コーディネートで失敗しない法則

執筆者 | 21/05/05 (水) | コラム

こんにちは、20211月入会アリスカーナ所属の石倉軒瑞(けんずい)です。

現在PG内では「CARL VON LINNÉ 」のアパレルブランドプロジェクトが非常に盛り上がっていますね。

まだ商品開発の前段階ですが、今後商品を購入される予定の方、普段コーディネートで悩んでいる方に向けて、今回はコーディネートで失敗しないコツについて自分なりに研究した結果をお伝えしたいと思います。(あくまで個人的見解です)

その前にまだ「おまえ誰やねん」状態なので、まずは簡単に自分のファッション経歴について紹介させてください。

僕がファッションに興味を持ち始めたのは高校3年生の時です。

きっかけは進学大学が立地している表参道に初めて訪れた時。

日本一オシャレで、キラキラ芸能人達も大好きなこの街に、当時の僕はほぼ部活帰りの全身ジャージ姿で乗り込み、完全に過去からタイムスリップしてきた少年状態になりました。

あまりの場違い感に恥ずかしさを覚え、速やかに退却したのを鮮明に覚えています。

この強烈な経験から身だしなみの重要さに気づき、ファッションの研究を始めました。

大学時代は約1年間古着屋でバイトし、商品販売だけでなく洋服の買付や価格査定まで経験させて頂きました。店内には常に100を超えるブランドの商品が並べられていて、ブランド名を覚えるだけでもどの大学の授業よりも鬼でした。

大学4年次に念願のロンドン留学が実現し、ずっと憧れていた本場のファッションを肌で感じることができました。当時は食費を削りながら服を買いまくって、栄養失調になりかけました。

 

前書きが長くなってしまいましたが、ここから本題に入ります。

まず前提として、僕はファッションに正解はないと思っています。

みんなそれぞれ好きなスタイルがあって当然、自分のスタイルを追求することで個性を表現することができます。

でもこれが割とハードルが高くて難しいです。

僕はファッションに対する考え方は以下の3タイプあると考えています。

ガチオタタイプ

自分の世界観とスタイルが明確に確立されていて、周りの目を気にせず個性的なファッションを好む上級者。人と服かぶるのを極めて嫌う。暇さえあれば服のことを考えている。

量産型タイプ

そこまでこだわりはないけど、自分に似合う服はなんなのかある程度把握している。とりあえず流行に乗っかってユニクロ・GUなどで安く買うのが楽しい。またはハイブランドを買いまくる。気づいたら他の人と洋服被りがち。

無頓着タイプ

服なんて着れればなんでもいい。同じものをとりあえず5着ぐらい買って使い回し。服なんてただの布。ハイブランドの1万円Tシャツは意味がわからん。

 

僕はほぼガチオタタイプですが、おそらくほとんどの方は残りの二つのタイプかと思います。これから紹介するコーディネートの法則はその二つのタイプ向けなので、ガチオタタイプの皆さんはこれ以降の文章を読まなくても大丈夫です。笑

 

これから紹介する法則は、上級者オシャレさんになるためのものではなく、あくまで「ダサくならない」ためのものです。

この法則を守れば、「オシャレだね」と言われるかは保証できませんが、「ダサいね」はなくなると思います。

 

コーディネートで失敗しない法則とは

①シンプル重視

②キレイめカジュアルのバランス

この2点だけです。詳しく説明します。

 

シンプル重視

Simple is the best

全身柄物で派手な格好より、白Tにデニムズボンのようなシンプルな格好の方が圧倒的に好感度が高く、万人受けしやすいです。

ただし欠点としては、シンプルすぎると地味になりがちで他人と被りやすいので、腕時計やアクセサリーなどをつけて差別化を計りましょう。

夏は特にシンプルな格好になりがちなので、1個アクセサリーを付けているだけで、「この人はオシャレを気にかけている」という好印象を与えられます。

 

②キレイめカジュアルのバランス

ここが肝心部分です。

まず「キレイめ」「カジュアル」ってなんぞやを図で表しました。

コーディネートにおいて、このキレイめカジュアルの両方をバランスよく取り入れることが最も大切です。

例えばキレイめのものだけを着ると、決めすぎて堅苦しい印象になります。

逆に全部カジュアルなものを着ると、子供っぽく見えてしまいがちです。

日本のファッション市場では比較的にカジュアルなアイテムが多く、何も考えずに服を買うとどうしてもカジュアル寄りになる傾向があります。

なので常にキレイめとカジュアルを55の比率を意識してコーデする必要があります。

一例として中田さんとマコなり社長さんの対談動画を見てください。

https://www.youtube.com/watch?v=Us33jZ8ODVs

この時の両者のコーデが見事に上記の法則に基づいています。

ネイビーのジャケット(キレイめ)、白Tシャツ(カジュアル)、黒スラックス(キレイめ)、スニーカー(カジュアル)

 

いかがだったでしょうか。

基礎となるこの法則をしっかり意識してコーディネートすれば、悩む時間も減りますし失敗する確率もグーンと下がります。

ぜひこの法則に従って、これから生まれる「CARL VON LINNÉ 」の新商品を共に楽しんでいきましょう!

執筆者 | 21/05/05 (水) | コラム


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