「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」八木 仁平 (著)を読んだ僕は、さっそく本に書いてあるワークをやってみた。
しかし、なにかしっくりくるものがなく「自分にはやりたいことがない」という思考に陥ってしまう。
それから半年間、「やりたいことがない」「だから自分は成功できない」「こんな自分に価値はあるのか」というモヤモヤを抱えていた。
「やりたいこと」=「唯一絶対のもの」という、思い込みがあった。
唯一絶対のものを見つければ、それに向かって進むことができる。
だから、見つけられないのであれば進むこともできないし、成功もできない。
「やりたいこと」は唯一の正解で、それ以外は不正解なのだから、早く見つけなければならない。
そんな焦りと不安を抱えて毎日を過ごしていた。
半年ほど経ってようやく、「試してダメなら違う事を試せばいいだけだ」という事に気づく。
先日中田さんがトークチャンネルの収録で、「やりたいことなんてスーパーの試食みたいなものだ。試してみればいい」と仰っていた。
(トークチャンネルの収録アーカイブはこちらから。)
僕が半年くらい悩んだことに、あっさりと答えを出してしまう中田さんに感動した。
今「やりたいこと」がなくて、悩んでいる方に伝えたい。
やりたいことはすごくなくていい
やりたいことは仕事にならなくてもいい
やりたいことは人に評価されなくてもいい
やりたいことは得意なことじゃなくてもいい
やりたいことはどんどん変わってもいい
やりたいことは人の為にも、自分の為にもならなくていい
やりたいことは目的がなくてもいい
やりたいことは好きじゃなくてもいい
やりたいことの為に踏ん切りをつけなくていい
やりたいことができないときに怠け者認定しなくていい
出典:かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方/時田ひさ子 (著)