note版 PROGRESSマガジン 1ヶ月の振り返り

執筆者 | 21/10/24 (日) | コラム

こんにちは、桑原麻利萌です。

学校新聞的メディアPROGRESSマガジンを始めて一年二ヶ月ほど、それをnoteへ移行して一ヶ月弱が経ちました。(これについて詳しくはこちらの記事に経緯を書かせていただいています。)

この一ヶ月の振り返りを共有したいと思います。

note版 PROGRESSマガジン
https://note.com/pg_magazine

バランス

YouTube大学などサロンの外では強さが全面に出ている中田さんを見れますので、「PROGRESSマガジンでは、強さ以外の面を伝えたい」という思いがあります。

そのため、サムネイルもマイルドさを意識したデザインにし、記事の内容も中田さんの優しさや、PROGRESS人同士の繋がり”“あたたかさなどにフォーカスして発信しています。

YouTube大学では学び足りない人、いわゆるビジネスマインドや向上意識が高い人や活動的な人だけがいるコミュニティではなく、「色んな人がいる温かいコミュニティ」と伝えられたら、と思っています。

ただ、あまりにもメンバーの楽しそうな情報を出し過ぎると、今度は逆に仲良し感から、内輪ノリに見えたり「既に仲良さそうだけど馴染めるかな」と不安に繋がる場合もあります。中田さんを賛辞するメンバーの声だけたくさん載せてしまうと、「中田さんの熱烈なファンだけがいる宗教的なサロン」と思われてしまう可能性もあります。

なので、なるべくフラットな目線や温度感が本当に大事です。匙加減は難しいですが、常に意識していたいところです。

スピード

PROGRESSはとても流動的です。

新しい流行語などのトレンドの移り変わりも激しく、コンペや何かの募集なども立ち上がっては一週間ほどの募集期間だったり、中田さんの前言撤回もあり、とても変化があるサロンです。私はそれが面白いと思えますが、人によっては、或いはタイミングによっては、情報を追えないプレッシャーや疎外感などで疲れてしまうこともあるかもしれません。

PROGRESSマガジンは元々、そのフォローアップのために作ったものなので、noteに移行してからも、根本のその意識は持っていたいと思っています。

サロン内の主要な情報PUBLICで分かり、マガジンはサロン内の雰囲気や温度感というところを伝え、メルマガがそれを補填していく、という連携を目指しています。

そういう意味では、一度作った記事を世に出すタイミングを失う場合も今後有り得るとは思っています。

実際、「授業収録の回数が週1回になりましたやっぱり週2回に戻りました」ということが数日で起こりますし、過去のマガジンでも公開するタイミングを失って消した記事も有ります。今後もそういうことはあると思います。

例えば「こういう記事を上げる予定です」と事前に予告したとしても、「やっぱり上げるタイミングは今じゃないから辞めます」となる可能性もあることを思うと、ストック記事を作りながらも実際に公開する判断、順序やタイミングなどはまだまだ手探りです。

セカンドクリエイター

PROGRESSマガジンはセカンドクリエイターを募集しています。ラジオのハガキ職人のようなイメージです。主には、ホームルームや授業の感想ツイートを掲載させていただいています。

セカンドクリエイター登録していない方でも、例えば「#すごいよPG」の声は一部掲載させていただいたり、メンバーインタビュー記事や、誰かからのお勧めのコラム、メンバーのイラストなど、ご本人の許可を得て掲載させていただいたり、ということを少しずつやっています。

noteに移行する前からマガジンは毎週更新し続けて来たので、流動性への対応やスピード感への耐性はありますが、先に述べたフラットなバランスも保ちつつ、「みんなの参加要素」も入れるのがこのマガジン2.0としてのテーマでも有ります。時間を掛けてでも、参加できる要素は今後も考えていきたいです。

私自身まだまだ至らない点が多いのですが、スモールスタート・スモールステップで進めていきながら、長期的にみんなで楽しめる要素が散りばめられたメディアとして育てていけたら、と思います。

ボリューム

流石に記事が全く無い状態で「シェアしてください」とは言いづらいので、今月は一先ず、色んな切り口の記事を投稿して、方向性を示すことからだな、と思いコツコツ作って投稿してみました。

PROGRESSの魅力は多いので外に伝えたいことは多々有りますが、何でもかんでもお店の棚に並べてしまうと雑多に見えてしまい、特に押し出したいものが隠れてしまいます。

これは「混沌を泳ぐ – PROGRESS STORY –」を書いていた時にも考えたことでした。

内容や発信するボリュームは、自分の思い入れの度合いよりも、「最も伝えたいところが伝わるように」というところを忘れないでいたいと思います。

ぼちぼち記事の数も増えてきたので、メルマガ(PROGRESS LETTER)のほうでも掲載して貰ったり、サロン外の知り合いで興味を持ってくれた人に「こういうコミュニティだよ」とシェアしやすいものは段々と作れてきたと感じています。

この辺りは広報チームとしても、方波見さん・若林さんと話し合えましたので、また別途コラムを書きます。

余談:note更新とCVL運営を通して

CARL VON LINNÉのカプセルコレクションにて、ニットやネクタイをご購入くださった方は、本当にありがとうございました。

PROGRESSマガジンはあくまでも私の興味がエンジンで、無理のないペースで継続することに重きを置いていますが、CVLは、とても大きな責任を感じながら関わらせていただいています。

一つ一つの発信に色々な配慮やリスクヘッジを考える必要があり、それでいて全体のスケジュールも掛けられるコストも踏まえる必要があり、チーム内の連携や意思疎通も必要で、チーム外からの声も聞く必要があり、改めて、コミュニティの中で責任ある何かをしたり、みんなで一緒に何かをしたり、発信側の強さによる影響など、様々な難しさを感じています。

サステナビリティについての捉え方は本当に様々ですし、「そもそも服を作らないほうがサステナブルだ」っていうコメントは、PROGRESS内でもYouTubeでも有りました。

HRで中田さんの「相手を傷つけるかもしれないから電車でお年寄りに席を譲らない、というのは違う」というお話、「日本にいる時の発信は周りの目を気にして窮屈さがあった」という萌さんのお話、それぞれとても心に刺さりました。

CVLCVLにできることを一歩ずつやっていく所存ではありますが、生まれたてのブランドながら影響力がとても強い分、その力を正しくみんなや社会に還元できるようにする責任があります。

一人で進めていくこととチームで進めていくこと、ゼロから積み重ねていくことと一気に影響力を持った後のこと、note更新とCVL運営、それぞれを通して学ばせていただいています。

私自身がまだまだ未熟なので、もっとみんなに安心して応援して貰えるように頑張りたいと思います。

執筆者 | 21/10/24 (日) | コラム


152 ビュー
19いいね!
読み込み中...