PGとデジタルと私

執筆者 | 22/11/19 (土) | コラムコンテスト

プログレスのヒストリーが語られた「混沌を泳ぐ」が、HRの話題で持ちきりだった2021年の夏、私はプログレスに入った。

 

アナログ人間な私は、HRに入るのも緊張した。

コミュニティというもの、中田敦彦さんの話しを聞く事がメインなんだろうと予想をしていたが、とにかく参加をする方向へとどんどん流されていく。

 

ツイッターを見た事もなければ、呟いた事もなかった。

FBのアカウントこそあったけれど、そこで誰かの投稿を見る事もなかった。

 

そう。

私はあっちゃんに叱られるタイプの、空を見てぼうっとしているのが好きなのだ。

 

ところが、ツイッターにアカウントを作らないとプログレス生活は始まらないと知り、冷や汗をかきながら前に一つ進んだ。

 

HRに入ると、メンバ―の配信を見るのが良いと知る。

FBが苦手だと言ってはいられない雰囲気だ。配信をのぞいてみると、目をキラキラした男性が熱血と叫んでいた。何を見たのだろうと、静かに画面を閉じた日もあったが、また前に一つ進んだ。

 

もっとメンバー同士で交流をと、ラウンジが活発な時期。

メタバースなど生涯関わることのないものと思っていた。プルプルするなと、あっちゃんにプルプル勢は喝をいれられる。

 

私としてはプルプルしてるのではなく、ただ単に泡を食っている状態で、アワアワしながらも前に一つ進んだ。

 

プログレスの歩みは止まらない。

今度はメタライフだと盛り上がっている。いよいよもうお手上げだ。

それを見越してか、クラス制度は整備され、そのおかげで私はクラスメイトに助けられ、何とかしがみついていられる。

 

デジタルというと無機質で冷たい世界だと思っていた中で、人の温かさを感じながら、また一つ進めた。

 

プログレスの激流に、私は混沌に溺れそうになる。

けれど火の玉を見続けていたら、想像もつかない光の場所に流れつく予感がする。

 

だから私は目を白黒させながらも、今日もカオスを楽しんでいる。

執筆者 | 22/11/19 (土) | コラムコンテスト


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