ART STORY 2021 〜完成までの道のり〜

執筆者 | 21/09/25 (土) | コラム

前書き

ようやく完成しました…ARTSTORY2021!!

theater投稿から一週間、たくさんのご鑑賞ありがとうございます!!

えーと、改めましてまず簡単に自己紹介を。この企画・製作のまとめ役をさせていただいてる「さがちい」ことサガンチアキです。

2020年6月に入会し、アリス7ヶ月→フラ7ヶ月→今月よりウォルに所属しています。

この1年と3ヶ月の間、色んな挑戦の機会に恵まれてきた私ですが、中でもこの企画は一番特別な存在でございます。

まあ私のこの企画への愛を語ると長くなりすぎるのでまたの機会にしますね。この記事では完成した今回の映像

ART STORY 2021〜海底に眠る想いのカケラ達〜

の製作過程をお話したいと思います。

完成までアーティスト達の作品を公開しなかったわけ

ART STORY部には作品を出していただいたアーティストの他に、脚本や編集などをする「運営メンバー」と活動を広めてもらう「広報メンバー」がいます。

運営メンバーは脚本や演出・音楽・風景画。ロゴや映像の制作・そして出品いただいた作品への取材などを担当。

広報メンバーは、運営メンバーとアーティストへのインタビューをし、『今回、参加するきっかけ』や『作品への想い』などを伝える配信をしてこの企画の宣伝をしていただきました。

これらの配信では、アーティストの『作品』を表に出すことはしませんでした。

なぜなら、この企画では「アーティストの想い」と一緒に作品を届けなければ、やる意味が無いと考えたからです。

構想から作品募集・製作までの流れ

今回のART STORYの企画・構想が始まったのは今年の1月。

まずは映像の世界観(アーティストの作品を紹介する舞台)から考えていきます。

今回の舞台は、海底都市「アトランティス」

その次に舞台となるアトランティスの世界(背景画)を作り、作品を案内するナビゲーターのキャラを設定。

今回の主人公は、職場の人間関係に悩んでいる女性。

案内人は「アトランティスの作品を守る精霊」を名乗る不思議な少年。

舞台やナビゲーターが決まった後、いよいよ参加したいアーティストの募集です。

海底都市「アトランティス」の世界観をイメージしたCMを作り、「作品や運営を手伝ってくれる方を募集しています」とTVやTwitterで声をかけていきました。

その結果、納期までに作品を届けて(参加して)いただいたアーティストが4名

予想以上に個性豊かな作品がたくさん集まりとても嬉しかったです…!!

それと同時に…少々、戸惑いもありました(笑)。

海や癒しをテーマにした作品、ノスタルジックな作品、環境問題を考えさせる作品、

元気を与えてくれるエネルギッシュな作品、人間をテーマにした作品、心に直接訴えかけてくるような作品…

絵・立体・文章・音楽・動画 と、表現は様々。

それぞれの作品から伝わってくる想いは、まるで海のように深い。

皆の個性と感性に感動しながらも「この様々な作品を全て1つの映像作品の中でちゃんと紹介できるだろうか?」とも思いました。

作品を確認後、アーティストと個々にインタビューをして共有してもらった作品へのメッセージや想いを共有し、それらが脚本の中に落とし込まれていきナビゲーターのセリフとなって行きます。

一人一人の物語を繋いで一つの大きな物語に。

作品の魅力がしっかり伝わるように映像に落とし込んでいく…

これ、めっちゃ大変なんですよおお!!

完成までの想い

誰が考えたの?
こんな大変で型破りな企画、誰が考えたの!!!!

・・・私、では無い。

否、「私だけでない」か。

昨年アリスで出会ったあの人とあの人とあの人とあの人とか…

そして今年に入ってから部活や廊下で仲良くなったあの人とあの人とあの人とかが更に良くしていってくれて…

(これまでこの企画に関わってくれたメンバーは本当にたくさんいまして。一人一人名出しの許可を取る時間がなかったので”あの人”と表現させていただきました)

とにかく!!この企画は!!!PROGRESSというオンラインサロンの中で繋がった世界各地に住むアート好きのメンバーたちが生み出した完全リモート制作・

そしておそらく世界初の!!!

新しいスタイルのアート紹介ムービーなのですっ!!

そして…きっと真似する人も今後世界のどこにも出てこないですよ・・・。

なぜって?

めっっちゃ大変だからですよ!!!!

こんなの誰も真似したいとは思わないよ!!!!

(はっ!!興奮してつい熱くなってしまいました・・・!)

えーととにかくですね。「なんでそんなことしてるの?」って思われても仕方ないくらい大変で気の長い製作過程なんです。

 

製作が難航した時には

「なんでこんなことしてるんだ?」

と自らの心に問いかけることもありましたよええ。

でもね。

どれだけ大変でもたどり着く答えはやっぱり一つ。

この企画で届けるのは「想い」だから。

それだけはみんなが分かっていたのです。

そして何よりも集まった作品たちが素敵すぎた。本当に。本当に。

「大切に届けなきゃ」

そういう気持ちを共有できてるスタッフメンバー達と完成まで一緒に頑張りました。

お披露目。皆様からのあたたかい言葉

私たち制作側は完成した作品に満足。

ただ、その自信とは裏腹に見てくれるメンバーはどう感じるだろう?

っていうか58分01秒・・・

「映画のようにアート作品を観てもらう」という企画コンセプトではあったものの、本当に映画並みの長さになってしまったではないか・・・!

これは・・・そもそも観てくれるのだろうか・・・?

なんて少し不安を抱えながらtheaterに投稿。

すると、そんな不安を振り払ってくれるメンバーの温かいコメントがすぐに届きました。

ずっと公開を楽しみにしてくださった方々は、公開後すぐに観に来てくれてTV配信並みの大量のコメントくれたり(笑)

知らなかったけどたまたま見かけた人が「大事なものを思いだせた」とコメント入れてくれたり。

個人的に感想のメッセージをくれた方もいて、見えてる数字や以上に、色んな人が皆みてくれたんだなと感じております。

個人のコラムで作品一つずつ感想を書いてくれる人まで!!

アトランティスの少年のセリフを借りれば

大事に守ってきたかいがあったよ!」です。

この長い道のりも含めて、観てくれた方々が感じてくれた様々の想いも含めて

一つのART STORYなのです。

今後の予定

映像が完成して人の目に触れるとこに置けたらそれで終わりだって?
そんなわけないでしょ。

映画製作の経験者である私から言わせればね、完成してからが本番ですよ。

完成したあと色んな形で届けにゃいかんのですよ。

総合芸術とはそういうものです。

さてまずは・・・・

今回出品していただいたアーティスト情報と作品を鑑賞できるwebパンフレット製作中!

通称「アーティスト図鑑」と我々は呼んでいます。

こちらは一般のオンライン上で公開用に作っているので、企画参加メンバーはもちろんこの企画のファンになってくれたメンバーさんはご家族やお友達ともご覧いただければと思ってます。

出来ましたらまたお知らせ致します。

そして・・・

10/30 PG Noom芸術祭に出展決定!

VR美術館では今回のART STORY2021の特別編集ダイジェスト版を展示予定。テーマトーク枠のzoom交流では今回の映像を流しながら全員カメラオフの覆面トーク会を予定♪

まだまだ続く、みんなで繋ぐART STORY♪

読んでいただきありがとうございました!!

それではっまたお会いしましょう☺☺️

執筆者 | 21/09/25 (土) | コラム


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