progressと私

執筆者 | 22/11/18 (金) | コラムコンテスト

「何者にでもなれる、いつからでも!」メンバーの多くがこの言葉にやられたと証言しているが私もその一人だ。

 progressは人生折り返し地点を過ぎた私にとって全く新しい世界だった。中田さんの強いリーダーシップの下、魅力的で才能溢れるメンバーたちの英知が次々に採用されてカタチになっていく。トライ&エラー、前言撤回、数々の中田語録は今までの人生にない価値観を私に提示してくれた。

 多くの時間を子供のために充ててきた。三人皆大人になったが、長男は600gの未熟児で産まれたため全盲という障害を負ってしまった。早く産んでしまった自責の念と将来への不安で追い詰められた日もあったが、無我夢中の子育てだった。

 18年間盲学校のPTA活動に熱を入れた。その中で様々な事があったが、慎重な性格なので思いついたことを実行できなかったことが多々あったように思う。だめならやめて又次に行けばいい、今はそう思う。

 その後音楽の道を志す息子のサポートをしながら音楽療法士としての活動も始めた。そんな毎日の中にある日progressが深く入り込んできた。

 ラウンジで多くの友達ができた。特に目が見えないという息子と共通点のある矢野さんに会ってその癒しの歌声とご夫婦のウィットに富んだ会話に心安らいだ。久しぶりに推しを見つけたのは喜びだった。

 朝活部では毎朝ちょっとだけ会話をしてよい一日を!と言って解散する。気持ちのいい朝のルーティンだ。

 ゴルフ部では家族以外の方と初めてラウンドし満喫した。

 息子の演奏動画をYouTube発信しているがYouTube交流部ではわからないことを丁寧に教えてもらっている。

 そしてクラスやコメ欄で出会った年齢も職業も様々な人と共通の話題で会話をしている。この年になって新しい友達ができるのは奇跡のように感じる。

 Nightの推しも見つかった。応援できることは本当にワクワクする。

 ああ、原稿用紙2枚ではとても書ききれない!一日一日感謝して、まだまだ何事も諦めず、これからもprogressしていきたい。

 


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