progressと私

執筆者 | 22/11/21 (月) | コラムコンテスト

夢、覚悟、未来、積み重ねた努力。そんなものが一瞬にして大きな音を立てて崩れていった。

その場所は奇しくも自らが愛してやまないハワイ。

コロナ禍、大統領選挙後ということもあり空港の税関はピリついていた。

そんな中、単独渡航の私は別室に誘導される事になる。

尋問の結果入国を許されなかった上に、まるで犯罪者のような扱いを受け、今後のアメリカ入国も厳しい状況となった。

当時ハワイの文化を軸にビジネスをするために動いていた私にとってこの出来事は人生最大と言えるほどの恐怖と挫折を味わった。

全てを失った…。

感情の整理に時間が必要と考え自営のサロンもしばらく休業。

YouTube大学に出会ったのはそんな時である。

「あいつらのアイデンティティーどうなっとんねん」

そんな感情からアメリカ史を勉強し始めたのがきっかけでそこからは言うまでもなく中田敦彦沼状態だ。

気づけばpgに入学し、毎朝のH Rが楽しみでならない日々が来た。

そんな日々で人間模様丸出しの中田さんに衝撃を受けた。

完璧の様に見えていた正にperfect humanが毎日何かに葛藤し挑戦している。

「まだやれることはある」と私は自らの人生をもう一度立ち上がり、戦い始める事ができた。

サロンの方向性とメニューもガラッと変え新たに歩み出した。

とにかく中田さんの火の玉を手本に授業内容はほぼ全て実践。H R内容も自分に置換えて落とし込んで行った。

事業は順調に進み、売上はどんどん伸びて今では仕入先に「よう流行ってはる!日本一流行ってるよもぎ蒸し屋さんゆうてもいいね!」と言って貰えるほど忙しいサロンに成長した。

が、故に交流やpgに貢献したい想いと仕事との葛藤で今悩まされる。

本来ステージに立ち目の前の人を笑顔にする事が生き甲斐という性である。

今は頑張り時だが、事業での夢も野望もある。

それが実現しpgに貢献できる時が来たら中田さんと同じステージでまた輝きたい。

 

執筆者 | 22/11/21 (月) | コラムコンテスト


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