閉じた部屋から窓越しに
どうも、引きこもりコラムニストの最内翔です。
こちらでは朝のHRでの話題について、引きこもり視点で語っていくコラムです。
今日の話題は
・小池百合子という女性のミステリー
・詐称と魅せ方
・PGラウンジ(カフェテリア、バーチャルカフェ)ももうすぐ!
ざっくりとこんな感じでした。
ここからはHRを聞いた上での著者の感想になります。
詐称と魅せ方
今日の話題は「詐称と魅せ方」についてです。
朝のHRでは、殆ど小池さんの話でしたね。
参考文献が小池さんに批判的な本だったのもあり、表現はやらかいけどどちらかといえば批判的な内容ではありました。
僕個人としては別に小池さんのことは応援してないですし、かといって批判しようとも思わない。
単純に興味がないので。
なので小池さんというより一般的に、という論点で書いていこうかなと。
有能っぽい表現したら
結論から言うと、詐称まで行くと「下らねぇ」と思いますが、自分を良く見て貰おうと取り繕うこと自体はそんな悪いことだと思わないです。
勿論、自分のことを極端に表現するのは恐ろしくてやりたくありませんが。
そうですね、例えば自分をひたすら良く言おうとすればこんな感じでしょうか。
「一般的なサラリーマンの家庭に生まれ、小学校では副児童会長をやってました。
その後関西ではそこそこ有名な、偏差値70弱の私立中高一貫校に通って阪大に現役合格しました。
しかも実は前期は落ちたけど、後期試験の小論で受かったんですよ。まぁ、言ってしまえば東大落ち達を押しのけて合格したんですね。
その後在学中にはバイトを一生懸命やってました。その頃からTSUTAYAでクレカの獲得件数ではトップを維持したりしてました。
社会人になってからも携帯販売で成績を残したり、正社員になった時も営業職を選んだり、ま、どっちかというとそっち方面が得意だと自分では思っています。
大学の演劇サークルでは周辺の他サークルの渉外を集めた企画やったり、趣味のTRPGではGMっていう、なんていうか、6時間とか話し続ける遊びの進行役を何回もやってたり、リーダーシップも取れますよ。
運動方面では、一応剣道二段と柔道黒帯を持ってたりします。はは、といっても学生時代の昔取った杵柄ってやつですがね。とはいえ今でもたまに竹刀を持って素振りしたりはやってますよ。」
そう聞くと、かなり有能そうに見えましたかね。
実際は殆どに置いて中途半端で逃げ出した現役引きニートですが。
でも、人は見栄を張らずには生きていけない。
分かり易いのが就職活動ですよね。ぶっちゃけさっきの文は就活の時に使っていた自分の良い所集です。
就活に限らず、人は頻繁にうまく言い繕うことを求められる。
「嘘は言わない」範囲で、デメリットをメリットっぽく表現することなんて、営業とか販売職においては必須テクニックですし。
分かり易さを求める
やっぱり、どうしても人間は「分かり易さを求める」。
分かり易さとは文章の短さで、文章短く伝えるためには共通の先入観を利用するのが最適。
「芦屋出身」「カイロ大卒」「ニュースキャスター」「女性初」
こういった肩書が、典型例ですよね。
もしそれが嘘だとしたら注目されてしまうといずれバレてしまうでしょう。
でも注目されるためにはそれが必要なのもまた事実。
特にそう、自分を知らない人に興味を持ってもらうには、そういった分かり易さがどうしたって必要になる。
まぁそれでも「嘘を言わない範囲」で収めるべきだとは思いますけどね……
そういう意味では、本当のところを言うと、多分私の「引きこもり」という肩書も厳密に言えば該当しているのか微妙な所かもしれません。
私の場合、毎日散歩を出来ていたり外食しにいったりと外に出れていますしね。
ただそれも、自分に関心を持たれづらく地元で無い東京だからだし、未だに人の多い駅前とかに行くとストレスで吐き気がマッハになったりするので、嘘ではないはずです。
そしてそのパッと見の印象と引きこもりという単語のギャップを、多少の後ろめたさに怯えながら、それでも最内翔というキャラクターに興味を持ってもらうために利用している。
私はまだ、その罪悪感に意識的に目を瞑って、言い繕える方です。
そうは言っても繊細さんは、いや、これに関しては繊細さんで無くてもそれなりの人にとっては、嘘では無くても勘違いさせるような表現は拒否感を感じることだと思います。
分かり易さを武器に出来る人が得をする、それは悔しいですが、仕方のないことなのか、と個人的には思っています。
「正直者は馬鹿を見る」、というかね……
うーん、今日はどっちかというとマッチョ寄りのコラムになっちゃったかな。
まぁ、そういう時もあります。
いつか、「生きてて楽しい!」と笑顔で言えるように。
明日もまた、投稿したいと思いますので良かったら是非またお越しください!