「本当に素晴らしい人はルールの中で最大限のパフォーマンスを発揮する」を格闘技マニアの視点から考察する

執筆者 | 21/05/05 (水) | コラム

どうも!元気ですかぁぁぁっ!!

ウォルクスクラスのよーざん(上ちゃん)こと上杉哲哉です。福島県会津若松市と栃木県日光市で行政書士事務所を経営している恐妻家の格闘技マニアです!

5月4日の朝の会で中田さんが「本当に素晴らしい人はルールの中で最大限のパフォーマンスを発揮する」という言葉を聴いて、格闘技好きであり、士業者である自分にとっては、すごく当然なことであり、すごく共感し、格闘技好きの士業者の観点から中田さんを応援したい!と思うほど感動しました!

いつもは、妻に「うるせぇ!しばくぞ!」と笑ってしまう朝の会も、今日は感動しすぎて涙していたら妻に心配から「すぐに泣くな!心配すんだろ!しばくぞ!」 といわれるくらい感動してまうほどでした!マニアックなところもありますが、応援したい!という思いでコラムを書きます!

配信コメントでやってしまいがちな文字壁のごとくの長さかもしれませんがお許し下さい・・・ウォルクス民なので(笑)。

ルールとはコンテンツを輝かせるために存在している!

自分は部活動では、PG格闘技研究会で活動していますが、格闘技の試合を楽しむために重要なことの一つ・・・それは、ルールです!

ルールとは本来、選手をしばりつけるものではなく、選手の安全を考え、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作るために存在しているものです。

よって、ルールの枠内で戦う時に、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境で試合ができるようになり、観客を魅了することができるようになるのです!

格闘技の事例から「本当に素晴らしい人はルールの中で最大限のパフォーマンスを発揮する」を考える

自分は小学校のころに、朝倉未来選手を見出したプロレスラー前田日明選手の異種格闘技戦を見て以来、格闘技が大好きになり、プロレスだけでなく、WOWOWで放送されていたリングス、ボクシングを見続け、大人になってからも、フジテレビで放送されていたPRIDE、K1をずっと見続けてきました。

たくさんの格闘技を見てきましたが、ルールがしっかりと執行されている時に、埼玉スーパーアリーナクラスの3万人規模の会場を満員にしてきています。

しかし・・・逆にルールがしっかりと執行されていない時は会場が満員にならないどころか、その後、格闘技イベントが完全に消滅してしまうようになります。

ルールがしっかりと執行された結果人気コンテンツとなったK-1とPRIDE

自分が大学生くらいのころに、K―1、PRIDEという格闘技イベントが常にドームクラスの会場を超満員にするほどに人気があったのですが、その時代、プロデューサーが両方とも格闘技経験者であり、レフェリーがしっかりとルールを執行していないと、すぐにレフェリーに警告を与え、出場停止状態にしてしまうなど、厳しい措置をしていました。

その結果、ルールの中で最大限のパフォーマンスをする選手たちが輝き始め、ヒョードル、桜庭、ミルコ、五味、シウバ(PRIDE)、ピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、武蔵、アンディ・フグ(K-1)と人気選手が最高のパフォーマンスをするので手に汗握り、最高におもしろいコンテンツとして視聴率も20%越えが当たり前になるなど、大人気コンテンツとなったのです!

人気者重視で不可解なジャッジが続いた結果消滅したK-1とPRIDE

しかし、自分が社会人になるころには、さらに人気コンテンツにしようと主催者が企て、K-1、PRIDE両方のプロデューサーが格闘技経験者でない通常のイベントプロデューサーなどが務めるようになっていきました。

その時代には、カリスマ的な人気のあった選手を無理やりにでも勝たせようとしてしまうあまりに、ジャッジが、人気選手に有利になるようなことが繰り返し行われてしまったのです(有名なのが、K-1魔裟斗選手への不可解な判定・・・詳細はプロレスリングシバターの魔裟斗選手へのメッセージを見てみるとわかると思います)。

レフェリーのえこひいきジャッジがあまりにもあからさまに行われていった結果、不利にジャッジされている選手だけでなく、反則やダウンが見逃されるなど有利にジャッジされている選手も観客を満足させるパフォーマンスができなくなっていきます。

その結果、格闘技の試合はどんどんつまらないものになっていき、結果として、k-1も、PRIDEも運営会社が倒産し、格闘技ブームを終焉させてしまったのです。

これは考えてみれば、当然なのです!ルールって最大限のパフォーマンスを行う環境づくりのためのものだからです。よって、ルールを守ろうとする意識がない選手やジャッジの存在は、最大限のパフォーマンスを阻害する存在でしかないのです!

ルールの具体事例の成文化の難しさとジャッジメントの重要性⇒ルールにより最高のパフォーマンスを創るカギ

とはいえ、中田さんも言っていましたが、なにがだめな事例なのかなど、ルールの具体的な事例の成文化は簡単ではないです。

日本の法律も、法律の条文を最高裁判所などで先例で判断することを重要視しているように、具体的事例というのは状況や時間軸によって変わるので簡単ではないのです。

格闘技においても、ルールの原則を現場のレフェリーとプロデューサーが適用判断していくので、レフェリーやプロデューサーの存在の腕が高い時ほど面白い試合が増えています!

つまり、ルールとは、ジャッジする責任を持つ人の判断がとても重要になってきます!

オーナーでありPROGRESSのコアバリューを定めた中田さんが具体的事例を成文化せず、その都度判断していくというのは格闘技ファンの視点からすると当然のことであり、それこそ最大限にコンテンツを光らせることも当然なこととして感じています。

だからこそ、自分は中田さんの今回のルールについて語った時、改めて、中田さんのことを心から応援したい!って強く思いました!

中田さんの武道館ライブも、ルールに忠実だった格闘技イベントがかつて武道館クラスの会場を満員にしたように、ルールを中田さんが判断するようになってこそ、武道館ライブへの近道があるように感じます!

強権的なことではなく、私たちがPROGRESSを自由に楽しむためにとても大切なことなのです!

中田さんのいっていた言葉「本当に素晴らしい人はルールの中で最大限のパフォーマンスを発揮するだろうし、そのルールを穏当な手段で変えれる。」を、格闘技好きの士業者の若干偏見もあるかもしれない観点から語ってみました!

執筆者 | 21/05/05 (水) | コラム


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