どうも中村直樹です。
マザー・テレサが言ったとされる『思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。』について、自分なりに考察しました。
思考が変われば言葉が変わる
考えていることが言葉になるのは人と会話をしているとよく分かります。
逆に言えば普段考えてないようなことはなかなかはっきりと喋れないことがあります。
相手からの問いかけにも何となく相手に合わせるような対応になりがちです。
コミュニケーションとしては正解かもしれませんが、この人は自分の意見がないと思われる可能性もあります。
だからこそ、たくさん本を読んで様々なことを知っている必要があると思いました。
そうすれば、人との会話でも相手を立てつつ自分の意見もはっきりと言えるようになります。
言葉が変われば行動が変わる
有言実行は言わずともやるという不言実行をもじった言葉だそうです。
確かに行動を起こす際に誰にも言わずにやった方が失敗した時に恥ずかしい思いをしないで済みます。
ただし、いつでも止めれてしまいます。
一度言ったことはなかなか止めれないのが普通です。
だからこそ、普段から発している言葉がその人の行動になってくるのだと思います。
中田さんはすぐに良き方向に修正できてすごいわけですが、前言撤回も、普段からHRなどで思考を話しているから思い切って舵を切ることができるのだと思います。
普段発している言葉はその行動につながる良い例ですね。
行動が変われば習慣が変わる
行動を定期的に行うのが習慣です。
普段の悪い行いをしていれば、悪い習慣が身に付きます。
良い行いをしていれば良い習慣が身に付きます。
これは何も今日から何かを始めようと決めてやるのではなく、自然にできる一つの行動をただ繰り返すことが重要だと思います。
「よしダイエットをしよう」「よし毎日勉強しよう」と思いついたところで1週間も続かないのがほとんどです。
一方で、何気なくやっているトイレの掃除や知り合いにする挨拶などは、意識しなくても自然にやる行いです。
ダイエットも勉強も自然に行うことができればもはや習慣になります。
習慣が変われば性格が変わる
きれい好きな人は整理整頓清掃が習慣になっています。
怒りっぽい人は普段から愚痴や文句を言う癖がついています。
性格は価値観とも言えますから、育ってきた環境に大きく依存します。
三つ子の魂百までとはよく言ったものです。
性格を変えるには意思だけでは不可能に感じます。
何が良い性格で、何が悪い性格なのかは分かりませんが、きれい好きな人になりたいなら、まずは美しい環境をつくる必要があります。
怒りっぽい人になりたいなら、誰かに怒りをぶつけるしかありません。
このように普段からやっている行い、つまり習慣が性格を形成すると考えられそうです。
性格が変われば運命が変わる
運命が変わったかどうかはパラレルワールドを未来からみるしかありませんので、これは証明のしようがありません。
ただし、運命が変わったと思えるぐらい結果を残すことができたら、性格が変わったことが大きな要因だと考察するぐらいは可能でしょう。
例えば優しい性格の人が急に怒りっぽくなったら周囲の人はその人を避けようとするかもしれません。
結果的に孤独になったとしたら、この性格の変化が大きな要因だといえるでしょう。
逆に怒りっぽい人が優しくてきっちり約束を守る信頼できる人になったら、周囲に人が集まるかもしれません。
まとめ
順を追ってみると思考を変えれば運命が変わりそうな気がします。
これをマザー・テレサは「気をつけなさい」と言っていることもポイントかと思います。
変化は良い方向にも悪い方向にも起こります。
意識して良い方向に向かわなければ、悪い運命をたどることになりそうです。
普段から良い思考ができるように心がけます。