こんにちは。木谷卓哉です。
PROGRESSには2021年1月入会し、間もなく5ヶ月。
この記事を書いている今、
TV配信したい気持ちと、配信したくない気持ちを持っています。
配信したい理由と配信したくない理由
配信したい理由は、3つ。
1つ目は、名前や顔、話し方などからコメントでは伝わらない僕を知ってもらいたい。
2つ目は、スタジオ観覧者に選んでもらえるように中田さんに覚えてもらい、観覧の仕方を部長から学ばせてもらいたい。
3つ目は、配信する側の気持ちを経験して、配信を見る視点を変えたい。
そして、その配信したい気持ちを上回る配信したくない気持ちがあります。
1つは「一人だと何を話していいか分からない」
もう1つは「自分には話すことがないと思っている」
それらが大きな理由です。
自分は何タイプ?
中田さんはHRでご自身のことを「ピッチャー」と言っています。
初回からゲームセットまで一人で投げ切って勝利する完投・完封するピッチャーです。
分析力がそれほどない僕でも、間違いないと言い切れます。
そんな僕が自分のことを分析すると「キャッチャー」なんですね。
自ら一人喋りで何かを発信していくことは得意ではなく、
インタビューのように相手の話を聞いたり、
聞き役が必要な人の役に立つことで、自分の才能が発揮することが出来ると思っています。
誰かと一緒なら聞き役としては力を発揮できる気がしているのですが、
僕のことを知らない人が、僕と話したいと思う分ワケがありません。
ないものさがし
「自分のことを知ってもらうために、何か配信しよう」
そう思い、自分が知っていることや学んできていることで、誰かの役に立てることは何だろうと考えていたんですね。
そして出てきた答えが、沢山の「ない」でした。
「話すことが上手ではない」
「プレゼン資料を作ったことがない」
「OBSも使ったことがない」
「カメラやマイク、照明など配信環境が整っていない」
「そもそも、時間もない」
ないないないないない。。。。
行動する前からやらない理由ばかりに目を向け、それを正当化。
自分には「ない」ものが沢山あるからこそ、人の素晴らしい魅力に気づけるのですが、
それ以外の得意なことを見つけられない自分と向き合うことになりました。
ピッチャーの才能ゼロのキャッチャーなのか?
「何かをしても、何もしなくても、あなたの魅力は変わらない」
「心地いい自分のペースで」
人には本気でそう言えるのに、聞くことしか出来ない自分自身には言えなかったんです。
いや、人に言っている言葉は、自分自身が必要としている言葉。
「TV配信しなくてもいいですよ」
「HRや廊下で交流するだけでも十分楽しいですよ」
PROGRESSではそう言われているし、確かに今でも十分楽しい。
それでも、何か1つくらいはあるはず。
そして、なんとか絞り出して見つかりました。
それが「英語」でした。
(英語?!)
ご存じの方もいるかと思いますが、PROGRESSには英語が出来る方が沢山います。
・仕事にしている方
・海外に住まれている方
・すでに英語の配信をされている方
・英語ネイティブの方
英語力、説明力、人望、配信力
全てにおいて、圧倒的な力の差がある人たちがいる土俵。
天使と悪魔のやりとり
「おい、よりによって英語かよ。そんな凄い人たちがいる中で英語の配信って何をする気なんだ!
やめておけ! 他のを探せって!」
「いやいや、他の人のことは気にしなくてもいいのよ。好きなら配信してみなさい」
「ほほう。好きにしてみればいいじゃないか。好かれようとして嫌われたらPROGRESSに居づらくなるぞ!」
「あなたももう知ってるでしょ。PROGRESSには一見怖そうな人はいても悪い人なんかいないじゃない」
「2分30秒の何の見栄えもしない自己紹介動画に2日半かけるし、Keynoteも使ったことがないのに、なに背伸びしてんだよ。無理するなって!」
「自分の出来る分野を先に配信している人がいて、被るから配信していない人たちが他にもいるのよ。あなたの一歩がその人たちの後押しになるのよ」
しばらくの間、天使と悪魔のような存在が交互にささやいていました。
とりあえず過去のTVでの配信内容と自分が伝えたいことが被らないのを確認。
その後、Keynoteでプレゼン資料を初回分を作ってみました。
他の人なら1時間で出来そうなものを、1日以上かけても出来ない状態。
気分を変えるために、OBS配信に必要なインターネット速度を調べ、今のインターネット速度を確認。
上りの速度は、5回計測して、10mbps~50mbs。
かなり波はありますが、無理ではなさそうな感じなのかな。
行動する前に考える癖
あっ、なるほど。
こうして調べている間にも、配信している人はとりあえずして、ダメだったら別の方法を試しているのか。
行動する前から、出来るか判断してる自分がいることに改めて気が付きました。
「とにかくやって、それから考えればいいんだよ!」
いつかの中田さんの言葉が聞こえてきました。
Let’s try anyway.(とにかくやってみよう)
TOEIC試験対策で有名な単語帳の一番最初に出てくるフレーズまでも聞こえてきました。
そうこうしているうちに、Keynoteそっちのけで、何も考えずにコラムを書き終えようとしている自分がいた。
このコラムが書けたのは、自分にはないものがあったから。
動画の準備にそんなに時間をかけてしまう僕は、
動画で表現するピッチャーに憧れる、文章で表現するキャッチャータイプなのかもしれない。