毎日のHR楽しいですね!
今日はこんなお話がありました。
PROGRESSには、生徒会や委員長などいろんなポジションがある。報酬が出るわけではない。影響力を得られるなど得をする面もあるが、責任が発生するし、損な役回りになる場面もある。それでもポジションに就くのは楽しいと思うのでやってみて欲しい。
HR 2022年09月13日40分58秒〜
何のためにPGでポジションを目指すのか?
これは僕の中で、しばらく疑問に思っていたことでした。ですが、これを考える中で、最近ひとつの仮説に気付きました。
それは「人生を充実させるには、ギバーになるしかない」という仮説。
順を追ってお話していきます。
なぜPGでポジションを目指すのか?
あっちゃんも言っていますが、PGでポジションに就くのは得ばかりではありません。
めんどくさいこともあるし、時間も取られます。応援してくれる人は増えるけど、ただ承認欲求のためだけにポジションを目指してもあまり意味はないと思っています。
僕自身、ポジションを経験したことがありますが、挑戦した理由は「やってみたらどうなる見てみたい」という実験でした。実際にやってみると、これがスゴク楽しかった。なので、あっちゃんの言う通り「楽しいからやる」というのは大きな理由だと思います。
ですが、さらにもうひとつ。僕は最近になって大きな事実に気が付きました。それは「ポジションを経験した人と話をするとメチャクチャ面白い」ということです!
ポジションを経験した人の話は面白い
何人かポジションを経験した人とお話したことがあります。すると自然と「どうしてそんな風に頑張ってるんですか?」という話になることが多い。
ある程度の明確な答えを持ってる人もいれば、「ただやってみたかったから」という人もいました。その中で、全てに共通していたのは「その人の話を聞くのが面白かった」と感じたことです。
ポジションに挑戦した人は、みんな自分なりの理由で挑戦して、独自の工夫や努力をしていました。得を取りに行ったというよりは、自分の意思で考えての行動です。それが僕にはすごく素敵なことに思えて、話を聞くのが楽しかった。
「この人の話や挑戦を聞くのは面白いな」
誰かにそう感じさせるような魅力的な人間になれるとしたら、大きなメリットだ。僕にはそう思えたんです。
ギバーだけが、人生を主体的に生きられる。
PGのポジションでは報酬は出ません。報酬もないのに責任を負って、誰かの役に立つことをする。これってギバーになるってことですよね。
そこで思ったのが、「もしかして人生を主体的に生きるには、ギバーになるしかないのかも?」ということです。
人をギバーとテイカーに分けたとき、テイカーの行動原理はシンプルです。報酬はより多く貰った方がいいし、労力はより少ない方がいい。既にある仕組みの中で自分の分前を増やすように動けばいい。でも逆に言えば、テイカーは人が作ったものを受け取る以上の楽しみは見い出せないと思うんです。
ですが、ギバーになろうとすると「なぜわざわざギブするのか」と考える必要が出てきます。そこに自分なりの意思や価値観、そして人間らしい「こだわり」がにじみ出てくるように感じます。
なぜその仕事をしてるんですか?と質問したときに「報酬が良いから」と返ってくれば、それ以上聞くことはありません。でも、「なぜか分からないけど面白そうだと思った」と返ってくれば、そこに価値観や人柄が詰まっているはずです。
これこそが、人生を主体的に生きるということだと思うんです。損得だけじゃなく、その人なりのイズムがある。僕が「ポジションを経験した人の話は面白い」と感じた理由は、ここにある気がしています。
つまり、主体的に生きて人生を充実させるには、最終的にはギバーになるしかないのでは? 僕は今、そんな風に感じています。
PGのポジションは「ちょうどいい挑戦」
まとめると、
ギバーとなって、損得以上の何かに挑戦すること
これが主体的で人間臭い人生には必要なことだと気づいたんです。そしてそれをやりたいと思ったときに、ちょうどいいのがPGでポジションを目指すことだと思います。
自分の居るコミュニティを良くするために動き、動き出せば同じ目標の仲間がいて、見てくれるメンバーもいる。あっちゃんも温かく見守ってくれる。スゴク恵まれた環境で挑戦することが出来ます。
もちろん全ての人がPGのポジションを目指す必要はないと思います。個人的には、ギバーになるほど生活に余裕がない人は無理するべきじゃないと思いますし、すでに他の挑戦で手一杯な人もやらなくて良いと思います。
ですが、「人生をもう少し主体的で充実したモノにしたい」と思ったとき、目の前にPGのポジシションという目標がある。これってすごく恵まれた環境だと思うんです。
おわりに:PROGRESSの可能性
さて、僕はなぜこのコラムを書いているんでしょうか?
この文章を書くにもそこそこの時間を費やしていて、報酬はありません。僕はデザイナーの仕事をしているので、この時間でサムネの一本でも仕事で作った方がお小遣いにはなるのでしょう。
でも、今この瞬間に僕が面白そうと思ったのは、このコラムを書くことでした。この文章が誰かの目に触れて、あわよくば共感してもらえたとしたら、その人と会ってお話し出来たときにスゴク楽しいと思うんです。
それがすぐにでも実現する可能性があるのがPROGRESS。
主体的に人生を味わうために、「オモシロイこと」をやっていきたいな。そんなことを思ったお話でした!