2020年、春。

私は真っ暗な泥沼の底に居た。

Covid19という突如降って湧いたウイルスに世界中が恐怖に慄き、私が住むニューヨークはその震源地として忌まれるようになった。

自分の人生でパンデミック映画の様な事が実際に起こるなんて。

そんな絶望の中、唯一の希望と癒しがYoutube大学であった。

滑舌よく、抑揚と張りのある声、活き活きと語り掛ける力強い目、静と動が交差する動き、その全てに強烈に魅入られ、毎日貪るように観続け、飛び込む様にpg入学。

入学翌日から毎日HRで会える中田さんは、悩み、喜び、怒り、楽しみ、感情の全てを私の脳内へ直にアドレナリンと情熱と共に流し込み、あろう事か私の名前を正しく呼び、覚えて下さったのだ。当然、益々敬愛の念が深まった。 

思えばPandemic前、時間は全て仕事に奪われ、感情を押し殺し、新たな友人を作る余裕もなく、心身共に不調を来していた。 信じて貰えないが、実は私は人見知りで、筆不精で、実の家族との関係も希薄である。

そんな私がpgに入学してからというもの、毎朝人と顔を合わす事に心躍り、コメントし、中田敦彦という驚異的で稀有な存在と、そこに集いしpgメンバーとの交流のおかげで、枯れていた心と体の隅々まで喜びの雫一滴一滴満たされていくのを感じた。

すると、自然に笑顔が増え、仲間、出来る事、信頼が増え、次第にこのprogressを家族と思えるようになった。

最初の数カ月で力尽きるかと思いきや、2年過ぎても尚、熱量は上がり、それどころか愛するこの学校を、おこがましくもずっと見守りたい、盛り上げたい、貢献したいとすら思うようになって今に至る。

新時代を作る風雲児の生き様を目前で実感し、新たに自分を生き直すことが出来る場所、それが私にとってのprogressなのだ。

真っ暗な泥沼から、私を引き摺り出してくれた中田シンジ敦彦さんと、人生で一番悲しい時に寄り添って前に進ませてくれたpgの仲間達に、心からの感謝を贈りたい。

ありがとう。

そして、

みんな大好き!


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