progressとわたし

執筆者 | 22/11/15 (火) | コラムコンテスト

progressに入学したのが2021年1月。
約2年で、想像もしなかった自分になっている。

この半年の変化だけでも大きい。
progressで出会った女性と結婚。仕事も住んでいる場所も変わり、来年には父親になろうともしている。

ただ、変化したのは外側だけではなかった。自分の人生への参加の仕方が別人のように変わっていることに、このコラム企画を通じて改めて気づくことができた。

入学した当時、僕は都内でタクシー運転手をしていた。
休むも働くも自由。自分が生きていく”だけ”なら何も問題がなく、余裕さえあった。

ほぼ毎日HRを聞いていた中で今でも強く印象に残っているのが、チョコプラの長田さんとの話。

「人が死ぬのは敗北した時ではない。何も挑戦しないつまらない日々が続いたとき、死んでしまう」

このセリフを聞いた時、体の内側から震えるのを感じた。

何度もリピートし、何度も震えた。

自分には夢を叶える強さはないと思い込み、穏やかな日常を追求。気がつけば、平穏で退屈な毎日が実現していた。

しかし、この平穏は偽りだった。目の前の課題や欲望を無視し、挑戦を避けてきたからにすぎなかった。

progressでは、中田さんやpgメンバーがそれぞれの課題に真正面から向き合い、前へ進んでいく姿を見せてくれている。

人生というゲームに対して斜に構えない生き方。その生き方に魅力を感じ、憧れるようになっていた。

今は慣れない仕事で自由な時間が以前ほど無くなったが、お陰でやりたい事にも気づけるようになってきた。毎日ヘトヘトだが、それでも前に向かって生きている実感を得ることができている。

今でも幸せ。だけど現状に満足はしていない。

いつかは自分の能力で周りに喜んでもらえる仕事がしたいと思っている。欲を言えば、その挑戦を応援してもらいたいし、誰かの挑戦の背中を押す事ができればとも思っている。

そんな風に考えるなんて、2年前には想像もしなかった。

執筆者 | 22/11/15 (火) | コラムコンテスト


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