XENO~現状の課題解決策~

執筆者 | 23/01/25 (水) | クラス

1月26日時点
【サン・グイース教会はキリスト教であり精霊と無関係】
●精霊信仰との融和政策中
●オリビアは神への絶望する一方、精霊信仰にすがるようになる
●これまでの精霊への祈りが蓄積し奇蹟が発動
 
(歴史的背景)
帝国以前、セプテントゥリオは4つの民族が重なる緩衝地帯。
4つの民族は一つの精霊信仰の中にある別の精霊をそれぞれ崇める。
各族長は度重なる民族紛争を治めるために、精霊イレーネを祀る祠この地に建てる。
紛争が長引く際には、巫女が秘術により、族長の魂を入替え、解決策を話し合わせる儀式が行われていた。
巫女は術後、生涯独身の契りを交わし、死後、祠に祀られる。
 
グラキエス帝国は、セプテントゥリオの北方に興った国。
200年前に南下政策を取り、セプテントゥリオを首都に移す。
帝国国教は精霊信仰を異教として排除しようとするも反発にあう。
そのため融和政策に転換し、祠はこれを取り壊さず、その上にサン・グイース教会を建設。
しかし、長い時を経て人々の心から信仰は薄らぎ、伝承だけが残った。
 
(秘術の内容)
●なぜ、魂を入れ替えることが紛争解決になるのか?
本当に相手が憎ければ、入替り後自決すれば、相手の族長が死ぬことになる。
ただ、そうすると相手も自決するので共倒れ。
そのため真剣な話し合いができる。
●秘術の制約
入れ替える対象者を指差すことで発動
(険悪な関係の両者を引き合わせることが必要)
術前に7日7晩の祈祷が必要。
術後に巫女は精霊と共に生きる者として婚姻することができない。
  (大きな身体的負担により月経が止まり、子を為せなくなるため。
   呪術的なペナルティーがあるわけではない。)
 
(設定上の扱い)
地下霊廟は、長らく放置され司祭といえど足を踏み入れることはなかった。
しかしオリビアは、いつしか打ち捨てられた祠を清め、祈りを捧げるようになった。続く戦乱の中、神への絶望を深めていく一方、争いを諫めるイレーネの伝承にすがる思いで。
そして、弟の死。これをきっかけに夢でイレーネの声を聞くようになっていく。
 
(作中での扱い)
●教会に逃げ込むノエルを地下の霊廟に案内
 普段倉庫として使われており、霊廟自体は家具の背後にあり見えない。
 以後、教会内では他の修道士たちの目があるので、霊廟に匿われる
●霊廟に祈るオリビア
 弟の供養の祈りは、神ではなく霊廟に対して行われている。
●精霊の伝承
 オリビア、伝承を口ずさみ、神ではなく精霊の方が救いになるのかもとノエルにこぼす。
 (平和を導く、魂を入れ替えるが理解できる内容にする必要あり)
●夢遊病で彷徨うオリビア(ソレイユ誘拐前)

 霊廟で眠るノエルの下にやってくるオリビア
 (オリビア、精霊が憑依したようなことをつぶやく)
 翌日、目を覚ますと、これまで何度も目が覚めるとここにいた話をする。
●啓示を受けるオリビア
 ソレイユ誘拐後、昏睡状態になるオリビア。
 一週間後、トランス状態で起き上がり、処刑場につれていくように発言。
 ノエル、クラヴィス、ザフィーロが連れていく。
 ソレイユとロレッタの魂を入れ替える。
 
(参考資料)
原初年代記・・・ロシアの年代記
元はスラヴ神話を軸にしていたが12世紀にキリスト教化した流れが分かる。
 
ウラジミール1世・・・キエフ大公国をキリスト教化した人物
当初異教信仰を基軸に政策を行ったが失敗。キリスト教化を進めた。
 
 
 

1月25日時点
【戦争の理由】
宗教戦争。
帝国は、ある宗教圏の一部。法王より度々干渉を受けてきた。
この法王庁圏からの離脱をゼノが企図。
以前は外交により圧力をかわしていたが、死神憑依で戦争に突入。
2年目。仕掛けたのは帝国側。
【死神憑依の理由】
最愛の妻との死別。
ゼノの妃は敬虔な信者。法王庁の干渉が不当であること、ゼノの外交政策の必要性も重々理解。ただ信仰心と現実との狭間で葛藤を抱え、服毒自殺。
実際は、帝国側に戦争の口火を切らせるための法王庁側の暗殺なのだが、帝国側は気づいていない。
図らずも死神憑依によりゼノが侵攻を開始。
【ソレイユがゼノを狙う理由】
ソレイユは古代の魔術師が転生した姿。
死神の力が顕在化する度に封印することが使命。
ゼノが憑依されたことを知っており、近づく機会をうかがっている。
【精霊の秘術】
オリビアが精霊の奇蹟の儀を執り行う。
オリビアは、平和の女神イレーネを祀る教会の修道女。
女神イレーネは土着精霊信仰と帝国国教との融合でできた神。
土着信仰では、部族間の争いが長引いた際、族長の魂を一日入れ替えて事態終息の案を考える習わしとなっていた。
儀式は純潔の乙女が七日七晩祈りを捧げる。
巫女は幽体離脱し、思う人間の魂に触れて二人を入れ替える。
(発動条件)術者が目視できる距離に対象がいる必要がある
(リスク)秘術の後、巫女は生涯両眼の視力を失う。
古代魔術師のソレイユが、ゼノに近づくためにロレッタとの魂の交換をオリビアに要求。
ノエル、ザフィーロが危険すぎると止める。
ソレイユ拉致後、オリビア自身が決意。
ノエル、クラヴィス、ザフィーロが協力して、処刑場広場までトランス状態のオリビアを荷台に隠し連れていく。

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