2021年9月入会、7組の小山翔と申します。
文章力を強化して、今年こそ職場の昇格試験(論文形式)を突破したい!!
と思い、初めてコラムを書きました。
名文といわれる朝日新聞のコラム「天声人語」のような文章を目指しています。
それではどうぞ!!
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「ボーっと生きてんじゃねーよ!」という名セリフとともに5歳の女の子が素朴な疑問を投げかけるNHK番組「チコちゃんに叱られる!」が人気だ。昭和のカミナリ親父が過去のものとなって数十年、叱られる経験が減っているからこその人気ではなかろうか。
もっとも、叱るときの厳しさは昭和のカミナリ親父から大きく変化しているようだ。チコちゃんに叱られた人に緊張感はなく、笑顔すらこぼれる。「叱る」という言葉の意味が大きく変化しているのだろう。
口に七と書き、口で切りかかる、を語源とする説もある「叱る」。目下の者の言動の良くない点をとがめて厳しく注意すること、が本来の意味だ。叱るという行動は難しい。子どもに嫌われたくない、との思いから叱ることのできない親が増えているらしい。親に叱られたことがないから、親以外に叱られると子どもの感情が爆発してしまう。
大人になると叱ることはさらに難しい。部下への接し方が研修やマニュアルになる時代だ。そのため、新入社員の4人に1人は職場の上司・先輩から叱られたことがないという(※)。パワハラを警戒し遠まわしな表現ばかりの上司、親戚のように気にかけてくれる先輩。そんな「ゆるい」職場を喜んでいるかと思いきや、不安を感じる新入社員が増えている。
怒るは自分のため、叱るは他人のため。本当に大切な子どもや部下だからこそ、切りかかるつもりで全身全霊をかけて叱りたい。
※リクルートワークス研究所
「大手企業の新入社員が直面する職場環境を科学する」
https://www.works-i.com/project/youth/environment/detail001.html
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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小山翔(こやしょー)
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