progressと私〜未知のゲーム〜

執筆者 | 22/11/14 (月) | コラムコンテスト

(あっちゃん。これ、どういうゲームなんですか?)

あるメンバーがたった一人で
頭を下げているその動画を見て

私は首を傾げた。

それと同時に
少し泣きそうな顔をしながら

「スポンサーになってください」

と言う姿を観て

(美しい)

そう思った。

(このゲームに参加すれば
もっと美しいものが待ってる)

そんな予感がしてならなかった。

私は少しドキドキしながら
人生で初めて

“大口スポンサー”になることを選択してみた。


その日のpgNight。

たくさんのスポンサーの名前がずらりと並んでいた。
個人名一覧の最初に私の名前があった。

今朝  頭を下げていたその人は
一人一人の名前を
噛み締めるように、そして堂々と
MCとして丁寧に読み上げていった。

その姿に私はまた

(美しい)

そう思った。

でも

その美しさがどこから来るものなのか
よくわからなかった。

この不思議な感覚は前にも経験したことがある。

小学生の時に初めて美術館で

フェルメールの”真珠の耳飾りの少女”を観た時と
同じ感覚。

なぜそれを自分が美しいと思うのか、それ以上に

なぜこの絵に大人たちが集まって来るのか
不思議でならなかった

あの感覚。

 

次の日のHR

あっちゃんは言った。

「俺がやってきたのはこういうことなんだよ」

そっか。

私は
実生活で 寄付やクラウドファンディングに
参加したり募ったりしたことはあったけど

“スポンサー”になったり募ったりしたことは
一度も無かった。

だからわからなかったんだ。

この美しさの意味を
私が本当に理解するには

きっとまだ経験値が足りない。

自分が美しいと感じた名画の魅力を
うまく言葉にできない

小学生と同じ。

このままじゃ嫌だ。

私はこの場所で

Life-school progressで

あっちゃんみたいに大人になっていきたい。

だから私はその日から
pgTimesとpgNightで

スポンサーになったり、観客になったりしながら

このゲームを

めいいっぱい楽しんでみることにした。

 


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