「あの日の衝撃」(progressと私)

執筆者 | 22/11/22 (火) | コラムコンテスト

2018年10月3日

その日,ラジオから放たれた強烈な「火の玉」が私を惹きつけ,progressへと繋がる最初の「衝撃」をもたらした。

 

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あっちゃんは,半年で終了する番組を「駆け抜ける」と宣言し,ただ一人,「狂気」を含む尋常ではない熱量で2時間以上しゃべり続けていた。

 

高齢女性リスナーからの「ゆっくり話して」というリクエストには「うるせぇ」と答え,前日に立ち上げた<幸福洗脳>Tシャツが1枚も売れてないから「買ってくれ!」と叫んでいた。

 

そこから,怒涛の半年間,毎週,試行錯誤を繰り返しては「前言撤回」するあっちゃんを追いかけ続けた。

 

2019年1月9日

前年の11月末に立ち上げたprogressに「53人」しかメンバーが集まらず,あっちゃんは「あんたがそのメンバーになるんだ」「俺にはあなたたちしかいないんだ」「progressに入ってくれ!」と必死に訴えていた。

 

しかし,その時は,あの熱量に自分がついていけるのか確信が持てず,あっちゃんを全力で応援する一歩が踏み出せなかった…

 

3月末の番組終了後,あっちゃんは公園で,ただ一人,スマホの前で話し始めていた。そこから,またあっちゃんを追いかけ続ける自分がいた。気が付くとあっちゃんはホワイトボードの前でスーツを着て授業をしていた。

 

2022年5月14日

その3年後,トークチャンネルのメンバーシップが爆破されるときに,あのときのラジオとまったく変わらない熱量で「progressに入ってくれ」と呼びかけ続ける本気のあっちゃんを見て,progressに入ることを決めた。長い時間はかかったけれども,ようやく自分の準備が整ったのだ。

 

あの衝撃のラジオから4年。いま自分はprogressの中にいて,あっちゃんの近くでその熱を肌で感じている。その熱は,あのときよりも「強く」,そして「優しさ」をまとっていて,とても暖かい。

 

まさみ


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