きっかけは、顔出し引退の前言撤回。中田敦彦さんのことはもちろん知っていたし、YouTube大学も見ていました。当時、精神科病院のソーシャルワーカーとして働いていた私は、仕事そのものにはやりがいを感じていたものの、日本の、田舎の精神科病院の現実に絶望していました。ワーカーなら組織や制度政策に働きかけて、権利擁護に向かって動くべき。でも、私にはその力がないという無力も感じていました。その時は吉本興業から独立しシンガポールへ行くという中田敦彦さんの、大きなものに巻かれず信念を貫く姿に、憧れを感じていたと思います。
そんな折、顔出し引退の動画が上がりました。内容も衝撃的でしたが、それを語る表情がいつもと違って気になりました。誤解を恐れずに言えば、職業的なアラームが鳴った、大丈夫かな?と。けれどそれは余計なお世話で、すぐに前言撤回の動画が上がりました。サムネからもわかる、何かを決意した目。引き付けられました。どうして自分は顔を出して喋らなければならないのか、今自己肯定感が爆上がりしている、そしてこれが俺だ!というメッセージ。完全に心を持っていかれました。もっと知りたい。それからトークCHの動画を大方見尽くし、pgへの入会を決めました。
入会後は毎日HRで何が語られるのか楽しみしています。時に俯瞰した鮮やかな分析、時にマッチョな考え、次回作に関する作戦、悩みや葛藤、ご家族やメンバーに対する信頼や愛情など、感動や爆笑とともに様々な気づきをもらっています。
中田敦彦さんやメンバーさん達の多様な生き方に触れ、私は入会から9か月後、勤務先を辞めました。4月からはまた生活スタイルも変わりますが、今は充電期間。毎朝zoomに入るのが日課です。私は人間や集団や人間の物語に関心があって、対人援助の仕事をし始めたので、中田敦彦さんから繰り出されるご自身のストーリーや、pgの組織づくりの話が興味深くてたまりません。これからもずっと中田敦彦さんとpgを見続けたいです。あっちゃん大好きだよ。