「やりたいこと」に苦しんだ過去

執筆者 | 22/11/09 (水) | コラム

「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」八木 仁平 (著)を読んだ僕は、さっそく本に書いてあるワークをやってみた。

しかし、なにかしっくりくるものがなく「自分にはやりたいことがない」という思考に陥ってしまう。

それから半年間、「やりたいことがない」「だから自分は成功できない」「こんな自分に価値はあるのか」というモヤモヤを抱えていた。

「やりたいこと」=「唯一絶対のもの」という、思い込みがあった。

唯一絶対のものを見つければ、それに向かって進むことができる。

だから、見つけられないのであれば進むこともできないし、成功もできない。

「やりたいこと」は唯一の正解で、それ以外は不正解なのだから、早く見つけなければならない。

そんな焦りと不安を抱えて毎日を過ごしていた。

半年ほど経ってようやく、「試してダメなら違う事を試せばいいだけだ」という事に気づく。

先日中田さんがトークチャンネルの収録で、「やりたいことなんてスーパーの試食みたいなものだ。試してみればいい」と仰っていた。

(トークチャンネルの収録アーカイブはこちらから。)

僕が半年くらい悩んだことに、あっさりと答えを出してしまう中田さんに感動した。

今「やりたいこと」がなくて、悩んでいる方に伝えたい。


やりたいことはすごくなくていい

やりたいことは仕事にならなくてもいい

やりたいことは人に評価されなくてもいい

やりたいことは得意なことじゃなくてもいい

やりたいことはどんどん変わってもいい

やりたいことは人の為にも、自分の為にもならなくていい

やりたいことは目的がなくてもいい

やりたいことは好きじゃなくてもいい

やりたいことの為に踏ん切りをつけなくていい

やりたいことができないときに怠け者認定しなくていい

出典:かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方/時田ひさ子 (著)


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