PROGRESSで小さな夢が叶った話

執筆者 | 22/03/10 (木) | コラム

こんにちは。2020年5月入会、6組の柴田カロリーネです。

 

久しぶりにコラムを書きます。PROGRESSで私の小さな夢が叶った話について書きたいと思う。

 

思えばこれまでもPROGRESS に入ってから叶えた小さな夢がいろいろあるけれど、今回は小さいけど、ちょっと特別な夢だったので、記録として残したいと思った。

 

「バチェラーメン」という番組ができるまで

先日、3/6(日)にPROGRESSTVで配信された番組「バチェラーメン」。

 

多くの方に見てもらい、コメントもたくさんいただき本当にありがとうございます。

 

今回、私はこのプロジェクトのPM及び監督をやらせていただいた。

 

PROGRESSに入会してからもうすぐ2年経とうとしているが、自分から、企画の段階からやりたい!と思ったのも、実際に何かやったのも初めてだった。

 

「バチェラーメン」は、ラウンジで数人のメンバーと話しながら、冗談話から生まれた企画。いつのまにか、グループが立ち上がり、出演メンバーが決まり、スタッフが決まり・・・

 

あれ?これ本当にやるのか!と実感したのはだいぶ後だったけど、気づいたら、この企画のPMになっていた。

 

正直、最初は完全に舐めていた。楽しくワイワイ進めていけばいい~!ぐらいの気持ちで思っていたけど、プロのカメラマンも入ることになったり、関わる人が増えていき、プレッシャーがどんどん増していった。

 

ハプニングが発生する中、自分の判断に自信が持てず、他のメンバーに意見を求めてばっかりで、その時点では、私は本当の意味でこのプロジェクトを自分ごととして捉えてなかったと思う。

 

そんな中、私の意識が変わるきっかけが2つあった。

 

1つ目は、何も決断できない、周りの意見に頼ってばっかりの私にあるメンバーが「あなたの企画だから、あなたが決めないさい」と喝を入れてくれたこと。

 

2つ目は、HRであっちゃんがプロジェクトには火の玉がいないと成功しないと話していたこと。

 

そっか、私が火の玉にならないとダメなんだと思い、気づくのがとても遅かったけど、自分が引っ張るんだと心に決めたのだった。

 

その後、企画メンバーや出演メンバーに励まされながら、時には喝を入れてもらいながら、多くの人の知恵と技術と労力のおかげで、「バチェラーメン」が形になった。

 

子どもの頃の夢は映画監督だった

知っている人もいると思うが、私は超がつくほどの映画好きである。小学4年~中学2年まで、映画監督になるのが夢だった。

 

今となっては、そんな夢があったことは、たまに思い出すぐらいで、大人になってから本気で目指そうとしたことはない。

 

でも気づいたら、映画ではないが、「バチェラーメン」の監督になっていた。子どもの頃の夢がとても意外な形で叶ったのだ。

 

「バチェラーメン」は、無心でやっていたこともあって、そのことに気づいたのは、市川蓮くんがつくってくれたエンドロールで、「監督 柴田カロリーネ」の文字を見てからだったw

 

人生にそんなこともあるんだなって、とても不思議な気持ちになった。

 

私は、大きな夢がないけど、小さな夢はたくさんある。でも、前提として今でも十分幸せで、小さな夢を叶えても叶えなくても正直、どっちでもいいと思ってきたし、今もそう思っている。

 

実際、「バチェラーメン」をやった前と後では、私の人生は大きく変わってない。

 

でも、前より豊かな気持ちになれたし、小さな夢でも、叶える癖をつけていきたいと思った。

 

1番の学び

監督&PMとして、私はとてもポンコツだった。最後までやれたのは、支えてくれた優秀なチームのおかげでしかない。

 

みんながこの企画の成功のために、それぞれの立場で本気になってくれたから、「バチェラーメン」は形なり、私は子どもの頃の夢を叶えることができた。

 

優しい励ましの言葉も、厳しい言葉もすべて、本当にありがたかった。大人になっていくと、人からフィードバックもらうことがどんどん少なくなっていく。この歳になって、人から厳しく何かを言われるのって幸せなことだと思った。

 

このプロジェクトを通して、学んだことがたくさんある。

 

PMとして必要なスキルってこういうことかな~とか、コミュニケーションにおいては、これが大事だな~などいろいろあるけれど、

 

1番学んだのは、何事もやらないよりは、やったほうがいいってことだ。そう、なんだかんだ飛び込んだほうが人生は豊かになっていくのかなって。

 

私はここ数年、何事もやらない主義で生きていたところがあり、PROGRESSでも、あんまり手を挙げてこなかった。そして、特に困らなかったし、それでも超絶楽しい。

 

ただ、何もやってこなかったのは、自分自身がとても面倒くさがり屋で、飽き性だからという理由もあるが、たぶん、本当は失敗することが怖くて、自信がなかっただけだと思う。

 

失敗しない1番簡単な方法は何もしないこと。しかし何もしないは、楽かもしれないけど、とてもつまらない。やはり、本当の楽しさや本当の成長は、難しいことの中にあると思った。それに、失敗という経験は貴重なもので、もしかしたら失敗してはじめて、楽しさを味わうことができるかもしれない。

 

自分の人生を振り返ってみて、私個人の捉え方だけど、腰が重いことと、面倒くさがることは、少し損しているように感じる。実際、私がそうだったから。

 

「バチェラーメン」は確かに、壮大なおはしゃぎ企画で、ただの遊びともいえるが、ただの遊びでも、何かを本気でやることによってでしか得られない学びや楽しさがある。

 

その先に、何か意味がなくてもいいと思う。少しだけ、日々がより豊かになるんだったら、やってみる価値は十分にある。

 

そもそも、物事の意味なんて、たぶんほとんどが、人間が自分自身を正当化するために後付けしているようなものだ。だから、物事の意味を考えることに、あんまり意味がないのかなって最近思うw

 

本当に素敵な体験をさせていただいた。

 

これはすべて、このPROGRESSという場がなかったら実現されなかったこと。

 

本当にありがとう、PROGRESS。

本当にありがとう、あっちゃん。

 

これからも自分のペースで、たまには何もしないをしつつw

 

いろんなことにチャレンジしていきたい。

 

あらためて、この場をお借りして、この企画に関わったすべての皆さん、配信を見てくれた皆さん、心から本当にありがとう!

 

そして、このコラムを最後まで読んでくれてありがとうございます!

 

▼「バチェラーメン」アーカイブ

https://www.facebook.com/100053497217409/videos/1030310434220153/

執筆者 | 22/03/10 (木) | コラム


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