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こんにちは、好きなチョコレートはホワイトチョコレートな桜井リエです。
前回の第1回目コラムでは、カザフスタンと日本のZ世代のデジタル格差についてお伝えしました。
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今回の記事では私が2016年~2017年に中西部のウィスコンシン州に留学していた時に経験した
「文化の違いによるZ世代の社会問題への意識の違い」について経験談からお伝えしたいと思います。
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前回はたくさんの方々からコメントを頂き大変嬉しかったです!
本当に感謝です。
【結論】
アメリカは個人主義の国であり、世代関係なく個人それぞれが自分の意見を持っていて、それを他者と日常で共有している。
アメリカのZ世代はFacebookやインスタで長文の投稿・短文+ハッシュタグを付けて、自分の政治・社会問題に対する意見を述べる事が多々ある。
TikTokの利用ももちろん増えていて、ショート動画で簡潔に伝える動画が人気ある。
例:ネイティブアメリカンについての発信をしているTikToker (@modern_warrior)
【キリスト教】
これからお話しするエピソードはキリスト教徒でなくても、
キリスト教のコミュニティがあるだけで、
どれだけ地元のコミュニティが社会問題・環境問題・人生の悩み等ディープな話をする機会が日常で与えられるのかお伝えしたいと思います。
アメリカ留学中に、外国人留学生のためにキリスト教信者のファミリーが毎週日曜日に教会に連れて行ってくれた後に、
彼女の家にランチに招待してくれていました。
多くて20人くらいの留学生が毎回来ていて、留学生と交流するのにも、アメリカ文化を知るのにも良い機会だったので私もよく参加していました。
また、キリスト教徒でなくても、留学生と交流がしたいアメリカ人もよく来ていました。
その教会では基本的に最初は、教会にいるロックバンドがクリスチャン系の音楽を弾いて、皆で立って歌い、その後に聖書にあるストーリーをステージにいる人が読みます。
そして、その聖書のストーリーから一体何を学べるのか、スピーカーがリードしながら皆で一緒に考えるのです。
それらのストーリーは今起きている社会問題や誰しも持つ人間関係の悩み等に繋げながら話していきます。
「毎週日曜日に地元のコミュニティの人と教会で歌を歌って、聖書を一緒に聞いて、人生について考える時間を持つ。」
これを毎週しているから、地元のローカルコミュニティは結束が強く、お互いを知れるし、話したことがなくても顔見知り程度にもなれるのです。
この教会での時間は大体1~2時間程過ごしていたのですが、
その後のクリスチャンファミリーのお宅でランチをする時に皆でその日に勉強した事を会話する事が多かったです。
同世代の大学生と毎週日曜日に、アメリカで起きている人種差別や、
その留学生がきている国(フランスやペルー等)で起きている人種差別のことなど、
私たちはクリスチャンではなかったけど、教会に行くことを通してその様なディープな会話をすることができました。
【大学】
教会だけでなく、大学のキャンパスでも、ニュースがあればインスタのストーリーにすぐ挙げている人がいたり、Facebookで長文投稿してその子の政治的意見を述べている子もいたり、友達が投稿しているからその投稿にもかなりのコメントがよく寄せられていました。
今でもFacebookのアメリカ人の友達の投稿をよく見かけますが、変わらずハッシュタグを付けながら長文投稿する子が多いです。
そして、アメリカの大学だと、高校から卒業してきた若い人達だけでなく、
・子育てが終わってもう一度大学に来たい30代女性
・大学でもう一度学びたいと思っている70歳のおばあちゃん
・高校を飛び級してきた16歳
等世代が幅広いので、その分会話も広がるのです。
講義後にも、この様に幅広い世代の人達と講義の内容を話したり、社会問題や環境問題にてついて話すことができました。
【大学での暴動事件】
丁度私が留学中にトランプ元大統領の選挙が行われていて、私の地域にはトランプさん自身が訪問するほどトランプ派が多い地域でした。
選挙中は大学内でのSnapchatは大盛り上がり!
誰しもがヒラリー・クリントン氏になると叫んでいた中で、トランプ大領領就任が決まり、次の日に大学構内でトランプ派と反トランプ派で意見の食い違いにより、かなり激しい喧嘩が起きてしまったのです。
その事件も大学内でかなり話題になり、「なぜトランプ大統領が大統領にふさわしいのか・ふさわしくないのか」についての議論はキャンパス中で盛り上がっていました。
【最後に】
日本で首相が変わった時に、こんな盛り上がりは絶対しないと思いましたし、「首相がふさわしくない」と思ってFacebookやインスタに意見を表明する日本のZ世代はどれだけいるのでしょうか?
少なくとも私は見たことがありません。
アメリカでは移民が多い事や、様々な人種がいることから、
日常的に社会問題を目の当たりにすることがありますし、
それを地元のコミュニティで話し合ったり、友達と議論し合ったり等できて、日本とは全く違う環境にあるのだなと感じました。
日本のZ世代もアメリカの様に、政治や社会問題を身近な人達と日常的に話すことができるような環境づくりができれば、日本はさらに素晴らしい国になっていくと思います。
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次回は「チェコ編」を執筆したいと思っています!