こんにちは!Takako Katie(ケイティ貴子)と申します。2020年12月入会、ラグナリオに所属しております。
初めてのコラムです。私があっちゃんから「セレブケイティ」というキャラをもらい、勝手に苦悩し、成長した記録を書いてみました。
読んでいただけたら、とても嬉しいです。
普通の朝が、運命の朝になった
2021年1月25日。この日、私の運命は変わった。大袈裟じゃなく、そう思っている。
その日、いつも通りに、息子を幼稚園へ送り届け、帰ってきて、ホームルームを聞いていた。最初は家事をしながら、後半は家事を終え、リビングのテーブルで、のんびりと。
当時はまだzoomには入る気がなく、Facebookでコメント参加していた。皆のコメントを読んで笑ったり、納得したり、自分もコメントをして、それに反応をいただいたり、とても平和で、楽しい朝だった。
後半も後半になり、あっちゃんが言った。
「ナカタ、今日はどうやらひまですね」
「YouTubeコンサル、しまーす」
この頃、あっちゃんはサロンメンバーのYouTubeチャンネルにコンサルをする、ということをランダムにやってくれていた。ホームルーム中、時間があるときや気が向いたとき、突然行われる。
YouTubeの世界でも大成功しているあっちゃんのサロンだけに、サロンメンバーにはYouTubeをやっている方も多い。すでに何度かコンサルは行われていて、私もそれを聞いて、自分に当てはめて勉強していた。私もYouTubeを頑張っていて、でもちっとも伸びなくて、苦しんでいたから。
武勇伝でデビューした頃、「すごい人だなぁ」と遠くから見てきて、YouTubeを始めたときも、カジサックさんを見ていたので、その流れで知り、特に日本史の授業で大ハマりしてからは、ほぼ欠かさずYouTube大学を見てきた。
そんなあっちゃんの話や考えを聞ける場所、PROGRESSにいれば、きっと何か、YouTubeのヒントを自分で拾えるはず、というのが、実を言うと、私の入会動機の一番大きなものだった。
だから、あっちゃんがメンバーのコンサルをし始めた時、ビックリしたし、いつか私も…と夢見るようになった。ぜひともアドバイスをいただきたかった。にもかかわらず、この日までずっと立候補をためらっていた。
なぜなら、「まだ自分は、PROGRESSの新人だから」。
コンサルを見ていると、「あ、○○さん、とうとう!」みたいな雰囲気で、古参メンバーが古参メンバーのコンサル指名に喜んでいる様が見える。無名の新人の私が立候補するなんて、おこがましいし、盛り上がりにも欠けるだろうな。勝手にそう思って、ずっと手を挙げられずにいた。
だけど、この日は勇気を出して、立候補した。
なぜかというと、入会して1ヶ月半。あっちゃんが、PDCAを高速で回し、今日やると言ったことを、明日もやるとは限らない、ということを骨身に染みて分かってきていたから(笑)。
「YouTubeコンサルをいつまでもやってくれるとは思えない」
この焦りが、「新人の私が手を挙げるなんて」という不安よりも勝り、私は立候補し、そして、選んでいただけた。
(実際にあっちゃんはその後、YouTubeコンサルをしなくなっていった)
あっちゃんの奇跡のYouTubeコンサル
コンサルでは、あっちゃんが丁寧にチャンネルを見てくれる。それは、これまで見てきた他の方々のコンサルで分かっていた。
当時登録者数が41人の、私の大切な、でもとても小さなチャンネルを、あっちゃんに、そしてたくさんのサロンメンバーの方々に晒すのが、少し恥ずかしかった。でも、それよりもラッキーにも選んでいただけて、私は画面を見つめて、心臓が飛び出しそうにドキドキしていた。
ヘッダーへのダメ出し、再生リストを見ての、内容全体に関してのダメ出し。優しい口調だけれど、ビシバシとアドバイスをくれるあっちゃん。すごく嬉しかった。ここまではっきり言ってくれている!あっちゃんが!私のYouTubeチャンネルについて!その興奮で、ワクワクした。
その頃、サロンの中に、私のことを知っている人はほとんどいなかった。
入会して1ヶ月半、ホームルームにはほぼいつもいて、コメント交流している方はいた。Twitterもわりとすぐ作ったので、そこでもコツコツ交流していた。他の方々を見習って、愛称をつけてみたり、いいねやリプをしたり、いろんな方と話すきっかけを探っていた。だけど、無名だった。誰も私を知らなかったと思う。
そんな状態で、コンサルは続く。一番再生されている動画を、あっちゃんが見てくれる。
「ラデュレ・クリスマス・アフタヌーンティー」、友達と行ったアフタヌーンティーの様子をまとめた動画で、私のチャンネルの中で、当時唯一と言っていいほど、たくさん再生されていた。
動画を見ながら、あっちゃんがだんだん楽しそうにヒートアップしていく。あっちゃんの中で、「アフタヌーンティー=セレブ」というイメージが元々あったようで、
「裕福!」
「はい、セレブですね」
「お城ですか?」
など、動画を見ながらのツッコミが続く。私は画面の前で大爆笑していた。自分では、自分をセレブだと思わないし、ましてやそれを動画で見せようなんて1ミリも思っていないのに、そう受け取られるんだ!おもしろ!そう思って、あっちゃんのツッコミやいじりにひたすら笑い続けた。
コメント欄の中には「こんなにいじって、大丈夫?」と心配してくださる方もいらした(そしてその優しさにとても嬉しくなった)が、コンサルをお願いした時点で、色々なことを言われるのは覚悟していたし、こんなに楽しい時間にしてくれるなんて、感謝しかなかった。
コンサル後のバブルと苦悩
このように注目していただき、「あのホームルームは神回だったね!」「過去最高の回だった!」とおっしゃる方もいるくらい、大盛り上がりのコンサルとなった。
コンサル中に「セレブケイティと執事松田」というキャラクターまでできあがり、私はこの日、突然PROGRESS内有名人となった。
あっちゃんがコンサル中におふざけでオススメしていたように「庶民の皆様、ごきげんよう」とTwitterでつぶやいてみると、見たことがないほどのいいねがつく。皆さんに「コンサル楽しかったね」と言ってもらえる。
コンサル翌日に初めてTV配信をして、「私はこういう者です」とお伝えしたときも、多くの方が興味を持って観にきてくださった。
嬉しかったけれど、私はかなり怖くもなっていた。
無名新人時代、私はコツコツ細かい交流を重ねて、少しずつ居場所を作ろうと努力してきた。いつかきっと、もっと自分にとって居心地の良い空間になるはず。そう信じて、焦らず、楽しんでいた。
コンサルをお願いしたとき、もちろん多少は「これで少し、皆さんにも存在を知っていただけるかな」という気持ちはあった。だけど、まさか30分ものコンサルで、あっちゃんにいじり倒され、キャラ付けやキャッチコピーまで付けられるとは、一切、想像もしていなかった。
少しずつ、コツコツ努力して居場所を作ろうと思っていたけれど、ラッキーで、居場所をつかんでしまった。そんな風に当時は思った。ズルをしたような気持ちにもなった。
また、知っていただき、面白がってくださる方もたくさんいらっしゃった。
でも同時に、「私もコンサルしてほしかったのに」「あっちゃんにいじってもらって、いいな」「ずるいな」そういう気持ちがある方も、当然、いらっしゃる。
それに、自分としても、例えば、誰かのTV配信にお邪魔して「こんにちは!」とコメントをしてみると、配信者の方が、ご自身の話を止めて、「あ、ケイティお嬢様ですね!ごきげんよう!コンサルすごかったですね〜」などとおっしゃって、私は、せっかく配信している方に「セレブケイティ降臨」とでもいうような形で、邪魔をしている気分になった。
どなたがケイティキャラ面白いねと思ってくださっているのか、どなたが、そうじゃないのか、不安と疑心暗鬼にかられ、自分の立ち位置がよく分からなくなっていたのだ。
<後編へ続く>
微妙なところで終わっていますが、今は全て自分の気持ちはスッキリしていて、PROGRESSをめちゃくちゃ素直に、ただただ楽しんでいますので、どうぞご心配なさらぬよう…?
後編も数日以内に出します!
後編も数日以内に出します!
<追記>後編アップしました:https://pgpub.space/18080/