こんにちは。2021年1月入会の久保はるるです。最近は毎日楽しくラウンジ活動しております。
PGラウンジにいると、ある時には憧れのあの人とお話できた!と高揚したり、またある時は初めてだけど共通の話題で盛り上がり大親友になったり、同好会が発足されたりといったこともあるでしょう。
ですが、老若男女さまざまな人が出入りするため、たまに
「全然悪い人じゃないんだけど、住む世界が違い過ぎて話が合わない…」
こんな風に感じることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな時に役立つ危機回避術、コミュニケーションの「防御力」について考えたいと思います。
気の合わない人との会話はすぐに終わらせて良い
ラウンジのような場では、出会った人全員とじっくり話をしなければいけない、ということはありません。24時間開いていますし、いろいろな人と会話するチャンスがありますから、堅く構えず「この人ともっと仲良くなりたいなあ」と思える人を見つけるための、ご挨拶の場ととらえるのが良いでしょう。
話を始めたが最後、あまり楽しくないのに延々と会話が続き、もう30分前から帰りたいんですけど…ぐったり。
めちゃめちゃ気を使い続けて、こんな感じならもう2度と入りたくないです…!
交流を楽しむ場になるはずが、こんな風に謎の疲労感だけ残ってしまってはもったいないですよね…。
自分が気まずい思いをしている場合の多くは、相手も同様に気まずく思っていたりするもの。そうなるとお互いが不幸ですから、軽くご挨拶して、潔く離れるのが一番です。
ちょっと違うかも、と思ったら、我慢せずに会話を終わらせていいんです。
雑談は腹八分で切り上げるのがマナー
そもそも、ラウンジでの会話は、基本的には「雑談」です。
雑談は、とりとめのない会話をして、その人との距離を少し縮める「人間関係の入り口」にすぎません。なので、ご挨拶をしてお互いを認識すること自体がゴールなのです。
鉄板のおもしろネタを長尺で話したり、議論したり、ディープな内容を相談するような場ではないので、上手に喋らなきゃと気負う必要はありません。
どんな雰囲気の人なんだろう?とお互いが探り合い、もう少し話したいな〜と思ったあたりで切り上げる。これができればコミュニケーションの上級者です。後ろ髪ひかれる思いでその場を後にすると、お互いの印象は強く残り、次に会った時には、きっとさらに会話が盛り上がることでしょう。
※もちろん、特定の人と長時間話してはいけないということではありません。気の合う仲間が見つかり、ワイワイ盛り上がるのは最高なことです。あくまでも、”切り上げたいと感じた時”の対処法を考えてみるというコラムです。
「終わらせ力」=「防御力」
そして、当たり前ですが、雑談はいつか必ず終わります。つまり、3人と雑談するなら、3回雑談の終わりがあるということ。
逆説的ですが、「会話の終わらせ方」がうまい人ほど、雑談を楽しむことができるはず、と私は思います。
少しノリの合わない人と会っても、お互い気持ちよく挨拶して、すぐに離れる。
「終わらせる力」を身につけると、自分のタイミングで動けるようになるため、ラウンジをより有効に活用することができます。
言い換えると、会話を切り上げる「終わらせ力」は、コミュニケーションの「防御力」です。この防御力を高めることで、より有意義な交流ができるようになります。
では、そろそろ抜けたいなと思ったとき、どうすれば良いのでしょうか。
ありがとうございました!と言って終わりのサインを送る
そろそろ終わりたいなと思ったら、「今日はありがとうございました!」と言って、そろそろ終わりだよのサインを送ってみましょう。
ポイントは、元気に明るく、はっきり言うことです。
会話してくれた相手へ敬意を表し、相手も気持ちよく終われる気づかいにもなります。勘の良い人であれば、相手から「ではまた〜」と会話を終わらせてくれるでしょう。
はっきりと終わりの意思を告げる
それでもなかなか会話が終わらない。そんなときは、会話が途切れるスキをみて、はっきりと「じゃあ、私こちらで失礼します〜」と言ってじりじり離れましょう。何か適当な理由をつけてもいいですが、理由はなくても大丈夫です。
携帯のアラームを鳴らしてみる
自分から終わりを切り出す勇気が出ないときや、終わりのサインを送っても延々と相手が話し続ける場合は、いっそのこと急に呼び出されたことにしてしまいましょう。
携帯のアラームを鳴らして、「会議の時間なので」「電話なので」などと言えばOKです。
もっと話したかったんだけど、ごめんなさい!という雰囲気を醸し出しましょう。
明るく爽やかに!がポイント
あまり気乗りしない相手との会話だったとしても、「すいません、じゃあまた…」と逃げるように離れてしまうと、相手だけでなく自分自身もモヤモヤした気持ちを抱えてしまいます。無言で消えるのはもってのほか。楽しいはずの交流の場がどんどん苦しくなってしまいます。
どのような方法で会話を終わらせるにしても、重要なのは「声の明るさ」です。1トーン上げるイメージで「ありがとうございました!お話できて嬉しかったです!!」とはっきり伝えれば、その場にいる全員が気持ちよく会話を終了できます。
「終わりよければすべてよし」という言葉もあるように、ラウンジでの去り際は、一番と言っても過言ではないほど重要です。ぜひ意識してみてください。
防御力を高めて雑談を楽しもう
PROGRESSメンバーは、魅力的で優しい人ばかり。ラウンジでの交流も決して恐れることはなく、何の準備をしなくとも、楽しく節度をもって雑談ができるでしょう。
ですが、コミュニケーションの防御力を高めることは、きっと実生活でも役に立つはずです。ちょっとした心構えをしておくだけで、初めて会話する相手との交流も怖くなくなりますし、外の世界でのコミュニケーションもより充実したものとなるでしょう。
参考になれば幸いです。
はるるでした。