「ロデリック・ランダムの冒険」にトライ

執筆者 | 21/11/26 (金) | コラム

こんにちは。
2018年12月入会、Wolxクラスのきっこです。

✶長編小説を借りてきた

先日、Barプロジェクトで、かっこいいバーの名前が決まりましたね。

   Roderick Random   

考案者はナムナムさん、The Adventures of Roderick Random という
イギリスの小説の主人公の名前が由来だそうで、
どんな小説なんだろう、と単純に興味がわきました。

しかし、ナムナムさんも読んだことがないとのこと、
また、Amazonにあるのは英語の原書のみ、
日本語版「ロデリック・ランダムの冒険」はすでに絶版で
古本も無さそうという状態だったので、
読書ブログの感想やあらすじを眺めて、へー、と思っていました。
(あらすじ)
https://www.honzuki.jp/book/234852/review/234322/

そんなことを廊下でつぶやいていたら、
図書館の蔵書を一気に検索できるサイト「カーリル」を教えてもらえて、
https://calil.jp/book/4870431475
借りられそうなところに蔵書があることがわかったので、つい足が図書館へ。

そして、日記的なメモを書いてみることにしました。

______

✶2021/11/24

なんとなく流れと勢いにのって、さっそく借りてきた。
読書ブログなどで長い小説だとは知っていたけれど
現物を見たら予想以上に分厚い!
文字も小さくて2段組み!
読むのに恐れをなすくらい!

最近読書をほとんどしていないので
2週間という借りている期間中にどこまで読みきれるのか、
せっかく借りたので、挑戦してみることにして、
そして進捗をメモ的に書いていこうかなと。

個人的なトライですが、2週間後、12/8の返却期限までにどうなっているか、
自分で楽しみにすることで、なんとか読み進めよう。
ということで、RR日記開始。

✶2021/11/25

・主な登場人物、目次、訳者あとがきを読む。
・ピカレスク(悪漢小説)、風刺、リアルな風俗風景、ユーモア、時事性を織り込んだ楽しい作品として人気を博したそうだ。
・翻訳は熊本大学の卒業生と大学院生で平成3年(1991年)から進めて1999年に出版と。大変な月日がかかってるんだなあ。

✶2021/11/27

・(日本語注釈より)
「ロデリック」はゲール語に由来するスコットランド語で「赤」を意味する。
「ランダム」は「行き当たりばったり」の意。
主人公の性格や運命と関連した名前。

・著者序文
とにかくこの著者は、世の中に伝えたい怒りや主張をたくさん持ってて、
それを小説にごりごりに押し込んだんだな、という印象が序文からあふれてる?

・全体的に、改行がほとんどなくて文字みっちりで、読みにくい~。
 これは日本語版だからなのかな~

✶2021/12/06

・電車に乗ってる間にじわじわ読み進めて、全69章のうち、ようやく32章まで。
 ロデリックランダムの生きている日々が描かれている。
 当時ってこんなに生きにくかったの、、、?
 ウソ、暴力、不衛生、貧困、、、文化やら人間の生活の質やらが、今の日本と違いすぎて
 読み始めはびびりまくり、でもそういう世界なのかあと、徐々に理解してきた。


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