progressと私

執筆者 | 22/11/22 (火) | コラムコンテスト

第一回中田敦彦独演会。
池袋の待機列、螺旋階段を降りながら私はひどく後悔していた。

池袋の螺旋階段は同窓会のような賑やかさだった。
お互いをニックネームで呼び、近況報告をしあっている。
マスクの下が笑顔なのがすぐにわかった。

それまで中田さんしか見ていなかった私には、
誰がどんな活動をしているのか全くわからず、
ただただスマホを見ながら待機するしかなかった。

 

2021年8月に入学し、毎日HRを見れることが幸せだった。
授業収録を、トークチャンネルをzoomで見れる。
当時はそれだけで充分だった。

 

独演会が終わり、原液を全身で浴びた私は
この感情を共有出来る人が一人もいないことに気づく。
ここが凄かった!あの場面は良かった!
たくさん思うことはあったけど、心の中にしまうしかなかった。

 

それをきっかけに少しずつ、私のprogress生活が始まる。
クラスで発言したり、Twitterで感想を述べたり、
全体zoom交流会や同期会にも一年遅れで参加した。

 

第二回中田敦彦独演会。
誰が有名なのかわかるようになった。
zoomで毎朝見ていたみんながそこにいた。

 

cvl撮影会・win3撮影会
私なんかが行っていいんだろうかと思いつつ、参加できたとこが心から嬉しかった。
でも待機時間は誰とも話せなかった。
もっとだ。もっと友達って呼べる人を増やそうと思った。

 

第三回中田敦彦独演会。
初めてオフ会に参加した。
周りの優しさが嬉しかった。
会うのは初めましてなのに、話が弾んで驚いた。

 

オリラジアカデミー観覧。
二度目のオフ会と憧れの人たちと深夜のタクシー。
感動を共有できたことが涙が出るほど嬉しかった。

 

そして今。
まだまだ欲望が尽きない。
中田さんに貢献したい。いつしかそう思うようになった。
私の歩みは遅いかもしれないけど、できるところから始めよう。
進んでいくからprogress。この言葉に背中を押してもらいながら、歩み続けたい。


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