progressと私

執筆者 | 22/11/19 (土) | コラムコンテスト

progressを手放しで讃えるコトバを、私は持たない。

至極平静な精神状態で、至極冷静にオンラインコミュニティを比較し、至極真っ直ぐに「大好きだった芸人オリエンタルラジオの中田敦彦」を選んだ。

確かにパンデミックでヒマだった。だからもちろん、入ってよかった。感謝している。毎日、日本のみんなには想像できない数の命が失われる中で、2ヶ月間一歩も家から出なかった。そんな時にprogressは私を世界と繋げてくれた。おかげでたくさんのかけがえのない友人に出会えた。だから、ありがとう。

でも私とprogress の関係は、そう言うことじゃないんだ。

progress は家族である。

家族は遠いけど近くて。ありがたいけどうざくて。

でも決してなくならない安心感があるから、基本こちらが甘えながらイキがったりするわけである。

progressは学校である。

学校は行きたいけど面倒だし。先生は憧れるけど畏いし。

でも安全で思いっきり学べる場所であるから、基本こちらが甘えながらサボったりするわけである。

progressはコミュニティである。

コミュニティにはいろんな人がいて、時には訳わからん人もいて。

でもだから慣れあわずに守る秩序とルールがあるから、基本こちらが甘えながらルールを破ったりするわけである。

Progressを手放しで讃えるコトバを、私は持たない。

すでに人生の一部になったこのコミュニティが、完璧であるはずがないからである。逆に、歪みを、矛盾を、不条理を内包しそれに真正面からぶつかるリーダーの背中を毎日追いかける。それが私の毎日の歩みである。

pgは人生の一部である。

だから気分がいい日も悪い日も幸せな日も悲しい日もある。そんな当たり前の一日を、今日も迎える。

執筆者 | 22/11/19 (土) | コラムコンテスト


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