あれは忘れもしない2021年の4月13日のHR。CVLのネーミングの発表の日。
私は素直に「お焚き上げしてほしい」とコメントした。
そうしたら、あっちゃんが拾ってくれて、衝撃の一言。
「それなら荒牧美知代さん、あなたがやってください。任命します」
あっちゃんから名指しされるなんて、後にも先にも私だけかも?と思うと、今は良い経験をしたと思うが、当時はただただ震えていた。
当時私は配信をしたこともなければ、introductionすら上げていなかった。動画を上げる、配信に出ることに強い抵抗感を持っていた。すごく怖かった。
そんな時、同じ部活のメンバーが「一緒にお焚き上げやらない?」と声をかけてくれた。
私はその時「え?そんな人いるの?」と思った。
私がしばらく黙っていると、そのメンバーは私と配信をやりたい理由、一緒にやるべき理由、pgtvの心理的安全性を丁寧に説明してくれた。
私は、清水から飛び降りる覚悟で「やります」と返事をし、準備に6時間、配信回数4回、配信時間合計6時間をやり遂げた。
すると、そこから景色が広がりだした。
始めたことで色々繋がっていく。仲間、認知、そして信頼。
人に貢献するパワーってすごいと思った。
よく、「お焚き上げをしてくれた人ですよね?」と交流会やクラスで声をかけてもらえるようになり、introductionも上げることが出来た。
でも知って欲しい。私は今だprogressでは、歌えない、踊れない、絵も描けない。喋れるけど映えない。正直自慢できるものは無い。
思わず無いものばかりを数えてしまう。
その時ふと、ジンベイのセリフを思い出す。
「ないものばかりを数えるな!今お前さんにあるものは何じゃ?」
私は大きな声で言う。
「仲間がいるよー!!」と。
仲間がいると、そしてその仲間を信じると、自分が何者でなくてもスポットライトが当たる日が来る。
そしてそれは明日かも知れない。