2020.11入会の北尾亜希子です。
香川県で小中学生対象の個人塾をやっております。
宿題の記憶
私が小学生・中学生・高校生だった頃の宿題の記憶・・・正直ないんです(*´-`)
つまり宿題がしんどかった記憶はありません。
小学生の頃は公文をやっていました。今は「公文って宿題が多くて大変」とよく聞くのですが、私は嬉々としてやってたような気がします。おかげで今も計算はそこそこ正確で早いです(^ ^)
昔より宿題って増えてるんですかね?どうなんでしょう?そこのところはよくわかりませんが、自分の子供の宿題を見てると、小学生だと習ったところのドリルや漢字の書き取りなど「そりゃこれくらいで出るよね」って感じで内容を見ると納得です。中学生も同じような感じです。多分昔と違うのは小学生だと『自主勉強ノート』なるものがあり、「毎日1ページ・テスト前はテスト勉強に使う」というパターンが多いのではないでしょうか?これも私的には納得です。でも「宿題が多い」「宿題が大変」をよく聞くような気がします。私の私見ですが、子供より親が大変とよく言ってるような感じです。それを子供が聞いて、「宿題大変」と言ってるのかなと思っています。子供は比較対象を持っていませんが、親は自分の記憶と比べることができますもんね。
親が大変
親が思っている以上に子供は親の意見に左右されていて、そしてよく見ています。なので子供の前で勉強や学校の批評・批判をしないで欲しいなと思います。勉強に対して前向きな意欲的な子は、おうちの方と懇談会等で話していても前向きな明るい会話がほとんどです。(子供の勉強・学力の話題以外の世間話でも)一方意欲的でなく言い訳の多い子の保護者は会話に不平・不満が多いです。やはり『子は親の鏡』なんですね。親を映しちゃいます(´o`;
宿題は何のため?
さて本題です。宿題は何のためにあるのか。宿題を出す側から言うと、『学習を定着させるため』『家庭学習の習慣をつけるため』です。理想は、毎日決まった時間・決まった場所で勉強に向かう。その時机の上は片付いていること。(勉強に関係のないものは置かない)勉強は環境づくりも大事です。テレビのついてる部屋で、もしくはYouTubeを見ながら、では集中してできるわけがありません。勉強は解き方さえわかればできるようになる(だから塾に通わせる)と思っている方が多いですが、そんな簡単なものではありません。解き方は、小学生の場合ほとんどの子が知っています。なのに解けない子がいるのはなんでか?定着していないから、テストの時に頭の引き出しから解き方が出てこないのです。
|
この流れをスムーズに行うために訓練、つまり宿題が必要なのです。
1度教えてもらっただけじゃ頭の引き出しに入らない、もしくはどこの引き出しに入れたかわからなくなったと言う人もいるでしょう。そう言う人は宿題をする時に教えてもらった時のノートやワークを見返し思い出さなくてはいけません。それをするのが宿題です!「面倒だから」で放置すると、頭の引き出しに入りかかった“かけら”さえ逃して、理解するチャンスを失います。
宿題は学力を身につけるチャンスです。適当にやってしまってはもったいない!と言うのが私の考えです。適当にやるのも、集中して解くのも、時間がかかると言う点では一緒。だったら身につくやり方をしないと損です。適当にやると結局間違いも多く直しが追加されるので、トータル時間がかかります。
だったら、短時間!集中!得点アップ!学力アップ!です (^O^)/
宿題は有効活用しましょう!利用しないともったいないですよ。
お読みくださりありがとうございました。