プログレスとわたし

執筆者 | 22/11/18 (金) | コラムコンテスト

プログレスという森がありました。

ある日、森の王様が言いました。

 

「この森をもっともっと

 良くしていきたい。

 みんなの力を貸してほしい。」

動物達は、

それぞれ自分の優れている所を

王様に伝えました。

足の速い者、体の大きい者、力の強い者

小鳥は、みんなが王様に

褒められているのをみて

だんだん

悲しくなってきました。

なぜなら、自分より

優れている鳥達が

たくさんいるからです。

 

自分より大きな翼

自分より美しい歌声

自分より上手なダンス

 

小鳥が今にも

泣き出しそうになると

王様が言いました。

「小鳥さんはいつも楽しそうに笑うね。

  それは、とても素敵な事なんだよ。」

小鳥は嬉しくなって

いつものように笑いました。

 

この森はプログレス

みんなが

それぞれに輝いて

力を出し合って進む森。

支えあって、寄り添って

手を叩いて笑う事も

素敵な森の力になっています。

 

~あとがき~ 

僕は元々、 

YouTube大学のファンで

時間があればリピートしてみていました。

progressに入学したきっかけは

5月のトークchで 

どんな才能でも必要だから

来て欲しいという熱い言葉でした。

僕は絵を描く事ができるので

何か力になれるのかなと思って

入学しました。

しかし、入ってみると

あっちゃんのプロジェクトは

かっこよく、スタイリッシュで

クオリティの高いものでした。

僕の画風では

合わない。

 

そう感じました。

コンペなどで

選ばれる人達は

求められたテーマに

すごい努力して

作品を作り上げ、時には

自分のスタイルすら

構築し直す人もいました。

僕はあっちゃんの力には

なれないかもと思いつつ

毎日、 HRの感想に絵をつけて

廊下に貼っていると

喜んで見てくれる人達が

いて少しずつ居場所が

出来てきました。

そして、9月13日の HRで

笑ったり手を叩いてくれるだけで

力になってるよと

あっちゃんが言った時

すごく救われました。

僕は僕の絵しか描けないけど

それでも、きっと

この森の力になれていると。


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