しーちゃかの藝能ネタ!!(日本の女性デュエット・最強はどのコンビだ?)

執筆者 | 22/06/04 (土) | コラム

日本最強の女性デュオはどのコンビか?

 

そりゃあピンクレディーで決まりだろ? と、思ったそこの紳士淑女たち!!

 

ちょっと待った、待った。

 

物事はそんなに簡単ではないのだよ。

 

例えば、PUFFYとピンクレディーを比較したときに、明らかにPUFFYがピンクレディーを凌駕するポイントが少なくとも2ポイントはある。

 

すなわち、四半世紀に渡る活動年数の長さと、米国でアニメ化されたことによるガチの海外進出感である。

 

とまあ、こんな感じで、そう簡単にどのコンビが最強だよね、とは決められないのである。

 

決められないけれども、グダグダとだべってみようと思う。

 

では、ちょっと候補者たちを列挙してみよう。

 

ザ・ピーナッツ(伊藤エミ&伊藤ユミ)

双子だ。驚くなかれ、LPの累計累計は1000万枚を超えているんだぜ。

 

こまどり姉妹(並木栄子&並木葉子)

やはり双子。歳はザ・ピーナッツより上だが、演歌版ザ・ピーナッツとも呼ばれる。

 

リンリン・ランラン(リンリン&ランラン)

やはり双子。つまりは、ザ・ピーナッツの二番煎じ路線のような気がする。となると、双子デュオの濫觴としてザ・ピーナッツの価値も上がるのかもしれない。

因みに、リンリン・ランランの生まれた1959年にザ・ピーナッツはデビューしている。

 

ベッツイ&クリス(ベッツイ&クリス)

双子じゃないんだよ!! 双子じゃない、と言いたくて出した。

 

おそらくは、ピンクレディー以前はザ・ピーナッツを濫觴とした、双子姉妹デュオ路線があったのではあるまいか? だとするのならば、ザ・ピーナッツのパイオニア感は最強への一歩と、言えなくもない。

 

では、ここらでピンクレディーも出そう。

 

ピンクレディー(ミー&ケイ)

もちろん伝説的存在。

 

BIBI(早坂あきよ&小西直子)

何となくピンクレディーの二番煎じ路線としていたと、まだ私は薄っすらと記憶しているのだが、如何せん現代の世間一般ではすっかり忘れられた名前で、単独Wikipediaすらない。

キャッツ★アイ(ノン&ナナ)

これまたピンクレディーの二番煎じ路線だが、やはり世間一般でこの名前を覚えている人類はほぼいないであろう。だがこっちには単独Wikipediaが存在している。

さて、そろそろ皆さんお気づきだろうか? ザ・ピーナッツの二番煎じ路線は、二番煎じながらも後年の歴史に名を残しているのだ。比べると、ピンクレディーのフォロワーはかなり薄ら寒い結果になってしまっている。

 

なるほど、フォロワーの多さ、そして、フォロワーさえも栄光を掴んだ感では、ザ・ピーナッツがピンクレディーを何か上回っている、ような気がしなくもない。

 

ピンクレディーの後には、松田聖子に始まる80年代アイドルブームになる。

そんな中に現れたのが、やや不気味でこれっぽっちもアイドル味のない、「あみん」である。

 

あみん(岡村孝子と加藤晴子)

「待つわ」のインパクトがえげつないのであるが、意外と「あみんフォロワー」を産んだ気はしない。あみんではない「あみん的なその他のデュオ」が思いつかないのだ。

敢えて出すのならば、「花*花」かもしれないが、これは時代が離れていて無関係であろう。

 

そんなわけで、あみんって孤高かもしれない。

むしろ、Winkの方が二番煎じを産んだかもしれない。

 

Wink(鈴木早智子&相田翔子)

さて、もはや伝説と呼べるWinkである。1988年から1996年3月までが活動期間なので、1996年に「アジアの純真」でデビューしたPUFFYと入れ替わったような事になっていたのだった。しかし、この二つのデュオのあからさまな「見た目」「コンセプト」の違いってのが、実に時代の流れを、分岐点を象徴しているようで面白いではないか。

因みに、「花*花」の結成は1995年とPUFFYよりも少し前ではあったが、メジャーデビューは2000年と遅れている。

 

BaBe(近藤智子&二階堂ゆかり)

実はデビューはWinkより先。二番煎じ路線ではないのだよ。

 

KEY WEST CLUB(中谷美紀&東恵子)

そう、大女優・中谷美紀はかつて『桜っ子クラブさくら組』に所属したアイドルだった。そこからの派生的なアイドルデュオがこれ。「セーラームーン」の主題歌にくりそつな歌を番組等では披露していたが、未発売だったらしい。くりそつな、というかこっちが原曲との説もあるらしいが、「ムーンライト伝説」には、もっと大昔の、倍賞千恵子の「さよならはダンスの後に」にもメロディーが似てるんちゃうの? といういざこざがあったらしい(和解済み)。

 

花*花(こじまいずみ&おのまきこ)

現役。

いや、なんか古い人ばかりになっているが、それはテーマ的に致し方無いとして、それにしても、バリバリの現代の女性デュオはいないのか? となると、もちろんいるのである。

推定少女(Rino&Lissa)

現代といっても、2001年から2006年までの活動期間になる。

この辺りは、さっきまで書いていた日本の女性デュオというよりもロシヤのt.A.T.u.にすり寄ったコンセプトだったのかもしれない。(因みに、ロシアではなくロシヤにしているのは意識的にである。)

 

いや、もっと現代のはないのか? 例えば、あいみょんに匹敵するようなデュオは!!

 

となると、どうも思いつかない。

まあ、いいや。

 

上記のように色々と書いてきて、

どうも最強は、ザ・ピーナッツ、ピンクレディー、PUFFYのビッグ3で決まりのような気がする。

おしまい。

執筆者 | 22/06/04 (土) | コラム


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