progressとわたし

執筆者 | 22/11/22 (火) | コラムコンテスト

2019年後半、まだメンバー数が600人程の頃だったと思う。
乃木坂の幸福洗脳の店舗の裏で、10~20人の観覧を集めYouTube大学の授業収録がおこなわれていた頃の話。

 

確かある日のHRで、カフェをつくりたいという計画のとき、「観覧に行っても集まる場がなくて帰るしかないからPGで場所を用意して欲しい」という声があった。

 

あっちゃんの「カフェを作ったらこういうことできるよね。コンセプトはこう」などプラン自体には賛成で楽しみだったが、
メンバー同士の交流を、場所がないからできないなどと推しに言うの??という状況と要望には、かなり衝撃を受けた。


私は元々(今も)オリラジファンで、ライブの前後に仲良くなりたい人々と連絡とってオフ会や、ファンに呼びかけてなにか企画を立てる等していたので、余計にそう思ったのかもしれない。

PROGRESSはぬるいファンは来るなと発足した場所だったので、ビジネスマインドで自分で何かを企画実行するタイプが集まっているのだろうと思っていたのに、なぜ運営からのお膳立てを求めるんだと、その時は若干否定的に思ったものだった。

 

でも…だ。

でも、それは全然間違いだったな。と3年経った今PROGRESSをみて思う。

 

あの時私が思った範疇のままだったら今のPROGRESSの規模にはなってなかった。

今のような、みんなの居場所にはなっていなかった。

「仲良し」「仲間」が今ほどはいなかっただろう。

 

あの時のカフェは実現には至らなかったけれど、少しづつ場は作られ管理が行き届いていった。
PG内の仕組みも、新たなプラットフォームも、リアルな場所もどんどんできて整備されている。

そしたら、当時の私が想像しうる範囲とは全然違う世界が広がっていた。

きちんと場を作って提供してくれることで生まれる、気軽さと安心感の中で、一つ上のステージのより大きな交流ができるんだと知れ、その中の一員でいれることがとても幸せだ。


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