progressとわたし

執筆者 | 22/11/22 (火) | コラムコンテスト

私はずっと目を背けてきたことがある。
「麻衣が前に出てみんなを引っ張っていってほしい」
これは、いつどんな場所に行っても、誰かに言われるこの一言だった。
私は自分の持てるものへの自信が持てず、さらにはカッコ悪いことを引き受ける力もなく、ただただ、いつもヤドカリのように引きこもっていた。
一方で、どこかで自分を表現したい気持ちもあった。
とりあえずニコニコとしてその場をやり過ごすのだが、時々、どうしても居ても立っても居られず、率直に発言すると、相手を傷つけるようなことを言ってしまったり、関係性を壊してしまうような発言をしてしまうことも多く、人との関わりの苦手意識がどんどん増していくばかりだった。

しかし、「このままでは生きている世界が狭過ぎて窒息しそう」という感覚に陥った。そんな中、youtubeで目に入ったのが中田敦彦さん。
「どうしたらこんなにも堂々と自分の意見が言えるのだろう…?どうしたらこんなにも自分らしく生きられるのだろう」
気がついたらprogressにいた。
「これはもう人間性がバレる!というタイミングで表現したら、人生変わった」
この言葉をHRで聞いて、ハッとした。
私はいつまで怖がって生きていくんだろう。
もじもじ星人が一歩ずつ大海原へと飛び出し、見ている景色が一変した。
愛されたい。私を見てほしい。応援してほしい。この気持ちから目を背けて、いつまでも「私はどうやって生きていったらいいんだろう」と引きこもっていた。
もうここで終わりにしよう。
今、私には、応援してくれる仲間ができた。
22年5月15日入学し、私もpgに入学して半年が過ぎた。
半年の間に、これまでの私とは違う自分の一部が伸びていると思う。
これだけ変わったのは、あっちゃん、18組、Y2クラスの方々がいてくれたから。
私は自由に羽ばたき、時に穴に籠り、再びのびのびと羽を広げることができている。
これからも楽しく自分らしく生きたいと思っています。
笑顔と勇気を届けられる人になるために、目の前のことひとつひとつに取り組み、これからもプログレスしていきたい。

 


145 ビュー
40いいね!
読み込み中...