ひろちゃんの気になる情報室 〜変態の戯れ言〜

執筆者 | 21/07/06 (火) | コラム

自分の良さを知りたい、教えてほしい・・廊下に流れる切実な呟きに共感できない自分、それはいつものことだけど、長い年月を経て「焦らないで、きっと自分の中にあるんだから」若い方を応援したい気持ちになってることが嬉しかった。それは私が成熟していると思えたから。。

子供の頃から、分からないことがあると、どうしても気になってしまい、他のことがどうでもよくなるのだ。子供の頭では分からないのが当たり前なのに、???・・ホントに変な子供だった。

大人や性格判断テストで協調性がないと言われ続け、それを理解できずに???なまま成長し、大学の同級生と会話してても共感できずに困ることもしばしば、そんな時、あるテスト中に衝撃的な経験をする。

今までなんとなく暗記した公式の意味が突然過去問と関連してることに気づぎ、頭の中が痺れるような、強烈な快感を味わったのだ。「あぁ、そーゆーことか!」理解できた喜びが身体中を駆け巡り、身体中が嬉しくて震えているような感覚、きっとこれは危険なおクスリと似た作用かと思うくらい、頭が冴えきって快感を味わいながらテストを終えた。そのテストは満点で、それ以前単位スレスレだったので教授が驚いてカンニングを疑った?

その後いろんな本を読み、それはスポーツ選手が「ゾーンに入る」感覚に似ていて、その感覚を身体に染み込ませる為に過酷な練習をする話、生まれて初めて心の底から共感できた。

こうして情報収集大好き変態な自分は、今も???なことをなんとなく調べて、点と点がつながって線になり、時に広大な面となる時に、頭の中を快感が駆けめぐり、幸福感で満たされる・・私が何かを理解したところで世界は変わらないし、他人に褒められることもなく、どうってことはないけれど、その情報が他の誰かに「ありがとう」と言われると、ただ嬉しくて・・それで十分だと思ってる。自分の快感が主で、感謝されることはオマケでいい、それくらいゾーンは気持ち良いのだから。

結局、才能より自分のゾーンを見つけることが幸せじゃないかしら? 誰かに褒められることや認めてもらうことを求めると、一生懸命やった結果が思ったほどじゃなくて傷ついたり、否定されて心が折れてしまうんじゃないかしら?

頭で考えるより、日常生活の中で身体が「ゾーン」に入って震える瞬間を見逃さないよう、他人の目ではなく、自分の身体を意識してはどうだろう?

その予兆は小さくて、最初はなかなかつかめないかもしれないけれど、何かをしてる時(歌を歌う or 料理中 or 映像編集中 or イラスト描き etc.)に頭の中で、身体の奥で、ふるるっと震える瞬間があるはず・・

・・なーんて、情報収集大好き変態の戯言でした?

✳︎「だから変態って・・」白い目でみるのはご勘弁くださいませ?‍♀️


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