営業日誌20210919:独創性を求められてるって話

執筆者 | 21/09/19 (日) | コラム

皆さんこんにちは。
2020年6月入会、ウォルクスの田畑達也(たばたつ)です。
 
以前、職場のミーティングでこんな発言をした“えらいひと”がいました。
「業務改革は若い人ならではのアイデアをどんどん出してもらって・・・って社長が言いました」
 
そのときはうんうんと思って聞いていましたが、よくよく考えてみると若干腑に落ちないところがあります。
 
「若い人の柔軟な発想で~」とか、よく聞きますよね??
どうして大人たちは何かあるたびにこのような発言をするのだろう、と不思議に思います。
 
何をもって「若い=発想が柔軟」といえるのか、
逆に「年寄=発想が硬い」=新しい価値観や思考法を取り入れる努力が不足しているということを認めることになるのでしょうか?
 
これだけ世の中が日々激しく変化している中で、当然会社も変わらないといけないわけです。それは理解していますが、「何をどのように変えるか」という部分を「若い人の柔軟な発想」に手放しで頼るのはいかがなものか。
 
えらいひとが想定しているのは、パッと見天才的な若手社員が、ポッとつぶやくように発した独創的で斬新な一言を実際にやってみたら飛び抜けて成果を出せるようになった。。。みたいなシナリオなのでしょうか…?
 
しかしながら、そんな天才的な人材はおそらく早々に他社に移るし、そういう「飛び出てる杭」の言うことを聞き入れる文化がゴリゴリの日本企業にあるのか疑問です。
 
私は職場で2番めに若いですが、独創的かつ有効なアイデアを出せるほど経験を積んでいないし、そんな機会あったかなぁ…と悩みます。
 
本気で若いエネルギーを業務改革に繋げたかったら「社長がこう言ってた」ではなくて、例えば若者だけを集めた直轄チーム作るとか、やり方があると思うんですよね。
 
あとは、一人歩きしている「コンプライアンス」の理解を偉い人が改める。
 
PGの心理的安全性がそのまま会社にも移植されればいいのに(´∀`*)
 
みなさん今日もご安全に!!

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