PROGRESSの各種メディア系コンテンツについて

執筆者 | 21/03/16 (火) | コラム

初めましての方もそうでない方も、こんにちは。2020年5月に入会した、桑原麻利萌です。
PROGRESSパブリックのリニューアルにあたり、初めてコラム書かせて頂きます。
先ずは方波見さん笹谷さん、お疲れ様でした。

パブリックが注目されると、相乗効果的にマガジンも注目や感謝をされることが多いです。
パブリックはその名の通りのインフラを目指していると思いますし、マガジンはほぼ私の趣味で更新しているメディアツールなので、個人的には恐縮なのですが、とても有難いことです。
なので、この場を借りてPROGRESS内の「公共性が高い」と言われているメディアを、紹介させて頂きます。パブリックについては次のマガジンの特集で扱うので、ここではリニューアルの魅力のみに省略させて頂きます。

●PROGRESSエクストリーム年表

Akiko Kawakkuさんにより毎月末に更新される年表です。
PROGRESSやオリエンタルラジオの歴史・最近の流れを知れます。
年表そのものもですが、解説がとにかく丁寧なので、新規入会されて間もない方は、是非ガイダンス配信と合わせて見て頂きたいです。
私は入会当初、何ヶ月も前のホームルームのアーカイブを遡ってオンタイムまで追いつき、コロナ前からコロナ期までの全体の流れを掴んで、エクストリーム年表で補完して、コメントで挨拶回りをしながらPROGRESSの雰囲気を掴んでいきました。
交流会やクラスや部活動やTwitterなどでの交流で馴染んでいくことに加え、歴史を知ることで更に、今のコンテンツや状況についての理解が深まります。

●Weekly PROGRESS

小原 匡博さんにより毎週日曜日の夜にTV配信されています。
個人的な印象では、今は公共的なメディアというより、小原さんの人柄に皆が集まって、一週間のPROGRESSを振り返りながらコメント欄で交流する場所という感じです。そういう意味でもPROGRESSの直近の雰囲気を掴めやすい配信なので、新規入会して間もない方、TV配信やコメントにまだ慣れていないメンバーさんにもお勧めです。
女性ゲストが招かれるとコメント欄が荒れがちになりますが、そういう形の交流です。

●ホームルーム議事録

複数のメンバー(Masaru Hisaedaさんや守田矩子さんなど)によって共同編集されています。
毎朝の中田さんのお話を、文字起こししながら読みやすくまとめるという、高度且つマッチョなことをしてくださっています。
私もマガジンを作る際にとても見やすく一週間を振り返れていますし、助かっているメンバーも多いと思います。
構成力を上げたかったり文字起こしの仕事に興味がある方や、何かの形でPROGRESSに貢献したいけれど何をすれば良いか悩んでいる方などは、お手伝いに名乗りを上げてみては如何でしょうか。
毎日のことなので人数が多いほど有難いと思います。

●お誕生日カレンダー

岡本希美さん・玉城 あれん 恒一郎さんによって作られた、PROGRESSメンバーのお誕生日カレンダーです。
メンバーであれば登録申し込み出来ますし、Googleカレンダーと同期して見れますので、とても実用性が高いです。
お誕生日を祝われて嬉しくない人はいません。
仲良くなるキッカケにもなりますので、どんどん活用してメンバーを祝っていきましょう。

●PROGRESS MAP

南 康文さんによって作られた、PROGRESSメンバーのお店のMAPです。
一年近く前に開発されたので存在を知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、凄いツールです。
「自分はお店を経営していないから登録出来ないので関係無い」と思わず、遠出する際の参考にしたり、メンバーに会うだけでない貢献が出来るキッカケとしてや、或いは離れていても同業者や近しい業種のメンバーを見つけて交流するキッカケとしてなど、積極的に活用すると良いかと思います。

●ちゆさんのリンク集

ちゆさんことYuko Iwakaiさんが個人的に収集していらっしゃるリンク集です。
PROGRESS本体のホームルームや企画スレッドや授業(YouTube大学の収録)などのリンク、オリラジに関する記事や、中田さんに関するYouTubeのリンクなど、とにかく膨大なデータベースです。
正直、この中では一番、狂気を感じます(←褒めています)。
「好きじゃなければここまでやれない」の代名詞みたいなもので、熱量に勝るものは無いのだと感じられます。
また、マガジンの編集で一番大変なのは、デザインやネタや構成よりも、アーカイブリンクを見つけて貼る作業なので、最もこのリンク集の恩恵を受けています。

●PROGRESS マガジン

上記の各メディアへのリンクを掲載したり、PROGRESSのコンテンツやコアバリューなどをひと目でチェック出来るよう構成している、毎週更新のメディアです。

昨年PROGRESSのメンバーが数百人から一気に数千人規模へと急増していくにつれ、ルールやコンテンツの改変が頻繁に行われた時期がありました。本当に数日ホームルームを見逃したら、何かが変わっているような状況でした。私も含めて多くのメンバーがPROGRESSにコミット出来る時間は限られていますので上手な距離感をはかりかねていました。
TV配信・Theater動画・Twitterなどの毎日の情報までは追えなくとも、あくまでPROGRESS本体や中田さん自身の活動の直近のことなど、「これだけはより多くのメンバーに共有したい」ということを助けるものとして、マガジンを企画立案して制作しました。賛同者を集めたり意見を聞いたりしながら8月に創刊し、現在まで毎週更新を続けています。

また、9・10月期のビギナーアドバイザーに選んで頂いた際、私が最初にやった事がマガジンの大幅アップデートでした。新規入会されて間もない方に「これを見ておけば大体分かる」と言えるくらいの情報の網羅と要約をしておきたかったからでした。
そのため、雑誌という読み物の側面よりも、ガイドマップ的な特性のほうが強いです。
本体のスレッドに置いて頂いているので、私自身の主観もあまり入れないように意識しています。

最初は皆で作れたら良いと思っていましたが、かなり流動的な特性があるので私個人で作りながら、何か困ったり悩んだら誰かに相談してみたりする方針で今は進めています。
その代替として、学園祭マガジンについては協力者を募って皆で作る体験が出来たので、良かったです。
PROGRESSマガジンも学園祭マガジンも、過去のアーカイブとして閲覧可能です。

●PROGRESS パブリックのリニューアルと、テキストコンテンツについて

個人的には、テキストコンテンツがとても好きなのと、こうしてストック型のメディアを続けて来たことで得られたものも大きいので、メンバー間でもTwitter以外のテキストコンテンツでストック型のものがあると良いなと、以前から思っていました。
ただ、Twitterでもコメント欄でも、批判的だったりネガティブな印象を他者に与える発言も時々見掛けます。
「そんなつもりは無い」と言うのは簡単ですが、ネットニュースなどもそうです。テキストは、書き手が思っている以上に読み手に攻撃的な印象を与える時もありしますし、交通整備が難しい側面があります。
そこをサブスクの導入で整備を試みた点が、パブリックの最も凄いところだと思います。

また、他のメンバーが類似のものを作っても、恐らくこんなに人が集まりません。
方波見さんの熱量と人柄、これまでのパブリックで積み上げて来たものがあってこその形だと思います。
コミュニティー内で目立ったり頼られたり慕われたりしたいと思った即物的な行動に走る人は、どうしたって出て来ますが、結局一番凄い人は、「皆のこと・全体のためのことを考えて実行出来る人」「継続して積み上げて来た人」だと改めて感じました。

それは普段のコメントなどでの小さな発信でもそうで、皆のためになるツイートをしている人や、自分だけのアピールよりも皆のツイートや配信にコメントをしようと行動している人、治安良く安心して過ごせる雰囲気を意識している人、その一人一人の積み重ねで今のPROGRESSがあるのは間違いありません。
全員が発信側でも受信側でもあり、誰かのアドバイザーでもメディアでもあるのが、コミュニティーですね。
そうして今後も進化し続けていくPROGRESSが楽しみです。

ここまで読んでくださった方は、ありがとうございました。

 

くわはら まりほ

執筆者 | 21/03/16 (火) | コラム


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