僕のPROGRESSライフを変えた1本の動画の話

執筆者 | 21/05/09 (日) | コラム

突然だが、僕のPROGRESSライフを決定付けた一つの動画の話を本日させて頂きたい。

 

願いを叶えてお星さま~恋も私もキラキラしたい~(通称:ねがほし)

この作品を知っている人は今のPROGRESSにどれだけいるだろう。

良知 真由美さんが旗振り役となり、PROGRESS Introduction(当時はMOVIE)に投稿された12分41秒のショートドラマである。

https://www.facebook.com/lachimym/videos/908334969687393/

 

新型ウイルス流行から数年後、授業も交友関係も全てオンラインの世界。

そんな中、主人公の星流きらりは、自身のキラキラネームに長年悩まされていた。いつまでもウジウジと悩んでいると、人気LIVE配信者の若様に恋をする。彼のため、自分を変えるべく奮闘するサクセスストーリー。

(引用)

 

ドラマ自体の完成度も非常に高く、多くの打ち合わせや撮影に時間を要したに違いないと思わせる映像作品だ。

また主題歌の『チグハグなありがと』は今でも根強い人気を誇り、昨晩のMidnight Cruise #119でも熱狂的な盛り上がりを見せた。

https://www.facebook.com/100021434389662/videos/878326062891865

 

 

だが今日僕が話したいのはドラマや主題歌の魅力についてではない。

そもそもドラマ『ねがほし』や主題歌『チグハグなありがと』を語るには僕よりもふさわしい人がたくさんいる。岡本裕樹さんとか。

 

プロジェクト『ねがほし』の大まかな流れとしては以下の通りだ。

 

・PROGRESS TVにて出演者トーク。(出演者お披露目会)

・同日の23時にPROGRESS MOVIEにドラマが公開。主人公のきらりがLIVE配信を開始するシーンでドラマが終わる。

・翌日17時に主人公の星流 きらり(良知 真由美)がPROGRESS TVにてLIVE配信。

 

 

PROGRESSとドラマの内容が融合しているような内容で、星流きらりのTV配信には多くの視聴者が詰め寄せた。

だが一番最初の、出演者トークこそが、僕に衝撃を与えた配信なのだ。

https://www.facebook.com/100006861247931/videos/2563546730550677/

 

圧倒的に輝いていて、多くの有名人が一堂に会しているのである。

僕がPROGRESSに入会したのが2020年5月6日で、出演者トークがあったのが丁度1か月後の6月6日。

入会してわずか1か月の僕でも顔を知る、話したこともコメントで返信し合ったこともない、いつも配信で見ているあの人たちが同じ画面に収まっている。

また14名という、現在の規模で鑑みても大人数の配信だが当時はかなり衝撃的だった。

 

この人たちには『繋がり』があるんだ。

気付けば僕は食い入るようにスマホ画面を見ていた。

華のあるメンバーに、大規模な企画。そして圧倒的な告知力。圧巻だったが、それ以上に僕の脳を支配していたのは「この場所に立ちたい」という強い願望だった。ラグナリオの血が騒ぐとでもいうのだろうか。

ここから僕のPROGRESSが始まったと言っても過言ではない。

 

 

微少だが「何故僕は呼ばれなかったんだ」と悔しい想いがなかったといえば嘘になる。

当時僕はTV視聴の廃人のような状態で、コメントを打つのが楽しくてしょうがなく、様々な配信にお邪魔していた。

『ねがほし』の何名かの出演者には多分顔も覚えられていたと思う。

またラグナリオで飲み会幹事を任されたのもその少し前で、自慢ではないがめきめきと頭角を現している実感がある時期だった。

同じ飲み会幹事で僕が大好きなひらみんもその場にいたのも悔しさに拍車をかけた要因かもしれない。

 

 

ただ、考えれば当たり前の話である。

ドラマが公開された6月6日時点で僕がめきめきと頭角を現していたとしても、その日にドラマを作ったわけではない。

撮影はもっと前で、打合せはその更に前で、企画が発足した当時はきっと僕はPROGRESSに入会すらしていなかっただろう。物理的に選ばれるわけがない。

 

だが頭で分かっていても、感情は追いつかない。

これはもう走っているプロジェクトだ。僕は入れない。でも羨ましい。

だから、次にこういったプロジェクトがあれば、僕は是非その場所にいたい。僕は「そういった立ち位置でありたい」といった、執着ともつかない強い衝動に支配されることになった。

 

 

あの日から、やがて1年が経とうとしている。

もう執着も衝動に突き動かされることもない。

最初こそ衝動的だったが、やがて純粋にPROGRESSを楽しむようになった。

配信にお邪魔すると僕の名前を認識してくれて、歓迎してくれるメンバーが多くいる。

年末特番でも大きな企画を任せてもらった。

生憎『ねがほし』のようなプロジェクトに呼ばれることはなかったが、それはもうどうだっていい。今の僕にはみんながいる。

 

もはや『ねがほし』は僕にとって衝動の原動力ではなく、綺麗な思い出に昇華された。

『チグハグなありがと』を聴くと、執着に突き動かされて動いていた頃の自分を思い出す。悪い思い出ではなく、青春を思い出すような感覚だ。

 

僕一人だけが知っている青春。

しかもこの青春は終わらないのだ。

 

終わらない学園、ネバーエンディングスクール。

なんだってできるのだ。

今日は何をしよう。


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