金銭感覚

執筆者 | 23/02/02 (木) | コラム

※パンダ(青山慶子)さんに代わって、代筆しております。ご了承ください。

 

私の金銭感覚の原点になっているのは、お父さんの腰もみだと思う。

4歳のときに、お父さんが腰がいたくて踏んでくれって言われたのがきっかけで、100回踏むと10円もらえた。
小学校の頃はカレンダーに回数を書き込んで毎月1500円くらい稼いでいた。
それから、結婚するまでの26歳まで、お父さんの腰もみをしていた。
 
自分が汗水流して稼いだお金はすっごく大事にしていてがんばって貯金していて、
貯まったら、お父さんが競馬をやるので、その腰もみでためたお金をお父さんに貸して、
一万円だったら、2万にして返してもらった。
 
貯金して、投資して、増やす。
私の子供のころのお小遣いのやりくりはこんな感じだった。
投資は、お父さんが数学を使って確率で計算して、競馬を予想していたので、
確実に当たるっていうレースを確認して、お父さんにお金を渡して、増やしてもらっていた。
お父さんはすっちゃうこともなく、私から預かるお金はなくしちゃったらいけないから、
確実にもうかるレースにかけて増やして、儲かった分だけプールして、自分の競馬をしていたらしい。
私から預かったお金はお父さんなりに責任を感じて、大事にしていたみたい。
けいこから預かったお金だと、競馬は負けないっていうお父さんなりの法則があるみたいで
お父さんに投資しなさいっていつも言っていた。
 
父に言われた言葉で一番心に残っているのが、
「男は口に出しては言わないが、お給料をありがたく大事に使ってくれる妻に感謝するもんだぞ。
お前も結婚したら旦那さんから預かるお給料を大切に使える女になれ」
子供心に、ささっていて、私の金銭感覚のルーツになっていた。
 
私は家計簿を22年つけていて、父の言われたように、主人の稼いできたお金は大事に使うようにして、
毎月、収支一覧表を印刷して、どう使われているのか、報告している。
主人も、何に使われているのか知っているから、安心していて、
夫婦円満の秘訣になっている。
 
私は専業主婦で、外で働かないで家にいるけど、
子供のころも腰もみが、今の私にとても役立つことが多く、専業主婦にしてくれたんだなって思う。
 
パンダ
 
 
 
 
 
 
 
 

執筆者 | 23/02/02 (木) | コラム


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