PGコラムが書けない人は「アウトプット」で改善する
こんにちは。PROGRESS PUBLIC管理人の方波見です。
連日多くのコラムが執筆されているPUBLICですが、中には「コラムなんて書けない…」という方や、「書いてみたけど続けられる気がしない…」という方もいらっしゃると思います。
これはPUBLICに限った話ではなくて、メルマガ、ブログ、noteを始めて、正直挫折してしまったという経験をお持ちの方も多くいることでしょう。
そういった方々がなぜ挫折してしまうのか、もちろん様々な事情があるとは思いますが、今回は1つに絞って、その対策として必要なことをコラムにしていきます。
その最も大きな理由とは……
書くことがなくなった
これです。
これはもう、誰もがあるあるだと思います。
コラムが書ける!とか、noteを始めよう!となった時に、めっちゃ意気込んで「伝えたいこといっぱいあるし、もう毎日更新して名を轟かせたるわ~」と思う人は数知れず、誇張なしに、きちんと続くのは0.01%くらいのものです。
ほとんどの人は「いざ書き始めるとそんなに毎日伝えたいことなんてなかった」という現実にぶつかります。毎日更新のはずが、90%の人は気が付くと3日目で途絶えてしまい、残りの9%の人も1週間目には晩御飯が美味しかった~とか書き始めて、さらに残った0.9%の人ですら、飲み会で酔って1日空けてしまったが最後、二度と更新しなくなるという始末です。一応補足しておきますが、全部昔の僕です。
そんな方々は、なぜ書くことがなくなってしまうのでしょうか。
その理由とは
自分の内にあるものをアウトプットするから
多くの方は、自身の経験や学んできた知識を、文字にしてアウトプットしていきます。
素晴らしいことに、経験に基づくお話と言うのは、非常に深く共感出来て、他では得られない学びがあります。
しかし、自身の内にあるエピソードと言うのは、想像以上に少ないものです。
実際、あなたに強く残っている思い出は何?と聞かれて、即答できるのは誰でも3~5個くらいではないでしょうか。他に即答できることは今日の晩御飯くらい。
そして、思い出が尽きたころ、ひらめきます。
「インプット不足だ……!」
インプットが足りていないから、アウトプットできないのだと。
だから1日1冊本を読んで、ビジネス系YouTuberを見漁って、コラムのネタになるような特別な体験を探しに行って。
その結果ヘトヘトになって、もう文字なんて書けないと思いつつ、毎日更新しなきゃという義務感はあって、気が付いたら晩御飯美味しかったとか書きだしちゃうわけです。
インプット→アウトプットの構造に落とし穴
こうした問題は、そもそも「インプットしてアウトプットする」という構造自体に問題があります。
インプットをすることに時間を取られて、アウトプットするにも時間が取られるので、負担が大きくなって続かなくなります。
勉強になるからいいじゃん!というのも一理ありますが、このスタイルは「アウトプットという苦行のためにインプットという苦行をする」状況になっていて、本末転倒でモチベーションダダ下がり。いっそやめたら幸せじゃね?と気づき、しれっと辞めてしまいます。
ではどうすれは良いのでしょうか?
答えは意外と簡単です。
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コラムを書いてインプットする
インプットをアウトプットにつなげるのではなく、
アウトプットをインプットとしてみましょう。
お前は何を言っているんだ?と思われるでしょうが、身近な例をもとに説明します。
インプットをアウトプットにするということは、吸収したものをまとめて分かりやすく変換して外に吐き出す行為です。
いわばこれは「YouTube大学」です。
本や体験からの学びを基に、相手に伝わるようにアウトプット。
日ごろYouTube大学を見ている我々からすると、それがいかに難しいかはよく分かると思います。
では、アウトプットをインプットにしている身近なものは何か?お気づきの方もいると思いますが……。
それは「ホームルーム」です。
ホームルームは、中田さんが私たちに様々な学びを与えようとアウトプットをしてくれる場ではありません。
むしろ、中田さんの周辺で発生したり自身に沸いた思いを受けて、「言語化することで自身にインプット」している時間なのです。
話をしている中で、自分自身のテンションに気づき、思ったより難しい言い回しに気づき、新たな例えが生まれて、多くのフィードバックをもらう。これはまさにインプットです。
そして、私たちは見たことがあるはずです。ホームルーム(朝の会)で話した内容を、さらに磨いて、セカンドチャンネルでアウトプットしている中田さんの姿を。
PUBLICでインプットの練習をする
これは、PUBLICのコラムでも同じです。
最初から皆にアウトプットしよう!と思うから大変なのです。
文字にすることで、自分自身の思考を整理して自分自身にインプットする。
そうすれば、記事を書くことは終着点ではなくなり、学びたい内容や目の前の出来事や挑戦に感じたことを言語化する過程で勝手にコラムが完成します。
そして、そのようにインプットして言語化した内容を、友人、家族、note、YouTube。様々な人や場所でアウトプットしてみてください。
きっと普段以上に研ぎ澄まされた言葉になり、言葉に深みのある説得力ある人になれるでしょう。
しかも、実はそういった荒削りな記事が、整った文よりも読み手に大きな感動を与えることも多々あります。かしこまった無難な文章より、感じたことを身近な例で素直に言葉にしてみる方が気持ちが伝わるし、面白かったりします。
PUBLICはクローズドだからこそ、そうした練習としても非常に効果的に使用できます。
まだ記事を書いたことがなかったという方も、ぜひPUBLICという場を使って、自身の思いや学びを「インプット」してみてはいかがでしょうか。
ご覧頂きありがとうございました。