PGラウンジを体験して感じた、PROGRESSという「オンラインサロン」【Over the Window!】

執筆者 | 21/09/27 (月) | コラム

 閉じた部屋から窓越しに

 どうも、引きこもりコラムニストの最内翔です。
 こちらでは朝のHRでの話題について、引きこもり視点で語っていくコラムです。

今日の話題は
・小池さんの動画を取ってみて
・PGラウンジ体験談
・オンラインサロンは進化していく

 ざっくりとこんな感じでした。
 ここからはHRを聞いた上での著者の感想になります。


 

入会前のPROGRESSのイメージ

 因みに、皆さんはPROGRESSに入る前、オンラインサロンをどういう場所だと思って入りました?
 本文始まって一言目で、何に因むんだって感じですが、取り合えず。
 もう少し踏み込んで、皆さんはどんな目的を持ってこのPROGRESSに入りましたか?
 私は朝のHRに出て、中田さんのトークに元気を貰って一日の起点にするため。
 今流行りのオンラインサロンについて学びつつ、自分を変える切っ掛けとするため。
 そんな感じの真面目な、或いは敢えて語弊のある表現をすれば、ビジネスライクな心持ちと目的を持って入会しました。

 何故ビジネスライクな動機を「語弊のある表現」としたのか。
 自分の告知とかビジネスの機会獲得のための、利己的な動機、そうも取れるからです。
 そしてそういった動機で入会した私は、正直言いましょう。

「会員の殆どが中田敦彦という麒麟児の熱烈なファンか、近づくことで利益を得られないか虎視眈々としている野心家か、そのどちらかだろう」

 そんな風に考えていました。
 ですが入って数日もしないうちに、その印象は変わります。

「友達が欲しくて入会しました!」

 と、何の衒いもなく、純粋にワクワクした顔で自己紹介する人が沢山いたのですから。

「利己的になっていないか」という身構え

 そもそも、日本人にとって「サロン」という言葉はどういう言葉でしょうか?

①中世の貴族が色々と根回ししたり力関係を見せ合う、ドロドロの社交界
②エステサロンみたいな、コッテコテの接客業についてる言葉。

 少々悪意のある表現かもしれませんが、

「華やかなようで見えて、腹の底は別の事を考えている人が集まる場所」

 そういうイメージは少なからず皆さんにもあったのでは無いでしょうか。
 YouTube大学経由であるならそういう場においてもある程度弁えている人しか来ないだろうけど、それでも少なからず下心を持った上で来る人は絶対にいる。
 入会してほぼ丁度一か月経ってみた感想ですが、やはりそういう「自分のため」な考えが垣間見える人はいます。
 とはいえやっぱり弁えている人ばかりだし、中田さんもそれを受け入れてらっしゃる。
 だからそれ自体は別に、そんなに悪いことではないんですよ。

 それでも私とかは、罪悪感にも満たないモヤモヤはずっと感じていました。

「お金儲けのためでは断じてないとはいえ、利己的な目的のために入会した俺は、あんまり積極的に声をあげない方がいいかな」

 みたいな感じ。
 自分ばっかり話過ぎて、自分ばっかりの奴だと思われないかなという不安。
 単純に、他のメンバーへの興味の薄さが露呈しそうという恐怖。
 一方でこの中の何人かはお互いを値踏みしてるんじゃないかな、という警戒心。
 個人的な目的のために居続けて、他メンバーへの興味も薄く、周りは年上ばかり、でも交流会だし参加しておいた方がいいかなと出席する。
 この感覚はよくある奴っぽいなーって考えてみると、

「職場の上司に誘われて参加した飲み会」

 そんな感じじゃないかな、と。
 まぁ同じでは無いけど似た感覚だったんじゃないかな。

一番楽しんでいるのはやりたいことをやっている人

 ぶっちゃけ、今現在でもこの感覚はまだ抜けきっていません。
 だけどそれと同時に、自分のその構え方に違和感を覚え続けていたのも確かです。
 そう、構えてるんです。
 周りの皆さんは純粋にオンラインサロンという時代の最先端を堪能しているのに。
 遊園地で一人竹刀を正眼に構えているような違和感。

 この違和感がなんなのか中々言語化出来ずにいたのですが、やっとしっくりくる言語化が出来ました。

「やりたいことをやっている人の方がPROGRESSを楽しんでいる」

 勿論これは好き勝手やったもの勝ちという意味ではありません。
 他のメンバーさんとの関りを尊重し楽しんだ上で、それを力にしてやりたいことをやっているからこそ、PROGRESSというコミュニティーを楽しめているという意味です。
 しかもそれは入会時期や役職に関係なく、です。

 そんな場所は勿論理想だけど、実現は難しい。
 その秘訣はなんなのかと考えつつ、今日の午後はPGラウンジに参加してみてたんですが、そこで視覚的に見ることでなんとなく糸口が掴めました。

細かい分析とか面倒だったら飛ばしてね

 元々持っていたイメージというのは中田さんを中心としたコミュニティーで、打算であれ憧れであれ、皆が少しでも彼に近づこうと狙っているイメージでした。
 勿論押しのけるのはご法度で、隣にいる人とも順番待ちをしながら笑い合ったりもするけれど、本質的には競争相手である。
 ↓のようなイメージでした。

 ですが実際の所は、勿論中田さんは大人気で一番人が集まるけど、それはそれとして集まって楽しんでいるグループも沢山ある。
 あっちゃんは大好きだけど、同じくらい他のメンバーとの仲の良いメンバーを大切にしている。
 ↓のようなイメージでした(わりとPGラウンジまんまですが)。

 そう、PROGRESSは関係の固まった一つのコミュニティーじゃないんです。
 常に新しい人が入ってくる上に、人物という意味でも共通の目的という意味でも、中心が幾つもあって離散集合を繰り返している。
 それに分かり易い上下関係もほぼ無い。
 例えばアドメンとかの役職持ちであったとしても任期があって、それが終わればヒラに「戻して」くれるし、中田さん本人やTさん、方波見さんら運営の方々も、積極的に一般メンバーのところまで降りて来てくれる。
 お昼くらいにPGラウンジを体験してたら、普通にTシャツ姿の中田さんが「何話してるのー?」って現れましたからね(笑)

 そう考えたら、このPROGRESSがこんなにも成功しているキーポイントは

「こんなに沢山の人が集まっていながら、その集まっている目的を絞っていない」

 ことなんじゃないかなと思ったんです。
 普通人を集めようと思ったら、何かしらの目的を掲げるのが基本ですよね。
 会社だったら仕事という課題を日々達成していくという目的。
 サークルだったら趣味を楽しむという目的。
 でも会社とかだとやっぱり目的達成を真剣に狙うため上下関係や発言力とかが、どうしてもシビアになってしまって。
 趣味のサークルとかだとその辺緩く出来るんですが、流石に何千人規模の人は集まらずある程度閉じたコミュニティーになり、その中で更に流動的な小グループを沢山作るというのは難しい。

 勿論「友達を作る」とか「学び続ける」とか「中田敦彦を観察する」とか、そんな大目標は設定されています。
 でも、これって割と曖昧な表現ですよね。
 実際入る前なんの目的の集団なのかイマイチ掴みづらかったし、だからこそ入った直後何したらいいのか戸惑うんだと思います。
 だけど、そんな曖昧さを乗り越えて色んな目標を持った人が増え続けるからこそ、その後いい意味で皆が勝手にやりたいことをやりだして、流動的な人間関係がそれぞれに生まれていく。
 今までの時代で、この環境に近い例って何だろうって考えてみると、「大学」なんですよ。
 Youtube大学っていう講義を目的に集まってHRとかに参加しつつ、先生が居ない所でも勝手に集まって楽しんでいく。
 「学園」「大学」。おぉ、ここに戻ってくるのかと。


 

「友達を作って、その上でお互いのやりたいことをお互いに応援し合う場所」

 まぁ、そんな細かい論拠とかはWolxの人とかじゃないと疲れちゃいますかね(笑)
 ともかく結論を言うと、

「PROGRESSの目的は、この時代最先端の環境を自分のやりたいようにしゃぶりつくす事。
 『自分の目的のためにPROGRESSを利用している』だなんて後ろめたさを感じず、『自分の楽しみ方がこれだから』と思って行動していい」

「出来た集まりにフラっと中田さんが現れたり、後からアドメンが参加してくるような、人間関係が流動的なコミュニティー。
 上下関係や古株新参、年配若者。そういったのを抜きで接するよう皆が心掛けているから、怖気づかなくていい」

 そういう風に考えるようにしようと思えるようになった、という話です。
 そう思えるようになった理由をゴチャゴチャ書きはしたんですが、はっきり言いますね?

 PGラウンジをやってみると感覚的に分かって貰えると思う。

 PGラウンジに行ってみると、なんというか、皆さんがいい意味で特別感ないんですよ。
 一方的に知っているだけな有名人が、普段着でそこら辺を歩いているんですよ。
 アポ取ってなくても近寄って行って挨拶が出来るんですよ。
 有名人が集まっている集団の数センチ下で、我関せずと麻雀やってる人達がいるんですよ。
 それを中田さんが邪魔しに行くんですよ(笑)

 ラウンジでなくてもそうです。
 今朝のお喋りタイムの告知枠、「あっちゃんのお誕生日会配信を本人いないけどやります」ですよ?
 その告知で本人にどんなメリットが生まれるんですか。PROGRESSがより楽しめることだけでしょ。
 他にも、「咽び泣いてみるんだなって思いました」なんて言ったら皆がニッコリする場所なんですよ。

 自分勝手な人を警戒したり、逆に自分が自分勝手にならないように自制したり。
 そういった構えを取るのがアホらしくなるようなコミュニティーの雰囲気を、全員が本物にしようと心掛けて、それだけを共通認識にしてあとは好き勝手を楽しんでいる。
 そんなPROGRESSが何をしている場所か、改めて言葉にすると。

「友達を作って、その上でお互いのやりたいことをお互いに応援し合う場所」

 もう中田敦彦さん本人が言ってたことになるんです。
 勿論その現在を作るのは容易いことではなかったはずです。
 今のPROGRESSは、このポリシーを共有して本物にしようとし続けられる、人間として出来た人だけになるようにうまくフィルタリング出来ていないと途端に破綻する繊細な環境なのですから。
 それは奇しくも、サロンの大本である

「上流階級の社交場」

 とイメージが一致する部分もある。
 勿論それは資産家とか貴族という意味ではなく、他者を尊重できる余裕のある人物という解釈にはなるけれど。
 このフィルタリングを具体的にどう工夫しているのかはまだ分からないけれど、YouTube大学が一役買ってるのは間違いないのでしょうね。

ほんのちょっぴり我が儘に、無遠慮に

 いずれにせよこのPROGRESSがそういった優しい人ばかりの場所なのは、少なくとも今は、間違いないと一か月体験して思いました。
 だから私と同じように遠慮して自ら行動するのを躊躇っている人には、安心して構えを解いて、ほんのちょっぴり我が儘に、無遠慮に誰かに絡みに行こうと勇気を出してみて欲しいと思います。
 そこからがきっと、PROGRESSというオンラインサロンの真骨頂なのだから。

(ただそんな事が言えるのは時間に余裕のある引きこもりだからだし、そもそも言ってる当人が実践できてないんだけどね)

 

 いつか、「生きてて楽しい!」と笑顔で言えるように。
 明日もまた、投稿したいと思いますので良かったら是非またお越しください!

執筆者 | 21/09/27 (月) | コラム


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