中田さんの成功のカギは「やり抜く力」だと思う理由

執筆者 | 22/09/16 (金) | コラム

こんにちは!2021年6月入会の森 舞(まいまい)と言います。

今回は、中田さんの成功のカギは何なのかについて、私なりに考察した内容をお伝えします。

中田さんは、WinWinWiiin、Xeno、CVLなど、多くのプロジェクトを成功させていきます。

最近では、ThatThatの完コピで賞賛されたり、MEOMORYZをあっという間に仕上げたり。

すごいスピードで多くのプロジェクトを立ち上げ、その過程をHRでお話されるので、メンバーの一人としてワクワクしながら聞いています。

 

なぜ、こんなに新しいプロジェクトを成功させることができるのでしょう。

有名人だから?

アイデアをたくさん思いつくから?

思考力・分析力が優れているから?

どれも1つの要因ですが、一番大きく寄与している能力は「やり抜く力」だと思うのです。

その理由を詳しく解説していきます。

 

「やり抜く力」は成功を大きく左右する

「やり抜く力」の研究で有名な、ペンシルバニア大学のアンジェラ・リー・ダックワース教授のスピーチを紹介します。

参照:アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」

教授の研究室では、 挑戦的な環境に置かれた人々に対して、

「誰が成功し、それはなぜか?」

を考える様々な研究をしました。

 

  • 陸軍士官学校の士官候補生は、誰が陸軍訓練に残るか
  • 全国スペリングコンテストで、どの子どもが勝ち残るか
  • 教育困難な地区の新米教師は、誰が学年末まで続け、誰が生徒の学習成果を最もあげるか
  • 民間企業では、どの販売員が仕事を続け、最も売上をあげるか

 

こうした様々な状況の中で、ある一つの特徴が成功に大きく関わっていたのです。

それは、IQでも社会的知性でもアイデア力でもなく、やり抜く力でした。

教授はスピーチにおいて、「やり抜く力」とは、次のようなことだと語っています。

目標に向けた情熱・忍耐力・スタミナがあり、明けても暮れても自らの将来にこだわり、長期間一生懸命に取り組み、その夢を実現すること

 

中田さんは、まさにこの「やり抜く力」がしっかり身についている方です。

何より、こんなにすごいスピートで、色んなプロジェクトをやり抜いている人を私は見たことがありません。

 

中田さんの「やり抜く力」のすごさ


中田さんのやり抜く力は、ここ最近だけではありません。

印象的だったのは、NSCに入る前にネタを100本作って、練習を繰り返していたこと。

漫才を講師の前で披露する前に、自分ができる限りの準備をやり抜いていたのです。

その後、「武勇伝の元となるネタ」をある講師に褒められた際は、その後TVで認められるくらいまでネタを改良しつづけたのです。

このエピソードだけでも、昔からやり抜く力があったことが分かります。

そして、今も多くのプロジェクトを立ち上げ、成功と失敗を繰り返すことで「やり抜く力」を凄まじく高めています。

 

中田さんは、よく「今ある全力を出し切る。それで失敗したら、また改善すればいい。」と言います。

これが、多くの人にとっては、できそうでできないのです。

これまで、私は色んなチームで仕事をしました。

その中で、アイデアだけは多く出て、「それやった方がいいね。」と言いながらのびのびになり、結局理由もなく消滅した、なんてことはたくさんあります。

それに比べて、中田さんは、今の自分の能力で「できる限りのこと」をやります。

途中で辞める時は、やらないなりの理由をきちんと明確にします。

そのため、失敗してもむやみに後悔することがないのです。

 

やり抜く力ってどうやって身につくの?

私は、自分の子どもにも「やり抜く力」を身につけてほしいと常々思っています。

この力が身につけば、将来どんな仕事に就いても、きっと後悔のない人生を送れると思うから。

 

でも、どうやったら身につくのでしょう?

スピーチの中で、ダックワース教授は次のように述べています。

これまで聞いた中で、子どものやり抜く力を育てるのに 一番よいのは 「成長思考」と呼ばれるものです。
成長思考とは、学習する能力は固定しておらず、努力によって変えられると信じることです。

中田さんはまさに「成長思考」が身についている方ですよね。

そして、苦悩している姿や何時間も勉強している過程をHRで見せてくれることで、「自分もがんばろう!」と思うメンバーさんも多いのではないでしょうか。

つまり、メンバー側にも「成長思考」が育つような良い影響を与えてくれているのです。

 

私は、同じようなことを自分の子どもにできたらと思います。

とりあえず目の前のことからやり抜いて、子どもに見せるところから始めてみます。

そして、親子でやり抜く力を育てていけたらなと思っています。

以上です!ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^


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