度パスワードを忘れたこととして、あらたにパスワードを設定しなおしてみて、と言われその通りにしてみました。

すると…

見えた!見えたわー!!(歓喜!!!)

あまりの嬉しさに、お姉さんに抱きつきたい気持ちを精一杯の言葉でお礼を述べました!

You made my day!! (あなたのおかげで最高の一日になったわ!)

お姉さんもそれを聞いて、とても嬉しそうでした!

約一時間という長い電話に、根気よく、一度も面倒そうな声もため息も出すことも無く、とても丁寧に私のトラブルに付き合ってくれたアマゾンのコールセンターのお姉さん。アメリカのサービスも捨てたものじゃないなあ、と見直してしまいました♪

そして、ついに「混沌を泳ぐ」を最後まで読むことが出来ました。

ああ~、そんな過去があったんですね・・・。

品川のホーム・・・、本屋でのエピソード・・・、メンバーからの強い声、これほど有名人になっても、こういう思いをされたからこその今がある!(多くは語りません!語りたいけど!w)

葛藤と不安と焦りという混沌を、ひたすらにもがきながらも前進を繰り返すお姿に、心から感動しました。そしてその心の内をさらけ出す勇気。向かい風のど真ん中に立って受ける姿勢。

全ての経験が骨となり、血となり、肉となり、オーラとなって今のあっちゃんを輝かせていると思うと、今後未来に放つであろう光のまばゆさに、少しめまいを感じるほどでした。

途中からは私も知っているエピソード、そして毎日のHRで聴いてきたお話の数々。

ああ・・・この文章のどこかに私自身も1人のメンバーとしてほんのり入っているんだ、そう思うと感慨深く、心から愛おしいと感じました。本を、しかも電子書籍を愛おしいと感じるなんて初めての経験です。

何一つ隠そうとしない赤裸々なヒストリーを語られたあっちゃんの言葉たち、それを見事に受け取って趣深く、読みやすい文章に構成されたくわはらまりほさんの文章力、それを凝縮された関谷宗一朗さん作の印象的な題名、各章各話に皆様の応募からくわはらまりほさんが選ばれた副題名の数々、凛とした美しさでこの本の表紙を彩る岡田真由子さんの作品、そして即販売できる電子書籍。

どれひとつとして欠けては成り立たなかったであろうと思える奇跡のケミストリーで生み出された本が、海を隔てた私が翌日に読めるという歴史的な瞬間に立ち会えた喜びに、読了後には涙が流れていました。

「この時にPROGRESSメンバーであった私は、最高にラッキーだ!」と、将来5冊目を手にする頃には思い切り自分を褒めるであろう未来が見えました。今から心が躍る気分です!

本当にPROGRESSに入って良かった!

もっとたくさんの方に出逢いたい、学びたい、そしてあっちゃんの輝く未来を見守りたい、サポートしたい!

その為に、私は私のできる方法とペースで交流を続け、大変微力ながらも、立てる打席には積極的に立っていこうと思います。

どうか皆様、そしてあっちゃん、これからも末永くよろしくお願いいたします♪(^o^)/

以上、本に行きつくまでのドタバタ顛末と最後の感想は、アマゾンの評価の欄には書ききれそうになかったので、こちらで独白させていただきました♪ このような場を作ってくださった方波見さんにも心から感謝申し上げます。(アマゾンには別途短めに書かせていただく予定です)

長文大変失礼いたしました、最後までお読みくださり誠にありがとうございます!

いきてて たのしい!(過ぎる!!)


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