期待をせずに応援できる人になりたいと思った話

執筆者 | 21/11/19 (金) | コラム

こんにちは、髙橋良平です。PROGRESS楽しいですね。HRもおもしろいし、いろんな人と交流も出来てサイコーです。だから「もっとPGを応援したいなー」と思っていたんですが、ふと気づきました。

「あれ?応援するって意外と難しくない?」

応援と期待はよく似ている

そんな風に思った理由は、「応援」と「期待」ってスゴク似ているけど、取り違えてはいけないものという気がしたからです。

例えば、こどもに「たくさん勉強して幸せになって欲しいから、良い環境を作ってあげる」のは応援です。でも「せっかく環境を用意したのに勉強しないなんて!」と怒ってしまうのは、自分の期待を押し付ける行為なのかなと思います。

ここでのポイントは、「応援」は相手の選択肢を増やすこと。だけど「期待」は相手の選択肢を狭めてしまうことです。「好きなように勉強していいよ」と「勉強しないとダメ」の違いですね。

期待と信頼も似ている

「期待」が悪いことのように言うと、違和感があるかもしれません。一般的には「あなたに期待してます」といった言葉は、ポジティブな意味になりますよね。

でも、期待という言葉の中には「あなたにこうなって欲しい」という、自分の願望が含まれています。それが強くなったときに、相手の行動を縛ってしまうんじゃないかと思うんですよね。

だから、そんなときは「信頼」という言葉を使いたいなーと思いました。「あなたに期待している」はプレッシャーをかけるけど、「あなたを信頼している」だと、もっと自由な感じがすると思うんです。

僕は「応援」が出来ているのか?

さて、ここで僕は自分の胸に手を当てて考えてみました。

僕はPGに入って、あっちゃんがいろんなプロジェクトを進めてることを知り、それを見るのが楽しみになりました。「強さとやさしさ」の間で揺れながら、最適解を探す姿勢に勇気をもらえます。

そして、僕はどちらかというと「強いあっちゃん」が好き。新しいプロジェクトが立ち上がり、情熱的に押し進めるフェーズに入るとワクワクします。やっぱり、これでこそあっちゃんだ! そんな気持ちが一瞬沸き起こったときに、気が付きました。

「…あれ?これもう応援が期待になりかけてない?」

あっちゃんは強くあるべきだ、なんて決めつけてしまったら、その時点で「相手の行動を制限する思考」に入りかけているのではないかと。

こう考えると、応援と期待って思った以上に紙一重なのかもしれません。大切な相手ほど期待してしまうし、重要なことほど相手に自分の考えを押し付けたくなってしまう。「期待」とは、なかなか厄介な感情です…!

もっと上手に応援できる人になりたい

11/18のHRでも話に出ましたが、岡田斗司夫さんは「オンラインサロンは長く運営するほど難しくなる」なんてことも言っています。それはメンバーをコントロールできなくなって、オーナーの自由がなくなってしまうから。なかなかショッキングですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=cYZ2MmbPlTg

もちろん岡田さんは、PGやあっちゃんのことを詳しく知っているわけではないので「そういう考え方もあるよ」程度に思えばいいことです。

そして、もうひとつ。あくまでオーナー視点でのビジネス論なので「メンバー側が自発的に成長する」という可能性は考慮してないように思います。僕はここに可能性を感じました…!オーナーがサロンをコントロールするだけじゃなく、メンバーの方から「応援力」をアップさせれば、PGをより楽しい場所に出来るだろうと!

そのためのひとつのコツが、期待という感情に気をつけること。「期待をせずに応援する。そしてそこには信頼がある。」そんな風にできたらいいなーと思ったわけです。

人を上手に応援するスキルって、PG以外でもスゴク役に立ちそうですよね。僕はPROGRESSについて考えることは、きっと自分自身の成長になると思っています。

そんな場所に居られていることに、今日も感謝です!

執筆者 | 21/11/19 (金) | コラム


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