マネーの狼がなければPUBLICは存在しなかった

執筆者 | 21/03/22 (月) | コラム

PROGRESS TVでご好評いただいているマネーの狼。

今回はけんじ先生にお越しいただき、失礼すぎるだろってくらい好きに言わせていただきました。笑顔で受け止めてくれたけんじ先生に感謝です。

まだご覧になってない方はアーカイブでご覧ください。

https://www.facebook.com/groups/574803796465423/permalink/803170973628703/

せっかくなので、今日はマネーの狼の思い出話です。

コラムというより日記なので、結論が先に来て読みやすいとか、何かを訴求するとかは特にありません。ご了承ください。

マネーの狼は、実は僕とササタニさんが初めて話をした番組でした。

過去にZoomでの顔合わせくらいはありましたが、そのころのササタニさんはイキリ散らかしあそばせていらっしゃったので、きちんと話したことはなかったのです。

全然別の用事でメッセンジャーを送ることがあったのですが、当時は社交辞令的に「一緒に番組やりましょうね」みたいな会話をするのが一般的でした。冷静になるとどんな世界だと思いますが、あの頃のPROGRESSは本当にそれが普通でした。

それで僕らもそんな感じで、どっちが先かなんて忘れちゃう程度には軽い挨拶のなか、なんとなくマジでやりましょっか!と盛り上がって、二人のコラボが始まったのです。

番組内容はタイトルが決まれば勝手に決まる、とはササタニさんが言っていたことですが、それは本当にその通りで、「マネーの狼」の名前が決まってからは、あれよあれよと配信が決まりました。多分昼に話して夜には配信してた。

マネーの狼は最初から「コンサル風バラエティ」と決めていて、大真面目なコンサル風に、とんでもないアイデアを言うボケをかます、今思えば視聴者の気持ちをガン無視した意味不明な番組でした。というかそもそも募集して届いた質問もおかしかった。ドーナツの穴を売る方法って何だよ。

ただ、それでもマネーの狼は多くの反響の声をいただき、自分としてはどこまでもふざけて出したアイデアも、純粋に新しい視点だと褒めていただくことも多くて恐縮してしまっていました。

そしてそんな流れでマネーの狼をやって思ったのが、僕とササタニさんの思考方法は結構近いということでした。そして二人とも本当にPROGRESSを楽しんでいるなと。

昔はとんでもないヤバい奴だと思っていたササタニさんは、その後もバンバンTVのヒット番組を作り出していき、本人もどんどん笑顔になって、向かうところ敵なしの無双状態になっていきました。

一方で僕はビギナーアドバイスメンバーとして活動し続けていきます。ササタニさんと僕は、TV配信の最先端とビギナー目線の最末端から、それぞれの目線で改革案を夜な夜な話し合いそうな雰囲気を醸し出しつつ、ほぼ毎日任天堂Switchで一緒にゲームしてた。いい年して学生みたいな生活をしていました。

そして、PUBLICの発端は、ササタニさんが購買プラットフォームを整えたいと話してくれたことがきっかでした。


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実はそのころ、僕もPROGRESS内でフリーマーケットをやりたいと思っていて、ぼんやりとシステムを探していたところでした。

何故ササタニさんと僕が旧PUBLIC(現 購買部)を作ったのか、その理由はまた別のコラムで熱く語ろうと思いますが、とにかくPUBLICを作るにあたって、ササタニさんと僕はめちゃくちゃ打ち合わせを繰り返しました。

というのも、PUBLIC開発のころは、PROGRESS GIFTの導入時期で、PROGRESSと通貨に対するスタンスが大きく揺らいでいた時期だったからです。

そんな中、マネーの狼の第二回の配信も行い、二回目はコンサルよりバラエティの色が強く出た回になりました。

その理由は、マネーの狼一回目の配信の次の日、中田さんが朝の会で番組を取り上げてくださり、「方波見は実はボケたがっている」と、どこまでも的確な評価をしてくださったからだと思っています。

すると、ボケたがっている方波見にはどんどんボケを送らなければ!と、PROGRESS特有の大喜利サービス精神が発動して、第二回のお題はほとんどがボケになってしまいました。

流石にお題でボケられて、回答でもボケ返すのはレベルが高すぎです。青い封筒が500枚以上ありますって何の相談だよ。普通に使え。

そこで感じたのが、マネーの狼は真面目にやりたいね。ということでした。

ボケたかったのに、ボケられたら真面目にやりたくなる。相変わらず視聴者の気持ちはガン無視したスタンスでした。

そんな中、旧PUBLICがいったんの完成を迎え、発表の会見。正直言って、画面越しのプレゼンがあんなに緊張するとは思いもしなかったのですが、それでもマネーの狼のおかげか、ササタニさんと僕は相性の良いコンビと思ってもらえていたし、二人がプレゼンをする人間であることも皆さんに理解していただけていたと自負していました。

だからこそ自信をもって発表に臨めたし、色々と足りない部分を残しながらも、旧PUBLICを無理やり前に進めることが出来たと思っています。

そして、マネーの狼は旧PUBLICの中でもキラーコンテンツとして活躍してくれました。

その時は第二回の反動で真面目に取り組みたいと思っていたので、セカンドシーズンとしてしっかりビジネスコンサルとして設定し、初めてPROGRESS TVの出演権を有料で販売する形を取りました。

流石に費用が掛かっているだけあって、質問者も真剣であり、当時30分のTV配信に、明らかに異なる緊張感で取り組むことになりました。

そうした結果、マネーの狼セカンドシーズンは、反響も自分たちの実感も、これまでで最高のものを感じることが出来ました。その後他にもPUBLICを使ったTV出演権の販売者が現れるかなと思いましたが、そのムーブは起こることはなかったのですが……。

そして、マネーの狼の有料販売はというと、思いっきりPUBLICの運営費に充てられていました。PUBLICは普通に思いっきり赤字だったので、マネーの狼の販売利益でギリギリ成り立っていました。

当時の自分にも赤字だから閉めるという考えはなかったですが、赤字が続いていれば「やっぱりPROGRESSではビジネス色は望まれていないな」と諦めていた可能性もあったと思います。

でも、マネーの狼という番組は、ササタニさんと僕を繋げてくれただけでなく、ビジネスを題材にしたコンサル番組であってもPROGRESS TVできちんと盛り上がることを証明してくれて、メンバー間のスキルが有料での販売が可能であることを証明してくれて、PUBLICでの販売を待ち望む声を届けてくれました。

だからこそ、もっと分かりやすく使いやすい、新PUBLICを作成するモチベーションに繋がりましたし、そこに対する皆様からの期待と信頼をいただけていることも、やはり何よりもマネーの狼の存在が大きかったのだと思っています。

ま、そんなこと言いながら3ヵ月ぶりの配信になるまで放置していたんですけどね。

お待ちいただけたけんじ先生、またしても前日に声をかけたのに快く応えてくれたササタニさんには、改めて深く感謝申し上げます。

以上、マネーの狼がなければPUBLICは存在しなかった話でした。


さて、マネーの狼ですが、次回以降は応援会員から募集することにしました。

応募フォームを設けようとも思いましたが、確認するのを忘れそうなので、気になる方はTwitter(@PROGRESSbami)にDMください。

費用はいったん無料ですが、配信時期は決まっていませんし、複数応募があったら配信向きの内容を採用させていただく可能性もあることもご了承ください。お待ちしています!

執筆者 | 21/03/22 (月) | コラム


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