どうも、引きこもりコラムニストの最内翔です。
こちらでは朝のHRでの話題について、引きこもり視点で語っていくコラムです。
今日の話題は
・女性は年上好きから年下好きに好みが変わる。男性は皆20代が好み。
・相手を知る努力は大事
・痴漢は資本主義ヶ原の落ち武者!?
ざっくりとこんな感じでした。
ここからはHRを聞いた上での著者の感想になります。
最近は不定期更新なOver the Windowのコーナーです(
いやはや、今日のHRも中田さんは大暴れしてましたね!
外だと色々物議をかもす表現もありましたが、そこはまぁPROGRESS内身内だからということで。
水槽に頭打ち付けるピラニアとか、資本主義ヶ原の落ち武者とか、いつも以上に表現が秀逸すぎて笑いました。
圧倒的予防線
それで、今日の内容は男女の話題になったので「草食系男子」の目線について語っていこうと思うのですが、毎度のことながら最初に予防線を。
最内翔自身は生物学的にも性自認的にも男性です。
またジェンダー問題については然程関心がありません。
なので単純に、非モテ男子として生きてきたミレニアル世代としての視点になります。
こう書くと「男だから関心が無い」とか色々言われそうですが、それでも然程関心が無いのは事実なんです。
むしろ私自身引きこもりであり、生きづらさ関係で性自認で苦しんだ人や女性故の価値観を押し付けれらて潰れた人と関わる機会も少なくない方なんですよ。
でも後にも書きますが、私たちの世代は「○○しちゃいけない」という綺麗事で雁字搦めにされて身動きが取れない世代でもあるんです。
その結果中途半端に関心を持って全く動けなくなるくらいなら、ちゃんと知識と配慮を身に着けつつ自分が関心のある綺麗事に向き合うことの方が誠実だと考えています。
なのである程度学んではいくつもりですが、積極的にはyesもnoも言わない、というのが私のスタンスなのをご理解ください。
また、今から書く内容は「多分俺の世代は大体こんな感じだろうな」と自分の交友関係を振り返っての視点であり、別に統計を取っているわけでは無いので話半分の参考程度にしてください。
あくまで「私個人の世界観では」というのが全てについてきますのでご了承ください。
前置きはこれくらいで大丈夫かな?
まぁでもセンシティブな話題ではあるので言い訳は大事。
それではここから本編です。
草食系男子
皆さんは「草食系男子」という言葉を覚えていらっしゃいますでしょうか?
改めて調べてみるとどうやら2008年頃からの流行語のようです。
私は1993年生まれですので、丁度私が高校生だった頃の話です。ドンピシャ世代ですね。
他にも、こちらはネットスラングなのでご存知ない方も多いでしょうが「非モテ」という俗語もあります。
モテに非ず。まぁ交際経験の無いor少ない男性(後に女性も)を表す言葉です。
その昔には非モテSNSというSNSすらあり、高校生の時はそれに登録とかもしてました(笑)
因みに出会い系ではないので未成年OKでしたのでご安心を。
さて、なんでこんな昔の言葉を出したかと言うと、今日のHRを聞いててわりと世界観違うなぁと思ったからです。
私のピラニアは水槽の外をチラ見しつつもガラスに突撃はしていませんでしたし、資本主義ヶ原で負けて落ち武者狩りに遭う未来がほぼ確定していると思っていましたから。
今日の話は、そんな「悟り世代」のお話です。
高校、大学時代の私から見た女子
高校時代の私達からすると、同年代の女子達というのは同じ空間にいるけど別の次元に生きている生物たちでした。
うちの高校が男女比が2:1だったこともありますが、基本的にあいつら(感覚的にはホント「あいつら」)は自分達になんて見向きもしない奴らで、スクールカースト上位の奴らしか見てねぇんだろ、って感じでした。
その頃の私は剣道部で一応運動部ではあるのですが、まぁ柔道部野球部サッカー部バスケ部以外は運動部として見て貰えないのは良くある事です。あ、柔道部はうちが特殊か。
その上成績も赤点ギリギリなブサイクなひょろメガネなんて、業務連絡以外許されませんでした。
ただ、これは草食系男子というよりかは非モテですね。
なんとか大学に入学し、コンタクトを常用して大学デビューを果たしたわけですが、こちとら女性とまともに話した事もない元非モテ。
しかし周りも男女ともに勉強しかしてこなかった連中が殆ど、意外と出遅れてないぞ!
そう思って1,2年が過ぎ、あーうん、ムズイなってなりました。
サークルやバイトで女性と普通に話すようにはなってきたんですが、そうそう一歩踏み出せない。
草食系男子と名乗るには女性への興味はもっとあったんですが、アプローチをかけられないという点ではある程度似通った所もあったと思います。
い、言っときますが、それでも俺は「彼女居ない歴=年齢」ではないですからね!
ぃちぉぅ(小声
じゃあ何が女性へのアプローチへのハードルをそんなに上げるのか。
ここで世代感の話が出てきます。
悟り世代
1993年生まれ。
Y世代とかミレニアル世代とか悟り世代とか言われる世代。
Z世代にギリギリ入らない世代。
私たちはZ世代の価値観を持ち、X世代の社会を生きてきた世代です。
それは多様性の価値観をこそ正しいと教え込まれ、でもまだ変化が追い付いていない旧態然とした社会に適応することを求められた世代です。
環境問題とかジェンダー問題とか差別問題とか金の問題とかハラスメント問題とか。
色んな悪事が連日テレビで糾弾され、あぁはなるなと言われ、お前たちの世代が今後担って行かないといけないんだぞと言われ、でもまだポジションは空いてないよと言われ、年金払えって言われて言われてきた世代です。
別にね、一つ一つは良い事だと私も思いますよ。
環境に配慮することも、多様性を認めることも、女性の社会進出も、差別を無くす事も、金の使い道の透明性を維持して公明正大に使うのも、ハラスメントに気を付ける優しい世界になるのも。
ただですね、色々面倒事押し付けられて我慢の20代を越えた先に、好き勝手やることが許されない、ってのも本当の事なんですよね。
まぁいいや。これ以上は愚痴になる。
ともかく、私たちはそんな世代です。
セクハラやストーカーの問題がテレビで大きく取沙汰される、弱い人の声が大きい世間を見て育ってきた世代です。
「困っている子供に声をかけたら防犯ブザーを鳴らされた」
そんな優しいブサイクの悲しい笑い話が溢れる世界です。
「ただしイケメンに限る」が真理の世界です。
世の中の女の子たちは皆ジャニーズやイケメン俳優やハンカチ王子を見ています。
自分の欲を出すのはリスキー
顔、金と権力(その頃はまだ将来性)、優しさ(=女慣れ)
それを持っていない中の上以下の男子達が
「俺なんかが声をかけたらドン引きされたり、場合によっては晒し者にされるんじゃないか」
そう思うのは自然なことじゃないでしょうか。
そうやってチキってたら「草食系」だとか卑屈になるなとか言われてメディアに消費される始末。
なら未来にモテる可能性はあるのか。
自分達が例えば30台になったとして成功したとしても、それでもあんまり無茶は出来ない。
女癖の悪さでつるし上げられたタレント沢山見てるし。
というかそもそも直前の世代が就職氷河期なんて言われてるのを見て、就職出来るかすら不安なのに。
そして一つの結論に至る。
まぁそりゃ自由恋愛だってんなら、そしてそれが生涯に一度しか選べないパートナーであるなら、少しでも条件の良い異性に集中するのは当たり前だよね。
お、なんと画面の向こうには絶対に裏切らないし、絶対に自分に笑顔を向けてくれる女性がいるらしいぞ!
幸か不幸かそこまで私はギャルゲーにハマりませんでしたが、ラノベやアニメのラブコメは大好きでしたね。
要は社会的にもリスクが高すぎるんですよ。アプローチかけるのって。そうでなくても勇気がいることなのに。
中田さんの世界観との一番の違い
はい、もうお気づきの方もいるかと思いますが、中田さんとの一番の違いは「我慢した先ではっちゃけられる」かどうかだと思います。
これはもうどっちがいい悪いではありません。
ただ実際問題、ある意味倫理観がしっかりしてるから好き勝手しないし、出来ないと思うから自分が美味しい目にあえるという希望は持てないんです。
例えお金を持ったって権力を持ったってセクハラはダメなものはダメだし、そもそも30になったくらいじゃお金や権力を持てる人は限られてる。
こんな風に諦めてるから、悟り世代なんて揶揄されるんでしょうが(笑)
いつか、「生きてて楽しい!」と笑顔で言えるように。
またいずれ投稿したいと思いますので、良かったら是非またお越しください!
追記
書き終わって投稿しちゃってからHR削除されてることに気付きました。
もし怒られたら消しますので、アレだったら言ってくださいorz