2022年前期23組クラス委員長を務め終えて~振り返り~
こんにちは、2022年3月~6月の4カ月間23組の委員長を務めさせていただきました、若生円佳(わかいきまどか)と申します。
先ほど最後の「卒組式」をクラス内配信で終了し、こちらを記録として記させて頂きます。
23組自体の基礎情報に関しては、以下からもTV配信、コラム等の情報として入手することも可能です。
23組TV配信と記録:
23組ってどんなクラス:
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/posts/1064370600842071
23組公開学級会:
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/posts/1069764303636034
23組卒組直前活動報告(PGTV):
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/posts/1089867544959043
23組卒組アルバム: https://pgpub.space/41182/
23組数え歌制作秘話:
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/posts/1090433494902448
23組かぞえうた本編動画:
https://www.facebook.com/groups/574803796465423/posts/1090538734891924
23組卒組式:(長いので記録用として)
Coming soon
上記の情報以外で、実際の行動と感想を記録として書かせて頂こうかと思います。
元々ツアーの添乗員をしていたこともあり、30名~50名ぐらいの団体とひと時を共にし、その時間を楽しむという体験を通じて、何か私でお役に立てることが無いかと思っておりました。新しいクラス制度の委員長という担当はひょっとすると自分がやってきた経験を活かして出来る唯一のことかもしれない、と、手を挙げさせていただきました。
クラス発表直後:
クラス発表日の当日PGパブリック発表を確認後、すぐにクラスリストから自己紹介動画を拝見し、クラスメイトのイメージをつかもうと思いました。もしも委員長になった場合には、どのような動きをするかはある程度予定しておりましたので、それを実行に移しました。
添乗員をしていた時のように、最初の挨拶でこれからご一緒する皆さんを7カ月の旅の仲間だと仮定し、どのような旅作りをするか、旅の終わり、をお伝えするようにしようと決めました。その上で23組の旅を仲間の自己紹介動画を見た後、再度プランニングしました。
その中で意識することとして、
- 学校という世界観を大事にする
- 個人の様々なペースを尊重する
- 7カ月後にむけて学級目標をもつ
- 全員が参加できやすい体制をつくる
- 皆が同じ目線になれること(上下をつくらない)
- 本体への積極的参加も促すこと
- 次のクラスへの送り出し
最初のご挨拶配信をクラス内で行う前に、何かしらの流れは見せなくては不安がられるかもしれないと思い、クラスとしてのアジェンダをスライドで作ることとしました。
その過程のひとつとして、あそびごころとして作ってみたのが「23組かぞえ歌」でした。
1~10のかぞえうた、まさかこの中でも特に意味を持たない、渾身のボケ「みっつ みかんは天からむこう」が、これほどクラスの求心力になるとは、この時は思いもよりませんでした。
最初の1カ月:
その後委員長同士で作ったメッセンジャーグループで、各クラスで行われていることの情報を交換し合ったり、励まし合ったりしながら、皆でクラスづくりを試行錯誤しました。
まずは最初の1カ月の間に以下を試行しました。問題があれば前言撤回とできる環境があるのがこのサロンの良きところと思って、まずはPDCAと思って進めました。あまりに抵抗が大きければいつでも変更できるという余地は残しながら進めました。
①=>あえて小学校4~5年生を設定、交流会を学級会と呼ぶ
②=>ROM専の方も歓迎、学級日誌を別途送る、メッセンジャーで情報交換
③=>各人が自分の半年目標を設定し、それを応援することを学級目標とする
④=>交流会や、係、ラウンジ交流など様々な発信や交流の機会を設定
⑤=>コードネームとして○○ちゃん呼びをすることで、フラットな関係を人工的に作る
⑥=>HRのことを話題にしたり、応募企画への参加するクラスメイトを応援
⑦=>卒組式をすることで一旦区切りをつける、次クラスでの活躍を応援
7カ月として考えていたので、ある程度のボリュームがあって丁度よいと考えていました。
教育のプロである熊谷さんが、最初の3日間が大事、その時に一気に組織作りをするということをおっしゃっていたのを聞いて、3日はさすがに無理だけれど、なんとか最長でも最初の1カ月で、ある程度形を作りたいと思っていました。
結果、①~⑤は大きな抵抗もなく、ある程度最初の1カ月で進めることが出来ました。2週間に一度のZOOMによる学級交流会と毎週火曜日のラウンジ交流会はちょうどテンポもよく、おおよそ毎回4分の1~3分の1ぐらいの出席率でした。
クラス内活動開始:
並行して、徐々に「みかん組」というアイデンティティが定着し、多くのZOOM背景や、キャラクターなどが生み出されていき、クリエイターメンバーが輝きだしました。
これほどの才能をなぜ今まで気づかなかったのか。
いや、おそらく今までは発信が広範囲に届いていなかったものが、この小集団だからしっかりと届き認知されていったという事なのかもしれません。ここにもクラスに分けたことへの意味が見いだせます。
ゆめの木コラムという、目標をメンバーにインタビューしてPGパブリックに投稿するということも始まりました。広報係さんの活躍は飛躍的に伸びていきました。
放送係さんも週間放送でクラスメイトの活躍や、クラスのお知らせを配信で伝えてくれる。素晴らしい準備でメディアとしての役割を果たしてくださっていました。
他にも発信型の係さんも増え、掲示板での交流がどんどん盛んになっているのを見れるのが新鮮で嬉しかったです。
その後⑥は随時その都度みなで盛り上げていきました。
WinWinWiiinのオープニングにも多くのメンバーが参加しているのが誇らしかったです。
クラス早期爆破となって:
⑦に関してはクラス替え時期が早まったことで、クラス内の動揺もあり、何か形あるものを残すことでそこに思いを託せて、昇華できるのではないかと考えました。
クラス爆破HRを受けて即日緊急臨時学級会を行い、何か卒組制作として作ってみることを提案したところ、卒業アルバムのようなもの、という文字的なものと、歌動画という2つの提案が出ました。残り1カ月を切った時点で、二つのプロジェクトが同時並行で進み始めました。
卒業アルバムは広報係さんと図工係さんを中心に進めていただき、動画制作に関してはプロである副委員長と音楽係さんのお二人に担当をお願いしました。
普通であれば「1カ月以内でそんなの無理」とモチベ維持さえ難しい内容でありながら、皆が一丸となって火の玉となり、必死でプロジェクトを進めるさまは、やはりあっちゃんというプロジェクトを火の玉となって高速回転で回しているサロンオーナーを、普段から見ているサロンメンバーならではの、免疫力とタフネスを感じ感激しました。
クラスメイトお一人お一人が、それぞれ自分にできることを自ら考え手を挙げ、協力し、お互いに励まし合いながら、ハードモードの条件の中作品を作っていくという、まるでドラマか映画のような体験を直に感じるチャンスは、こうした機会でも無いとなかなか出逢えない奇跡であったかと思います。
そんな中、私自身には特に秀でた才能もないため、ただただ自分に出来ることを全力でやり続けてひたすら見せることで、頑張っていらっしゃるクラスメイトを応援することしかできませんでした。
むしろ、この私に特に技量が無いことや、ヌケているところが、かえってクラスメイトの方々の自主的な行動力や、盛り立てに一役かったのではないかと自画自賛しております(苦笑)
最後の1カ月、プロジェクトが進行している中で私に出来る応援として、クラスメイト全員のお誕生日をこの1カ月に日にちでクラス内配信お誕生日会を開くことでした。毎回サムネを作って(FBや廊下から、クラスメイトのベストの写真を探すのが楽しみでした)朝10分だけ?を持ってバースデーソングをその日集まった仲間と歌う(結果バラバラが味がした会でしたw)ということを始めました。クラスメイトは狂気を感じると言っていましたが、実は他のクラスでも毎日配信しているところもあるとうかがっていたので、さほどの狂気は自分では感じていませんでした。
そこで、自分のゆめ目標であった「OBS操作をできるようにする」ということに本気で取り組み、実際にクラスで出演した最後のPGTVは、私がOBSを作って当日操作させていただくことになりました。これも周りのクラスメイトの皆さんが頑張っていらっしゃることに引っ張ってもらえたおかげでした。
※最後画面が崩れてしまったのも良き思い出w
そうして多大なるクラスメイトの頑張りによって、卒業アルバムも、動画づくりも、TV配信も、卒組式も無事終えることができました。
クラス制度の意義:
3月から始まった新制度であるクラスという小集団の意義は、非常に大きかったというのが私の感想です。
HRであっちゃんがおっしゃっていたように、「たまたま作ったクラスで、ごっこに過ぎないんだ」というお言葉、まさにその通りだと思います。
我々はあくまでPROGRESS提供の「クラスごっこ」コンテンツを4カ月しっかりと楽しませて頂いただけにすぎません。
そんな中、今までずっとROM専だったという方もすっかり仲間も増え、クラスで初めましてだった方々とも、今や○○ちゃんと呼びかけて気軽に話し合える輪を得る事で自信を得られた、という感想も多く聞くことが出来たことは、大きな喜びです。きっと次のクラスでもたくさんの新しい友人と出逢えることでしょう。
私自身も「しっかりとしたところを見せなくては」という気負っていた最初の頃よりも、より素のままのダメな自分もさらけ出して見せていくことで、よりぐっと近く、仲良くなれた仲間ができ、クラスメイトに成長させてもらえた自分とも出会うことが出来ました。
我々大人が本気で「ごっこ」に取り組んだ結果、第二の青春を謳歌し、ともに熱い時間を共有し、最後は泣くほど寂しいという思いも持ちつつ、次のクラスへと移動していく甘酸っぱさを久々に感じることができました。逆に実際の学生時代ではクラス替えぐらいでは、これほどの感動は味わってこなかったなあと思い返しました。
必死に遊ぶ理由:
一体なぜこれほど必死になれたのか?
ひょっとするとと、自分のオリジナルの青春時代に存分に謳歌できていない自分がいたのかもしれない、今ならもっと上手くできるだろうに、と、大人になって思う自分。そして信頼出来て、笑い合える仲間との交流と共同作業。
そんな夢を叶えてくれる場所が、今まさにここにあるのです。
それはこのサロンが好きで、そこで出逢う人達と信頼感を持って、利害関係を持たず、大人の節度を持ちながら、今まで身につけた技量と経験をもって(子供の頃とは違い)、おはしゃぎ交流を、ランダムに振り分けられた小集団で楽しめる、というリッチコンテンツだったからなのかもしれません。
このサロンで当たり前のことは、実は外ではなかなか味わえない体験であることをあらためて噛み締めた4カ月でした。このサロンには全力で参加していくことでしか体験できないことがある、だから今期もクラス参加を選びました。
そして23組との良き体験と思い出はしっかりと深く鮮やかに胸に刻みつつ、今日からは、新たなクラスに向かう元クラスメイトの背中を押しながら、自分も新しいクラスに向かって一歩踏み出し始めました。
あっちゃん、運営の皆様、そして23組の皆さん、本当にこの貴重な機会をありがとうございました。そして新しい17組の皆さん、どうかよろしくお願いします!