「マッチョと言われたら考えてほしいこと」

執筆者 | 21/09/10 (金) | コラム

※このコラムは特定の人を攻撃したりするものではありません
そして、繊細さんであれ、非繊細さんであれ、あり得ることだし
僕もあり得ることなので自戒も込めて書き綴っていきます。

マッチョだよね!の2つの意味

最近配信のコメントやTwitter、zoom通話などでも誰かの話に対して、「マッチョだよね」だったり、「僕、マッチョなんで」だったり、「今日のHRマッチョだったー」というようにマッチョという言葉が多用されています。

マッチョ=強い 前衛的 みたいなイメージで僕は捉えているのですが、
どうやらこのマッチョという言葉は、二種類の意味で使われていると感じます。

これは僕自身の繊細さんセンサーと言えるのかもしれませんが
笑いながら「今日マッチョだわーー!」って高揚感のニュアンスが乗っている時と
泣きながら「今日、マ、マッチョですね、、、、」なんていうように マッチョな発言に傷ついている時があるなぁと感じます。

この時に前者のマッチョは、思想が強かったり、攻めの姿勢だったり、むしろ人に活力を与えるようなお話をしている時に使われます。
後者のマッチョは置いてけぼりにしたり、配慮がなかったり、内容、口調ともにトゲトゲしい言葉遣いをしている時に使われます。

つまり「強い」場合と「トゲトゲしい」場合にこのマッチョという言葉は使われるということですね。

マッチョと言われた時に「あれ?いまのトゲトゲしいのかな?」ってちょっと気を留めてほしいのです。

実は僕自身も前者の意味合いでも後者の意味合いでも言ったことがあります。
だからこそ、コメント欄の空気感で、活力に満ちた「強い言葉」なのか「トゲトゲしい」のかある程度判断ができます。

前者は気にしなくて大丈夫です!
マッチョであっても人への活力になります。
強い言葉でも強い思想でも構いません

お届けする時にしっかりとお届けできるように配慮という優しさをまとわせて喋っていればマッチョな言葉だとしても、誰も泣かないし、むしろみんなやる気に満ちるものです。

後者は気を付けなければいけません
強い言葉の時はもちろんですが、
普段日常会話をしている時でも人を傷つけている可能性があります。
だから努めて配慮というやさしさをまとわせて喋ることが大事なのではないかと思います。

で、優しくしてまっせという方もですね、オブラートだとその凶器は柔らかくできないのです。
もっと優しく包みましょう。マシュマロでくるんだ上でわたあめで囲うくらいのイメージでやっと人に届く言葉になるのです。

文字と喋りのコントロールの違い

配慮をしてお話しようなんてこと書きましたが
僕も文字で配慮を持ったやさしい文章を書くのは苦手です。

おはしゃぎはめちゃめちゃ楽なんですが、今ここで踊れと言われたらキーボードの上でラ・ラ・ランド開園させるくらいおはしゃぎできるんですが
だれも傷つかない優しい言葉を文字で綴るのは苦手なのです。

だけれど、優しい言葉を喋るのは得意です。

こんな感じで、「文字」と「喋り」どっちも苦手、どっちかは苦手でどっちかは得意 どっちも得意という人がいるのです。
こればっかりはまず自覚した上で、とにかく場数を踏んで、自分の意識と見ている人の意識のズレを修正していくしかありません。
ただ、そうやって修正して得た言語のコントロール力は一生モノです。
「人にこう思って欲しい」ってなったらそう思ってもらえるような文や喋りが出来るようになります。
是非試してみてください

指摘する側も気を付けよう

と言いつつも、「マッチョだよね」という言葉、配信している時に見たら
「伝えたいこと聞いて」ってなったりするわけなんですね。

だからやっぱりコメントや言葉で指摘する時は、配慮をまとわせた上でストレートに、「話し方にトゲがあるから優しく言って欲しい」
と言った方がいい気がします。
これもまた難しいんですけどね、ストレートに言いすぎると刺し過ぎちゃう
やわらかく言いすぎると伝わらない、だから、これもまた場数を踏むしかないと感じています。

また、繊細さんあるあるとして、ストレートに指摘する時は完全にレッドシグナルだっていう場合があります。

例えば
腕が痛いんだけどなぁ、まだそこまで言うべきことじゃないか「・・・・。」
七日後
ぎゃーーーーー!!痛い!!「い、痛いです」
蓋を開けてみたらその人の腕折れてる

こんなパターンが往々にしてあるわけです。

こういう心当たりがある人は勇気を出して、一言ちゃんと言ってみるのを試してみてほしいなって思います。
もしくは距離を取ってみてほしい。

強い人も優しい人も、理解されるよう努力をするべきだなって最近すごく思うので、
僕はこれは伝えた方がいいってことはちゃんと言うことにしました。
そうした方がプログレスの空気が良くなると感じるからです。

僕が思う本当のマッチョ(強い)とは?

最後に僕思うんですけど
本当にマッチョな人って優しいと思うんです。
プログレスメンバーでもあの人マッチョだよねって思い浮かべる人って優しい人が多いと思います。
言動も配慮が行き届いていて、誰も傷つけない

やっぱり最後まで言いたかったことは
「強い」ことと「乱暴」は違うということです。
無用な戦いを避け、戦うべき場所で、戦うべき時のみ、その持っている力を使う人こそが強い人だと感じています。
街中でメンチきってきた人片っ端に殴るのは強さではありません。乱暴なのです。
是非、マッチョって言われた時には、トゲトゲしくないかな?って考えてみてください

執筆者 | 21/09/10 (金) | コラム


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