はじめに
「社会の歯車」という言葉を、なんとなくネガティブなものだと捉えていた。
自分は社会を構成する小さな部品の一部で、全体の動きを掌握する制御機器でも動力源でもない、影響力の小さい存在、という解釈だった。
果たしてそうだろうか。
PROGRESSに入会して気付いたこと
漠然とした理由ではあるが、私は、自分自身の変化・成長のヒントを求めてPROGRESSに入会をした。
Youtube大学のコンセプトである「学ぶって、楽しい」に、その答えがあるような気がしていた。
実際に、それまで興味・関心のなかった分野の話が面白い程頭に入ってくる中田さんの授業は、私の価値観を大きく広げてくれている。
中田さんには、教養として幅広い知識を吸収する事が、どれだけ楽しい事かを教わった。
しかし、PROGRESSに入会して7ヶ月、私はもう1つ大切なことに気付かされる。
「人から学ぶって、楽しい」 という事だ。
PROGRESSに入って徐々に分かってきたのは、メンバーの皆さんがそれぞれに異なる素晴らしい能力や魅力を持っていて、そのどれもが尊くて、その根底にあるその人の信念や情熱、あるいは失敗や苦悩の歴史の中にこそ、学びがあるという事。
かつて私にとって勉強とは、真面目に黙々と本とノートに向かい、頭に知識を叩き込むものであったが、そこで費やした多くの時間よりも、今、人から学び、そして学んだ事から何か行動してみるというスモールステップの方が、はるかに価値の高いもののように感じている。
歯車であることの本当の意味
私たちが歯車であるとするならば、この社会は、立体的にいくつもの歯車が噛み合って出来た、精巧な歩くロボットのようなものかもしれない。
一つ一つはただの歯車であるから、他の歯車の動きに合わせて回る事しかできないだろう。
では、歯車が意思を持つならば、どうだろうか。
当然1つの歯車が動きを変えようと踏ん張った所で、歩き続けるそのロボットがすぐに進む方向を変える事はないだろう。
しかし、私たちは歯車であるからこそ、その踏ん張った力は必ず重なり合った隣の歯車に伝わる。
小さなひずみがやがて大きな力へと増幅され、気付いたらそのロボットの進行方向が少し変わっている、なんて事もあるんじゃないだろうか。
そんな気がしている今、私は歯車として、人から受け取った力を、さらに勢いよく隣の歯車へ伝えたい。
私たちは歯車であるからこそ、社会に影響を与える事が出来るのだ。
このことを、私はPROGRESSから教わった。
一体私はどんな歯車になれるのか、これからも、人との関わり合いの中から探していきたい。
やっぱり、学ぶって、楽しい。
自己紹介
https://www.facebook.com/groups/282970169246035/permalink/769737997235914/
~出会いに感謝~